
オーガニックアロマスプレー 50ml
全成分:水、エタノール、カキ果実エキス、チャエキス、硫酸(Al/K)、レプトスペルムムペテルソニイ油、ユーカリシトリオドラ油、ゼラニウム油

本当に完璧な天然成分100%のスキンケアはほとんどないということを知ってましたか?

近年のオーガニックブームによって、たくさんの素敵なオーガニックスキンケア商品が生まれていますが、
そのほとんどが“完璧”ではないというのを、皆さんはご存知でしたか?
成分は確かにオーガニックなものを使用していても、
その抽出過程や加工過程で結果的に化学的になってしまっているものがほとんどなのだそうです。
例えば、せっかく良い素材を集めても、製造工場には製造マニュアルがあり、その通りの過程によって作られることがほとんどです。
そうすると、防腐はパラベン、乳化剤は合成活性剤といったように、決まってしまっていて、
植物エキスを使っていても、結果天然でないものが添加されてしまうことも。
また、例えば「ラベンダーエキス」と書かれていても、それがどのように抽出されるかが大事。
多くの原料会社では、BG(石油系の溶剤)が抽出溶剤に使っています。
BGは、石油から作られた合成成分です。
いっぽう天然成分の抽出溶剤となると、水かエタノールもしくはグリセリンが使われます。
BGは確かに殺菌作用があり、
腐らない植物エキスを作るために便利ですが、殺菌力が強いということは、
肌に乗せた時、大事な菌まで殺してしまうかもしれないということ。
いっぽう原料会社さんが水で抽出することもありますが、水は腐りやすいので、
必ずパラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤が必要になります。
植物エキスに入る防腐剤は、キャリーオーバー成分となるため、全成分表に書かなくていいものです。
また、エタノール(アルコール)での抽出は、昔からの伝統技術でもあり、天然成分の溶剤です。
特にオーガニックコスメでは、飲めるレベルのアルコールを植物エキスの抽出溶剤として使うことが多いです。
エタノールは、植物の油溶性成分・水溶性成分を共に抽出できるので、完全な植物エキスが抽出でき、かつ自然な方法です。
一般的な化粧品会社は、決まった原料会社から植物エキスなどの原料を購入し、合成させるだけ。
そうすると、そこに何が混ざっているかわからないことも。
当然のことながら、植物エキスのキャリーオーバーも入っているかもしれないのです。
そんな現実を知った上で、本当に完璧な天然成分100%はできるのか?
またそれは、できたところで市場で通用するものなのか?
そのような現代のオーガニックコスメの課題にあえてチャレンジして、
実際に完全に天然成分だけで作ることができたのが、今回ご紹介する商品たちです。
アロマが香るオーガニックスプレー

こちらは、ボディに使えるオーガニックスプレー。
カキやお茶のタンニンが、しっかりとにおいのもとを防ぎ、さわやかなアロマの香りがボディを包みます。
無農薬の植物エキスを配合、一切の合成成分を使っていないので、敏感肌の人も安心して使えます。
すっきりとリフレッシュできる香りブレンドは、レプトスペルムムペテルソニイ(レモンティーツリー)油、ユーカリシトリオドラ(レモンユーカリ)油、ゼラニウム油の3種類です。
どれも虫よけ効果もある精油なので、旅先や屋外作業をする際などにとても重宝しそうです!