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無料診療のお礼で出会った農薬不使用「フィリピンコーヒー」


無医村でボランティア活動をする旦那さんがきっかけでコーヒーに出会う


「私の夫Johnはフィリピンで眼科医をしておりまして、
人助けをすることを使命としており、教会の中に設置したクリニックでは無料で診察、
必要な方にはクスリの処方を行っています。
その他通常のクリニックもありますが、お金が払えないから助けないというのは
人としてあり得ないという考えでやっております」

やがて、フィリピン各地からクチコミで患者さんがやってくるようになった。
またフィリピンでは医師はお金の払える人のいる
都市部に集まってきてしまっており、
田舎の方では医師がいないということが起こっている
という。

「夫は定期的に医師のいない田舎に行っては数日~1週間くらい滞在し、
一気に診察や手術を行うということも無料で行っております。
貧しい患者さんというのは農家の方が多いのですが、
お金の代わりに枝付きのバナナやマンゴー、
生きた鶏…これはさすがに受取れませんでしたが、
そんな様々なものを日々いただくことがあります。
日本で育った私は新鮮なバナナやマンゴーは
お金よりも貴重でむしろ、うれしく思っております

ある時、庭で作っているというコーヒーの生豆を診療代に
と数キロ持ってきてくれた患者さんがいた

「数年前のことなのですが、その時私はコーヒーは頭の痛くなるものとして避けておりました
夫もコーヒーにはこだわりがなく、どうしようかと知り合いの焙煎士(日本人)のところへ持っていきました。
するとその方が
『こんな新鮮な豆は日本ではまず手に入らないし、味わえないですね』
とコーヒーを飲んでおっしゃり、
私たちも飲んでみると本当に“新鮮”だと分かる、
フルーティーで美味しいコーヒーで驚いた
のを覚えています。
と同時に、なぜこのおいしいコーヒーがフィリピンのカフェで
出されていないのか(基本輸入豆のコーヒーを提供)、
また日本に入ってきていないのか、
そして農家さんがお金がないのか色々と不思議に思いました」という。

フィリピンコーヒーとの出会いと会社設立

 この2年前のコーヒーとの出会いがきっかけで、
夫婦でフィリピンコーヒーにハマった。
なんとかこのコーヒーと農家さんが日の目を浴びることができないかと考え、
日本でこのコーヒーを販売しようと会社を設立。
そして同時期に
フィリピンの貿易産業省がコーヒー、カカオ、ココナッツの『3C』を
積極的に輸出していこうというアピールしている
ことを知り、
産業省の人と知り合うことになった。

会社設立は2017年の12月の終わりだと語る出品者さん。

「夫は相変わらず地域に行って無料で診察を行っているため、
1年のうち3分の2はフィリピンにいます。
日本では展示会やイベントに参加し
フィリピン産のコーヒー、カカオ、ココナッツをメインにアピールしていますが、
常に魅力的なものを見つけていきたい
と思っている」

会社運営は旦那さんがメインで、商品発掘などは奥さんがサポートしているという。

自然のまま育った無農薬のコーヒー

 フィリピンで作られているコーヒーは基本的に小規模農家であり、
農薬を買うようなお金はなく、恵まれた気候もあり、自然のまま育っているという。

「おかげで普通のコーヒーでは頭が痛くなったり、
動機がしてしまう私でもそれが全くなく、
自然で美味しいコーヒーだと素直に感じました

しかし、悲しいことにフィリピンは歴史的にスペインやアメリカに統治されてきた国のため、
彼らは自国のものに全く自信を持っておらず、
輸入品が素晴らしいと頭に埋め込まれてしまっています」

 そのため、フィリピンでは「フィリピンコーヒーなんて」と下に見てられており、
そのため農家さんから高く買っていく方がほぼいないのだという。

「私たちはこのコーヒーを日本の方に飲んでもらい、
日本の方に美味しいと言ってもらえれば、農家の方はもちろん光栄に思いプライドを持つことができますし、
日本で飲まれているならと一般のフィリピンの方にも認められるだろうと思い、
コーヒーについて色々勉強を始めました。
またこのままだとコーヒー農家さんたちはお金にならないと
コーヒーを作ることを辞めてしまいますし、
遺伝子組み換えでない貴重なコーヒーは守っていかなければならないと切実に思っております。
事実農家さんの高齢化は進んでおり、子供たちに継がせたくない、
子供も継ぎたくない、ということが起こっております」

町単位で味が変わるフィリピンコーヒーの奥深さ

 コーヒーについて調べていくと、フィリピンでのコーヒー栽培地というのは
北のベンゲット州とインドネシアに近い南の
ミンダナオ島に大きく分かれていることを知りました。

「また町ごとにコーヒーの味が違い、
北の地域は軽い口当たりですが南のコーヒーは
インドネシアのマンダリンのような重さのある(フルバディ)コーヒー
だったり、
とそれぞれに特徴があるため、一色淡にフィリピンコーヒーというのでなく、
それぞれの地域の名前もアピールしたいと思っております。
今年は縁あってミンダナオ島のアポ山というフィリピン一標高の高い山で
作られるコーヒーをまとまって仕入れることができました

昼夜の温度差が激しく、霧がよく発生する、
コーヒー栽培に適した場所で日本人の指導のもと完熟した果実のみを摘み取り、
豆の選別をきちっと行った質のよいコーヒーです。
ぜひ安全で自然のままに育った、アポ山のコーヒーを皆様に味わっていただけたらと思います」

最後に、「コーヒーの利益の10%は農家の方々への診察や手術の費用として、
夫のメディカルミッションの活動費に充てさせてもらいます
」と出品者さんは微笑んだ。

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