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子供のアトピーから北海道へ移住。有機農法で育てた人参の1番美味しい瞬間を閉じ込めた人参ジュースとは。


今回お話を伺ったのは、
北海道の中富良野で多くの野菜を無農薬で育てていらっしゃる相内農園の相内さん。
IN YOU Marketに人参ジュースを出品していらっしゃいます。

口に入れられるものだけを使って育てられた本物の人参の味

 

実は私たちは、北海道生まれではありません。
今から25年前、東京から移住してきました。

きっかけは、息子の体調不良。
結婚後、間も無く生まれた息子はアトピー性皮膚炎でした。
さらに鼻炎も重なり、症状は悪化。
どうにかしてやりたい、代わってやりたいという気持ちは募れど
どうにもしてやれない日々が続きました。

人参ジュースを買う
そこで色々と調べてみることにしたんです。
病院はもちろん、本を読んだり、仕事と育児の合間を縫ってとにかく調べました。
そうして行き着いた答え、それがきちんと食べることでした。

その頃の私たち夫婦は、まだまだ若く、多少の無理もききましたし
ありがたいことに仕事も多忙でした。
そんな暮らしの中では、
きちんとしたものを健康な体で美味しくいただく
こんな基本的なことすら、ままならなかったのです。

息子の度重なる体調不良の原因も
彼がそもそも持っているものというよりは
私たち夫婦の食生活や生活習慣に強く関係しているのではないか、そう思い始めました。

とはいえ、いきなり生活を変えるのはなかなか難しいこと。
特に東京では、どうしても今の生活に引き戻されてしまう。
そう二人で話し合い、1からスタートするために思い切って移住を決断しました。

移住先に選んだのは、夫婦の趣味であるバイクツーリングで
何度か訪れたことのあった北海道
あの広々とした大地なら、のびのび子育てができる。
そして私たち家族の暮らしを変えてくれる、
そう直感的に思ったところもあったのかもしれません。

独学で農家になるということ

 

人参ジュースを買う

食生活や生活習慣を変えようと移住したわけですが、
当初から農業をしていたわけではありません。
もちろん、いつかはという気持ちはありましたが、
移住前もまったく別の職業でしたし、当面は暮らしていくのが精一杯。
しばらくは、別の仕事をしていました。
実際に農業に足を踏み入れたのは、北海道での暮らしにも慣れてきた頃。
すでに移住から3年経過していました。

しかし、いざ「やってみよう!」と意気込んだものの当時の農業はとても狭き門
行政や銀行などは、あまり好意的ではありませんでしたし、
見知らぬ土地でいきなり農業がスタートできるような環境はありませんでした。

ツテを頼り、色々なところに当たったところ、
十勝のとある農家さんから研修を受け入れてくれるという返事が。
ここが我が家の農家生活がスタートとなりました。

研修した農家さんは普通栽培だったので、
暇を見つけては無農薬栽培、有機栽培を独学で学びました。

3年後、独立。
当初は借りられる土地もほんのわずかだったので、施設栽培でほうれん草を育てることにしました。
もちろん農薬などは使わず、有機栽培で。
ほとんど初体験に近かったので、苦労も多かったですが
野菜に向き合う。手間と暇は惜しまない。
これだけは譲らずやろうと決めていました。
今振り返ると子供達もまだ小さかったですし、ただただ、無我夢中でしたね。

人参ジュースを買う

就農して6年、十勝から富良野への移住を決意。
やっと無農薬栽培、有機栽培のコツのようなものを掴みかけてきた頃で、
それと比例するよう畑もグンと広くなり、人参や玉ねぎ、豆やコーンなど、
多くの野菜を作るようになりました。
その数年後、現在の中富良野に農場を移し、今に至ります。

野菜は生き物。ポテンシャルはもちろん、
地域、環境、育てる人によって味が変わる。
十人十味なところが面白い。

 

例えば、同じ種をまったく同じ環境で、
同じ肥料を使い育てたとしても面白いことに微妙の違う野菜ができるんです。
それぞれに個性があるんですね。人間も同じですよね。それがとても心地いい。
個性を認めること、本来の姿、味を尊重すること。
これは無農薬栽培、有機栽培の大きな意味だと思っています。

とはいえ、無農薬栽培、有機栽培は手がかかるのも事実。
うちでは口にできないものは一切使用せず、野菜を育てています
その分、虫や環境に大きく左右されることに。

最も大変なのは、草むしり
雑草の凄まじい生のパワーには毎年、驚かされるばかりです。
人参はおよそ、9反の畑を手作業で草むしりしています。
抜いても抜いても生えてくる、まさにいたちごっこの世界。
それでも諦めずに、美味しい人参を作るため、地道に雑草を抜き続けます。

基準は自分たちが美味しいと思うか、欲しいと思うかどうか

人参ジュースを作り始めたのは、この中富良野に来てから。
何か、加工品を作りたい、
そう思っているときに生産加工業者さんと出会いました。

北海道は冬が長く、作物が収穫できるのは、年に1度だけ。
旬の美味しさを味わえる期間はとても短く、限られています。
1年中、旬の美味しさを楽しみたい。
安全な野菜を口にしたい。
そんな願いを叶えてくれるのが加工品だったのです。

人参ジュースを買う

 

使われているのは約3本半の人参

私たちが作る野菜はどれを取っても味が濃く、
本来の風味がきちんと楽しめるところが特徴。
人参やトウモロコシはとにかく甘い!これに尽きます。

加工品を作ることになり、まず候補に上がったのがジュース。
特有のフレッシュな香りと驚くほどの甘みが楽しめるうちの人参であれば、
必ず美味しいジュースになると確信がありました。

ちなみに1本500mlに対して、使用している人参はおよそ3本半
人参以外に使っているものは、広島産のレモンのみ。
砂糖なしでこの甘さは、うちの人参だからこそできると自負しています。

人参ジュースを買う
 

食べ物で培われる健康

 

 

きちんと作られたものを食べる、これは人生の基本。
そう、強く実感しています。
科学的な根拠はありませんが、
成人した息子も今ではアトピー性皮膚炎や喘息に悩まされることはありません。

健康な体があってこそ、仕事をしたり、学校に行ったり、泣いたり、笑ったりできる。
充実した人生に健康は欠かせません。
これは、私たちがこの25年間で体感してきたこと。

だからまずは私たち自身が健康でいられるよう、美味しく食べられるよう
無農薬、無化学肥料栽培で野菜を作り続けます
その延長上にそれを食べてくれるお客様がいて、
健康と美味しいの連鎖が続くといいな、そんな風に思っています。

 

人参ジュースを買う

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