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自然農法の神、木村秋則さん式自然栽培のじゃがいもを生産する生産者の方にインタヴューしました。


IN YOU Marketに木村秋則式自然栽培のじゃがいもとにんじんを
出品している佐々木さんにお話を伺いました。

農薬も肥料も堆肥も何も入れない木村式自然栽培の他との違い

青森県の三戸で、5年前からじゃがいもの栽培
無農薬、無肥料で始めました。

最初は本を見て自己流で栽培し、
収穫量は10kgほどで、
アルバイトをしながら農業をしていました。

木村秋則さんの塾で勉強しながら、
3年前から本格的にじゃがいも栽培を始めました。

自然栽培という言葉はちょっとずつ人によって違っていて、
消費者は完全にごちゃ混ぜになっているかと思います。

木村式自然栽培では、農薬も肥料も完全に何もなし。

肥料も堆肥も、ぬかも、微生物資材も
何も入れません。

野菜は、完全に何もなしで育ちます。

果樹は、酢だけOKということになっています。

石灰を使って自然農法と言っている人もいますが、
消費者には自然農法という言葉の違いがわからないですよね。

ぬかなども植物に害はないでしょうが、
木村式では完全に何も使いません。

畑に何を入れているのか、勉強している人にしか
細かいところまでわからないので、
もっと知識を普及させたいと思っています。

土が変わり、じゃがいもが土に慣れて美味しいじゃがいもになる

じゃがいもを買う

私は全部で4ヘクタールくらいの畑を耕していますが、
小さい畑もあれば大きい畑もあり、
畑によってじゃがいもの収穫量が多いところと
全然とれないところがあります。

1年目にとれても、2年目にはとれない。

例えば、今回IN YOU Marketに出品しているアローワという黄色いじゃがいも
1年目には収穫量が多かったんです。

2年目にはほとんどとれずに、
「あれ?どうしたんだろう」と思いました。

仕方がないので、販売せずに全て種芋用にとっておきました

そして、今年は3年目。

葉があまり出なかったので心配しましたが、
良いじゃがいもがたくさん収穫できました

種芋は、土になれるのに3年かかるのだと思います。

1年目はじゃがいも自体が持っている肥料分で大きくなるけど、
次は肥料分がないから大きくなるのが大変。

3年目は芋も肥料がないことに慣れたのです

じゃがいもは肥料を与えればすぐに大きくなることはわかっていますが、
自分が頑張ってなんとかなる問題ではないのだと
今年になってわかったのです。

一般的なじゃがいも栽培と違う、芋にも人にも優しい栽培方法

じゃがいもを買う

もちろん、対策もしています。

じゃがいもは乾燥しているところで育つ作物ですから、
畑の外側に溝を掘り、土より下になる場所を作ってやることで
下の方に水が行きますから、畑は乾燥します。

土の中の水は見えないけれど平均的にあり、
溝を掘ることで畑の水分の圧力が弱まるので
土が乾きやすくなるのです。

山と畑の間に50〜60cm溝を掘るという基本を守っている畑は
じゃがいもがよく育ちます。

機械がないので、全ての畑を手で深く掘ると
体がダメになってしまうので、掘れていない畑があるのですが、
掘った畑と掘らない畑では全く違います。

例えば、田んぼの周りで枝豆を育てていて、
溝を掘った場所の近くの枝豆はよく育っていますが、
田んぼの近くの枝豆は全くできない。

野菜は、きゅうりや里芋、ミョウガ、アピオスなど、
一部を除いてとにかく乾燥させなければいけないのです

じゃがいもを買う

じゃがいもは、一般的に種芋の切り口を下にして植えてから畝立てをして
そのあと時期を見て芋が畝から出て緑にならないように土をかけるんですが、
これだとじゃがいもが畝の下の方にあるので
芋の場所が温まりにくくて自然栽培だとが大きくなりづらい。

木村秋則式自然栽培では畝を立ててから切り口を上にして浅く植えるため
芋は種イモの下にできて土をかける必要もなく、
畝の上の方に植えているので乾きやすく温まりやすくなります。

そうすると、肥料がなくてもおおきくなる。

木村式は、種芋の下に芋ができるから、
じゃがいもが温かい状態を保てて、
肥料がなくても大きく育つのです。

木村秋則さんは、ドイツに視察に行った時、
逆にドイツ人にこのやり方を教えて、
どちらが大きくなるか実際に収穫してみたら
やはり木村さんの植え方のほうが大きくできたそうです。

