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夫婦で栽培する奇跡のぶどう。本当に必要とする人に安心して食べてもらいたいから一切妥協しない。ぶどう栽培の常識を覆す「宣言」とは。


数年前に、日本一の清流とされた四国の吉野川。
その源流地域にある農園で、美味しいぶどうを生産されている、山中さんご夫妻。

今ではワイナリーも構えるほどの立派なぶどう農家さんである山中さんですが、
実は、もともとは会社員。

奥様のご両親が大切に守ってきたぶどう園を、結婚を機に会社員だった山中さんが継ごうと決めました。
それまでは福岡県でビル管理のお仕事をされていて、農業とは全く別の世界にいらっしゃったのですから相当な覚悟です。

「素人だったからこそ、ぶどう栽培の常識を無視できたんです。それが試行錯誤の始まりでしたけどね」と
農家に転身した頃を懐かしそうに語ってくださいました。

農薬を使わない山中さんのぶどう

「たとえ1粒の実さえならなかったとしても、絶対に農薬を使わない」という宣言。

もともと、ぶどうの栽培では農薬や化学肥料を使うのが一般的。
むしろ、使わずに育てることが「非常識」とも思われるほど。

しかし、山中さんのぶどうは農薬も化学肥料も一切使用しない、
まさに「非常識」なほどのこだわりで栽培されています。

今まで通りの栽培方法、つまり農薬や肥料などにお金と手間をかけて栽培されている農家さんには
「お金をかけずに、収穫できると思っているのか」と投げかけられたことさえあると言います。
きっと周りからは無謀な挑戦と思われたのでしょう。

農業を知らないからこそ、工夫を凝らして試行錯誤。

初めの数年は、色々な方法試しては失敗、の連続。

良かれと思って考え出したアイディアが
土中のバランスを壊してしまい、スズメバチが大量発生してしまった年もあります。

途中で周りの農家さんにも「なんちゃって無農薬」と笑われたことも。

失敗をするたびに寝れない夜もあったといいます。
「自分のせいでこうなったのか?何か間違ったことをしているのか?」

でも山中さんは、妥協しませんでした。

農家ですから、お休みもありません。
そんな中、今では一人でハウスの補修もされるほどの大活躍の奥様と共に、
ご両親から受け継いだ、60年もの古木からできるぶどうを大事に大事に育ててきました。

農薬を使わない山中さんのぶどう

本当に価値のあるぶどうって?

旬の時期になると、TVで話題になる果物の初セリ。
皆さんも、ご覧になったことがありますよね。

1万円、時には100万円の値段がつく初物もあります。
でも、そんな値段がつく果物にだって農薬や化学肥料が。
立派に、そして形が整うように、自然ではない方法で人の手を加えられて育てられたぶどう。

かたや、決して安くはないし、大量生産は出来ないけれど、
自然の力を使って、化学農薬も使用せず、化学肥料も使用せず、
手間ひまかけて育った安心し皮ごと食べられる甘いぶどう。

皆さんなら、どんなぶどうを食べたいですか?

農薬を使わない山中さんのぶどう

重度の化学物質過敏症の女性が夢中でぶどうを頬張ってくれた

やっと、山中さんの苦労と努力が美味しいぶどうという成果になってきた頃の
印象的なエピソードを今回、教えてくださいました。

ある日、重度の化学物質過敏症にお悩みの女性が、旦那様と一緒に
山中さんの農園にいらしたそうです。

その女性は、空気中の化学物質にさえ反応してしまうが故に
食事や衣類も、とても制限されている様子でした。

農園にいらした時も暑い日というのに、マスク、メガネ、長袖のいでだち。
車でいらしても車外に出ることすらままならないように見えたそう。

そんな大変な状態でしたが、
山中さんのぶどうの話を聞きつけて、わざわざご夫婦で訪れてくださいました。

重度の化学物質過敏症と聞いて、自分たちのぶどうが、
果たしてその女性にも安心して食べられるか、確信が持てなかった山中さん。

何かあってはいけないと思い「まずは少し召し上がってみてください」と試食していただくことにしました。

そして差し出した数房のぶどう。数粒食べて、大丈夫ならいいな、と思っていたら
とても美味しいそうに夢中で頬張り、なんと最後には二房も完食されたそう!

そんな女性のその姿をみて、驚きと共に、とてつもない嬉しさがこみ上げたと言います。

今まで、恐る恐るしか口にできなかったであろう、「食」を
こうやって何も心配することなく、美味しく食べてくれたその姿に、
これまでやってきたことは間違いじゃない、
絶対に他のお客様にもわかっていただける、喜んでいただける、そう確信したそうです。

農薬を使えば、安くぶどうを提供できる。
また、農薬を使ったとしても、化学肥料を使っても、高く販売することだってできる。

でも、本当に安心なものを求めてる人たちに届けたい、その思いから
ただただ、まっすぐに、化学農薬も化学肥料も使用しないと決めました。

たとえ、ぶどうが1粒も出来なくても。

どんな美味しいぶどうのお話かな、山中さんのお話をワクワクしながらインタビューさせていただきましたが、
このエピソードを聞いて、感動で涙を堪える自分がいました。

私が心震えた、その感動を多くの人にお伝えしたい。
心から思いました。

甘くて美味しい、そして何よりも、安心して食べられるぶどうを通じて
そんな山中さんご夫妻の思いと努力、ぜひ、感じてください。

農薬を使わない山中さんのぶどう

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オーガニック農業100%を目指すブータン王国。幸福の国で出会った、国産を凌ぐほどの香り高い松茸を日本にも広めたい。

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