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ある日、顔にくろずんだシミが広がり顎が真っ黒になってしまった驚愕の理由を知って私がとった行動とは。


世の中には、多くのオーガニックスキンケア商品が出回っている。

もちろん、各社真剣に取り組んで良い商品を作ろうとしているのは確か。

しかしながら、その加工工程や原料が完全なオーガニックかどうかは、とてもわかりにくい。

ここに注目し、本当に安心安全な化粧品を消費者も伝えていくために、
日本オーガニッコスメ協会を立ち上げ、さらにオーガニックコスメメーカーを作った水上(みなかみ)さんにお話を伺った。

顔が真っ黒になった、30代後半での出来事。

30代後半の頃、当時は、一般的な化粧品を使っていました。

それほど化粧品を使っていなかったときには、とくに目立つ肌トラブルはありませんでしたが、
あるときから美容の仕事に関わり、しっかりとメイクをして、夜はそれを落とすようになりました。

それから半年たった頃、ある時自分の顔にくろずんだシミが広がっていることに気づいたんです。

だんだん、顎の方から真っ黒になっていきました。

びっくりして、そこで初めて化粧品に向き合って見たら、石油だとわかったんです。

顔に石油を塗っていたんだ!とびっくりしました。
私は顔半分で済みましたが、顔全体が真っ黒になってしまった方もいたとわかりました。

首と顔の色が何か違うなあと思ったら、それが化粧品による肌トラブルの前兆です。

そこで化粧品を全てやめて、スキンケアは食べられるものでないといけないとわかったので
オリーブオイルと蜂蜜を使おうと、直感的に決めました。

治るまでかなり時間がかかったので、ある時はずっとマスクをしていました。

当時、髪の毛も長くって、まるでその姿は「口裂け女」。

辛かったですね。

自然のものに接してから、7年経ってようやくシミが少しずつ減っていきました。

畑も、農薬を使っていた畑が無農薬に変えた後、農薬が抜けるまで6-7年かかるといいますよね。

自然も人間も一緒だとわかったんです。

畑も良くない農薬使いすぎると虫もいなくなります。

一見キレイなように思いますが、それは健全ではない状態。

顔も一緒で、自然界にない合成成分のスキンケアで必要な菌がいなくなってしまう。

だから今、乾燥肌って増えているんですよね。

「衣食住」のメディアから、オーガニックスキンケア開発へ

当初は、オーガニックライフに関する季刊誌「アイシスラテール」を発行していました。

「アイシス」は、エジプトの大地の女神から名前をもらっています。

昔から伝えられてきた、ナチュラルな食事や日用品を大切にしようというテーマの雑誌です。

続ける中で、食品では有機やオーガニックは広がっているものの、
化粧品やスキンケアではほとんど広がっていないことが見えてきたんです。

実は、自然食品を並べる店でも、食品はオーガニックなものでも、
化粧品となると、合成成分が入り混じったあやしいものが多く置かれています。

化粧品は成分が難しいため、自然食品店のバイヤーさんでも、天然成分を見分けることができないんです。

自身の体験も合間って、とくに化粧品について、安心安全な情報を世の中に流していく必要があると考え「日本オーガニックコスメ協会」を設立しました。

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本当に安心安全な化粧品を実現するために、「日本オーガニックコスメ協会」が作った会社

オーガニックコスメの見本となるような製造方法を提案するために会社を作りました。

化粧品を販売するというビジネスが目的ではなく、自分の経験から、本当に安心安全な化粧品を作る必要があると考えたからです。

その後、天然成分100%で作ったオーガニックコスメには推奨品マークを出すことにしました。
メーカーに対してではなく、製品ごとに取得できるマークです。

これまで日本オーガニックコスメ協会は、
ヨーロッパの認証団体「コスモス」の基準を発表する国際会議にも参加してきましたが、
そのうちにそれは、本当の意味ではオーガニックコスメの基準ではないと考えるようになりました。