ドイツの農家の人はじゃがいもの芽かきをしなくてよくなったので、
その時期にバカンスに行けるようになったと言っているそうです。

また、じゃがいもの種芋の切り口に石灰や灰をつけるのが一般的ですが、
切り口を下にするとつけたとしても腐りやすいんです。

また、切り口の問題ではなく、
芋に肥料分が多ければ腐りやすい。

切り口に何もつけないか、畑の土をつけるくらいでどちらでもいい。

じゃがいも栽培は、雑草と害虫との戦い

じゃがいもを買う

もちろん、今も絶賛苦労中です。

雑草が畑によって違うことが、特に大変です。

隣町の八戸にある畑は1ヘクタールほどありますが、
西洋ブタクサという3〜4mに育つ、発芽力の強い雑草
すごい密度で生えています。

じゃがいもを植えなくちゃいけないのに
雑草もとらなくちゃいけなくて、
しかも根っこが土をつかんでいるので機械も入らず、大変です。

木村式では雑草をとるとらないは各人判断ですが、
私の他の畑でも柔らかくて背の低い雑草しか生えないところは
最後まで雑草を抜かないで済んだところもありました。

また、にじゅうほしてんとう虫との戦いもあります。

木村秋則さんは、ニンニクをすりおろして50倍に薄めたものが良いと言いますが、
自然栽培のニンニクを4ヘクタールの畑にまくほど買うこともできず、
大量のニンニクを育てなければ、と思っているところです。

木村さんもじゃがいもを連続して実験したことはないそうで、
自然栽培でじゃがいもを育てている人は少ないので、
データがなく、一歩一歩進んでいる感じです。

自然栽培より美味しいじゃがいもはない

じゃがいもを買う

じゃがいもの味はといえば、
肥料を使っているじゃがいもにはまず負けません。

肥料を与えると収量は右肩上がりですが、
与えすぎると収量は下がります。

また、じゃがいもの中のでんぷんは
肥料を与えると途端に含有量が下がる。

下がれば下がるほど美味しくなくなるのです。

肥料を使っていないじゃがいもは最もでんぷんが多くホクホクで、
皮の近くにでんぷんがたまるので、皮がぺろっとむけます。

ですから、本当の自然栽培に勝つじゃがいもはありません。

フライパンに油を敷いてじゃがいもを焼くと、
バニラのようなクッキーのような匂いがするんです。

普通のじゃがいもは、
こんな香りはしませんよね。

また、寒くなると甘くなるのも特徴です。

オーガニックのシェフは、翌年の収穫前の
6月が一番じゃがいもが美味しいと言っています。

もちろん芽は出ますが、
味は保存した方が美味しくなるのです。

子どもには特に食べさせたい、奇跡のじゃがいも

じゃがいもを買う

IN YOUの読者の方はご存知かと思いますが、
農薬には害があるということを知ってもらいたいです。

大人は多少農薬の入ったものを食べてもいいですが、
農薬が子供の障害を作っていることも知ってほしい。

大人のリスクは将来がんになるくらいですが、
子供は一生の障害になるんです。

子供は野菜を選べませんから、
大人が選ぶしかありません。

アメリカやヨーロッパのように、日本でもこのことが認知され、
将来のことを考えて、お子さんに自然栽培の野菜を食べてもらいたい。

子供が野菜が嫌いなのは、
野菜の方が間違えている」からなのです。

あるイベントで私の野菜を試食してもらったのですが、
家で野菜を食べないお子さんが食べたのを見て、
お父さんが「奇跡だ!」と言いました。

木村秋則式の野菜は、やっぱり奇跡の野菜なんですね。

大人は頭で考えて食べますが、
お子さんの方がよく味覚をわかっています。

私の野菜なら食べられるということがきっかけとなって、
お子さんに野菜を食べてもらえるようになったら嬉しいです。

また、他の自然栽培の農家もぜひ応援していただきたい。

普通の野菜は、価値観の中心がずれています。

自然栽培の野菜こそが、本当の野菜です。

ぜひ、その違いを試してみてください。

じゃがいもを買う 人参を買う

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