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素肌と触れるバックやスリッパ、食品をおくマットだからこそ、安心な素材を選んでほしい!そして、純粋にフィリピンの伝統工芸品としての美しさをご堪能いただきたいです。


フェアトレードを標準装備にすることは、オーガニックにこだわることと同じくらいに重要です

INYOU読者の皆さんは、日常の衣食住に関してオーガニックであることを大切にされていると思いますが、

「フェアトレード」に関しては心がけていることがおありでしょうか?

日本にフェアトレード(公正な貿易)の概念が入ってきてから25年ほどがたちます。

今回は、フィリピンの女性グループが製作したスリッパ、ランチョンマット、トートバックを

INYOUマーケットに出品している遠藤さんにお話を伺いました。

被災者支援からフェアトレードへ

もともとこの活動を始めたのはピナツボ火山が噴火した際の被災者支援でした。

その当時から数えると、もう25年も活動しています。

その当時フィリピンに住んでいた日本人の女性たちで活動を始めたのですが、

4年ほどで皆日本に帰国し、その後は日本とフィリピンを行き来しながら活動しています。

最初は「援助」という形で活動していましたが、

日本に帰国してからは、フィリピンでお世話になったシスターに依頼され、

現地の工芸品を日本で販売するようになりました。

日本国内で災害が起きた時の救援活動でも聞く話ですが、

長い間、「援助する側」「援助される側」という関係を続けることは

最終的な「生活再建」や「自立」には望ましくないこともあります。

長く活動している私たちの中にも「援助疲れ」のようなものが蔓延した時期がありました。

でも活動を続けていこうと決めて、フェアトレードで「対等」な関係を築けるようになってからは

私たち自身も楽しんで活動できるようになりました。

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フェアトレードだからこそ、クオリティにこだわることが大事です

フェアトレードの活動をしていて一番難しいと感じることはクオリティコントロールです。

特にサイズ的なことに関してが難しいですね。

原材料が天然素材なので人工的な材料と違い、長さや太さを揃えることはできませんから。

また、作り手が変わると作り方の癖などで出来上がりが変わってしまったり。

もちろん基本的な規格は、作る女性たちにも伝えてお願いしていますし、

以前と比べるとだいぶ個体差は無くなってきていますが、それでもプラスティックで作るのとは訳が違います。

INYOUマーケットに出品しているものも、お手元に届いたものが所定のサイズと差異がある場合が

あるかもしれませんが、それが自然の材料の持ち味であり面白いところだと理解していただければ幸いです。

今心配しているのは、今後材料であるアバカ麻などが確保しづらくなるかもしれないことです。

2013年に、フィリピンはスーパータイフーンに襲われて大きな被害がありました。

その際、多くのアバカ麻もなぎ倒されてしまいました。

アバカ麻は、収穫できるほどに成長するのに約18ヶ月かかるので、

アバカ麻を仕入れるのが大変な時期があったんです。

今後また災害が起きたりすると同じようなことが起こるかもしれません。

また、最近ではアバカ麻を使った製品の人気が上がっていて、素材を求める企業が世界で増えているため、

アバカ麻の価格が高騰しています。

良質なアバカ麻は軽くしなやかで、光沢があり、強度もあるので、珍重されています。

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フェアトレードの基準もぜひ知ってください

INYOU読者の方は、食材をはじめとした生活用品に関して、オーガニックなものを選ぶことを

心がけていらっしゃると思います。

これからはぜひ、選ぶ基準としてフェアトレードであることも考慮していただければ嬉しいです。

エコサートやACOなどのオーガニッック認証には、労働環境に関する規定を定めているものもありますが、

オーガニックであってもフェアトレードでなければ、児童労働をさせていたり、

労働福祉が守られていない環境で、搾取されている人がいるかもしれません。

フェアトレードというのは、物や団体に対して認証を出します。

その基準は、

環境に負荷を与えない。

遺伝子組み換えをしていない。

廃棄物を適正に処理している。

リサイクルに力を入れている。

水源を守っている。

組合を持っている・・・etc

多岐にわたっています。

私たちがINYOUマーケットに出品している手工芸品もフェアトレードの認証を受けており、

オーガニックの認証は取得していませんが、品質としてはオーガニックです。

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市販品との違いは見えないところにもあります

暖かくなってくると、多くのお店でエスニックな雑貨を目にしますよね。

私たちが出品しているものと同じようなものももっと安い価格で売っているのを見るかもしれません。

そういった市販品と私たちが扱っているものとの価格の差は、

素材の質(オーガニックかどうか)や技術、品質などが違うことから生じます。

例えば、大量生産されている自然素材のバッグや雑貨類の場合は、通常船便で輸送します。

船便の場合、輸送には2週間〜1ヶ月くらいかかりますが、その間商品は密閉されたままになりますので、

カビが生える危険性がとても高くなります。

ですから、防カビ剤を大量に使っていることもあり、安全なものを探すのは簡単ではありません。

私たちは、安全な品物をお届けするために商品を空輸しています。

食品を載せるマットであったり、肌を露出する季節に使うバックですから

特に安全なものを扱うことが大切だと考えています。

楽しいからこそ続けられる。対等なパートナーシップからパワーをもらっています!

フィリピンの女性は本当にしっかりしています。

力仕事を含む多くの家事や仕事をこなし、子供も5人や6人いるのが珍しくありません。

そんな忙しい中で、作っている手工芸品もとても素晴らしいものなんです。

日本とフィリピンでは様々なところで価値観も違いますし、

活動を維持していくためには大変なところもたくさんあります。

でも、私たちは彼らを助けているつもりはなく、自分自身が楽しいから続けているんです。

彼らと交流していると、自分自身がカツを入れられることがたくさんあります。

そして、多くのパワーをもらえるのです。

彼らは日本人より現金収入は少ないかもしれませんが、
自然と共に生きる知恵や逞しい生命力など
日本人がなくしてしまった宝物をたくさん持っているんです。

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作っている人の幸せが使う人の幸せになる

作っている人と、使っている人、どちらもが幸せになれるのがフェアトレードです。

日本にはモノが溢れて、なんでも安く簡単に手に入りますが、

その裏には、必ず安く売るための仕掛けがあります。

不法な児童労働だったり、劣悪な環境で搾取されている人の上に成り立っているのが

日本の経済の現状でもあります。

でも本当は、作っている人が幸せであるからこそ良いものが作れるのだと思っています。

あなたが使っているバックが、もしも不当な児童労働によって作られたものであったならどうでしょうか?

フェアトレードであることと、オーガニックであることが目指す方向性は同じです。

これからは、ぜひフェアトレードであることも、お買い物の選択肢に入れてみてください。

遠藤さん達の活動は、被災者支援の活動であり、伝統技術を守る活動でもあります。

この活動は「寄付」ではなく、素晴らしい伝統工芸を正当な対価で購入するからこそ意味があります。

日本では、お金を出せばたいていのものは手に入ります。

均一ショップでは、考えられないような値段であらゆるものが買えるようにもなりました。

でもその裏で、何代も伝わってきた伝統工芸が廃れてしまったり、

便利になり、効率化を求めたために、外側だけは立派でも、中身のなくなったものが

たくさんあるのではないでしょうか。

世界の経済は、私たちが毎日どんな志向で買い物をし、何を選ぶかで変わります。

あなたが笑顔で幸せに暮らす家庭で使っているものは、誰かの涙の上になり立ってはいないでしょうか?

今日からは、オーガニックなものを選ぶとともに、ぜひフェアトレードであることも確認してみませんか?

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