コスモス基準では、いくつかの石油系の防腐剤が認められているんです。

それらの防腐剤は、旧表示指定成分であり、アレルギー性が高いと言われているものです。

2010年に5団体でコスモスは作られたのですが、コスモス基準のべースとなったのは、
5団体のひとつであるBDIH(ドイツ化粧品医薬品商工連盟)が作ったナチュラルコスメ基準です。

このナチュラルコスメ基準は、2001年に、ドイツの自然化粧品メーカー19社が集まって作りました。

もしこの段階で消費者が基準作りに参加していれば、私のような経験なども吸い上げられ、
石油系合成成分を一切、認めない厳しい基準になったと思うのですが、
そうはならなかったのは、メーカーだけで討議したからだと思っています。

日本は、天然成分100%のコスメを作る製造技術は、世界一

では、合成成分が無いと化粧品は、作れないのかといえば、無くても作れるんです。

特に天然成分100%のものを作るという点で、日本の技術はトップレベルです。

実は、オーガニックコスメという言葉は、世界でもっともはやく巷に登場しています。

まだ「オーガニックコスメ」という言葉が世界でも使われていなかった2001年に、
まさに「オーガニックコスメ」というタイトルの本が出たんです。

オーガニックコスメという言葉が、世界で浸透し始めたのは2008年頃からです。

日本はそういう意味では、オーガニックコスメ最先進国です。

ところでヨーロッパでは、天然成分である界面活性剤の石鹸シャンプーが作れないって知ってましたか?

ヨーロッパは軟水地域と硬水地域が入り混ざっているから、石鹸シャンプーの使用は、難しいんです。
それに比べて、日本は、ほとんどの地域が軟水だから、石鹸シャンプーを使うことができるんです。
日本オーガニックコスメ協会としては、日本にはせっかくいい環境があるのだから、
ぜひヘアケアからスキンケア、メイク用品まで、すべて天然成分100%で作っていきましょうと伝えていきたいと考えています。

本来、人にはキレイになる機能が備わっている。コスメは、それを支えるもの

本来、人の体には綺麗になる機能が備わっています。

化粧品は、その機能を助けるくらいで良いんですよね。

確かに、肌の酸化を止めてくれるのに役立つ植物があります。

美容に役立つ植物は何がよいかというのは、もう、伝統的に昔からわかっていますよね。

でも、過剰は何でもNGですよね。

今、私が一番、気になっているものは、合成シャンプーです。

髪は石けんで洗う方が本当は髪自体には良いんですよね。

合成シャンプーを使い続けると、髪が細くなってしまいます。

それは、合成シャンプーの洗浄成分である合成界面活性剤がたんぱく質を溶かしてしまうからです。

ずいぶん前のことですが、琵琶湖で「石けん運動」というものがありました。

合成成分の入っている洗剤やシャンプーによって、琵琶湖の環境が崩れてすっかり汚染されてしまったんです。

魚もいなくなりました。

しかし、石鹸はそのカスを魚が食べても大丈夫など安全なものです。

琵琶湖の汚染が酷くなってきた時期に起こったのが、「石けん運動」でした。

それによって、琵琶湖の水が以前のようにきれいになりました。

「人に優しいものは、自然も壊さない」という考え方が、オーガニックの基本ですよね。
特に女性には気づいて欲しいです


自分が育てるお子様にとって、何が良いのか。
合成の化粧品やシャンプーを使ってきた人は、お母さんになったとき、子供に合成の化粧品やシャンプーを使うことになりますから。

だからまずは女性が、合成化粧品や合成シャンプーの弊害に気づき、本当に安心安全なものを選べる目を持ってほしいんです。

ローズキンケアシリーズを買う
オーガニックスキンケアシリーズを買う

消費者の側に立って安心安全なものを普及していきたい。

メーカーというよりも、消費者の側に立って、安心安全なものを普及していきたいですね。

製造方法を見ていくと、ある人が天然成分100%で作ろうとして製造会社に行っても、
工場規制の製造マニュアルがあるので、防腐はパラベン、乳化剤は合成界面活性剤で作ると決まってしまっていたりします。

植物エキスを使っていても、結果的には、合成防腐剤や合成界面活性剤が添加されてしまうことがほとんどなので、本当に天然成分100%を作りたいのであれば工場選びも重要です。

たとえば、あるメーカーさんは、80社ほどの製造会社さんを回って、どこからも天然成分100%で作るなんて無理と言われたそうです。

でも、たまたま製造会社の中で興味を持ってくれた方がいて、出会えたことで、ようやく天然成分のものを作ったそうです。

それでやっと無理と言われ続けたけれど、「天然100%で作れる」ということが証明されたわけです。

日本オーガニックコスメ協会も、化粧品製造会社さんに理想を押し付けてばかりでなく、まずやってみようと考えました。

天然成分100%のものを作り、実際に市場に乗せてみることを、実験的にメーカーを作ることにしました。

もちろんパラベンはNG。

防腐剤は天然成分。

合成界面活性剤も使わずに天然成分で洗浄と乳化ができることを目指しました。

そして、ちゃんと販売することができるものを。

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オーガニックスキンケアシリーズを買う

天然成分での乳化ができずに苦しむも、2年の歳月で完成

安全なものだけで作りたくて、クリームの乳化が結構時間がかかりましたね。
2年ほどかかりました。

天然成分の乳化剤で安定させて、分離しないか見て。
合成界面活性剤を使えば分離しないし、簡単ですが、天然成分にこだわりたい。

天然の界面活性剤というと、レシチン、そして石鹸。

今、市場に出ている化粧品の天然成分による乳化剤というと、主にこの2つだけです。

クリームで乳化に使用するレシチンは、抽出方法において、化学的溶剤を使わない、遺伝子組み換え原料も使わないと決めていました。
実はレシチンは、ナチュラルなものは酸化しやすいんですよね。

でもあえてナチュラルなレシチンを使用して、クリームの保存期間も高くしてほしいと、
無理難題を製造会社さんにお願いして、時間はかかりましたが、実際にできたんです。

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安心安全のために、全て公開。オーガニックコスメの見本になりたい。

天然の防腐剤の内容なども全部公開しているのも、何よりも安全安心なオーガニックコスメを普及したいからです。

ビジネスというより、天然成分100%で作った化粧品が市場でも通用して、素肌にも体にもいいことを実際に証明していきたいんです。

植物には素晴らしい力がもともとあります。

その力を発揮させるには、合成成分が混ざっているコスメではダメなんです。

合成成分が植物の力を疎外してしまうので、植物が本来の素晴らしい力を発揮できないんです。

理想的なオーガニックコスメの見本になろうというのが基本精神ですね。
自然や植物の声に素直に耳を傾けて、植物の持つエネルギーを、みなさまにお届けしたいんです。

そうやって出来上がった最初の国産ローズのシリーズは、長野県のローズの有機栽培から始めて、
ようやく5年経って最初の製品を作ることができました。

植物が持つ力を引き出し、原料をすべて天然成分にこだわることで、肌の力も引き出す。
無農薬は当たり前。
そして野生植物が育つ環境へもこだわり、製造過程もこだわります。

そして何より、源はきれいな空気、水、土。
だから植物原料は、長野県や山梨県といった環境のきれいな場所で有機栽培しています。
自然の恵みを大切にしながら、きれいな大地ときれいな素肌を蘇らせたいですね。

多くのオーガニックスキンケア商品は、「オーガニック素材でとにかく美肌に」という流れが強いものも多い中、
原点に立ち返り、過度なことはせず、何よりも地球の恵みを使うだけでなく、
還元もしていきたい、そして有機農家を応援するという、本来“オーガニック”に関わる人々があるべき姿として、背中を見せている水上さん。

お話を聞いている間も、とても意思の強さを感じたと共に、商品を手にとってみると、
そのこだわりがぎゅっと詰まっているものの、シンプルにどこでも溶け込めるデザインが採用されていた。

見た目のオーガニックではなく、素材で伝えていきたいという想いも、商品パッケージからよく伝わってくる。

体によく、安全安心で環境への配慮もある。

人と自然が共存する良い関係性の背中を見せる彼らのプロダクトに、とても安心感を覚えるのは、私だけではないだろう。

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