自然栽培干しぶどう|こんなの人生で食べたことない!美味しすぎる栄養おやつ。干し具合は3種から選択可!
通常送料860円にクール便費用550円がかかるため、クール便の費用は1190円です。
※北海道・沖縄・離島は1830円(送料1500円に550円が加算)です。
※クール便を選択しないことによる補償はできかねますので予めご了承ください
50g
※シャインマスカットは今季完売致しました。
ぶどう(石川県産マスカット・ベリーA)
ブドウに、種があると違和感を感じますか?
スーパーや果物専門店で確認していただけると分かると思いますが、
種があるブドウはほとんど売られていません。
食べにくいからなのでしょうか。
一方、欧米では種があるブドウが人気だと作り手さんに教えていただきました。
種なしブドウの実態とは
種無しブドウってどうやって作られているかご存知ですか?
種なしブドウは人工的に受粉させるため比較的簡単に育ちます。
種ありブドウは、より自然に近い品種のため、木の成長に栄養が使われ、実に栄養がいきにくいんです。
そのため、巷で販売されているような、房にごろごろ実のついた大きなブドウを作るのは至難の業。
実は巷に出回っているブドウには種なしにするためのホルモン剤と粒を大きくする(1.2~1.4倍程大きくなる)ためのホルモン剤を使って栽培されているそうなんです。
つまり、種をなくす為に、一つ一つ薬を投与しているんですね。
さらに間引きをしたり房の半分を切り落とすなどかなり人の手を加えないと大きな粒に育ちません。
売る為に、ブドウはどんどん本来の姿でなくなってしまうんです。
生食で売れないことで産まれた干しブドウ
形の整わないものや、売れ残ったブドウをどうにかできないか、というところから生まれたのが、この干しブドウ。
乾燥具合から、
セミドライ
ミディアムドライ
ノーマルドライ
と種類を変えて販売しました。
写真をよく見ていただけるとわかるのですが大きさが微妙に違います。
ノーマルドライが、一番乾燥していますが十分ジューシー。
果肉はちょっとねっとりしていて甘みを感じます。
私は、最も乾燥が弱いのがセミドライで、真ん中がミディアムドライ。
セミドライも、おやつとしてとっても美味しい。
子供達もパクパク食べます。
皮も美味しく、種も美味しいです。
ラム酒やウイスキーに漬け込むと
お菓子作りの時にも活用できます。
超貴重自然栽培のシャインマスカットのセミドライ 数量限定です
人気のブドウで思い浮かぶ品種は「シャインマスカット」ですよね。
大手通販サイトでも、人気ランキングの上位はシャインマスカットが独占しています。
緑色で、粒が大きく瑞々しく甘く皮ごと食べられるのが特徴です。
流通しているほとんどのものが種無し。
この数年で、巨峰やピオーネに代わり、人気が上がってきています。
一般的になってきたとはいえ、無農薬のものにこだわっていらっしゃる方は、口にしたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
なんと、こちらの作り手さん無農薬で種ありマスカットを栽培されています!
でも、生食で出せるものは未だに栽培できていません。
粒もなかなか揃わないのでドライにできるものも、かなり少ないんです。
今回、わずかながら在庫があるとのことでしたので
特別に、出品していただきました!
しかも、ベリーAと同じ価格でご提供いただけることに!!
種の入ったシャインマスカットを形良く栽培するのは非常に難しいのだそう。
実をつけること自体も難しいのでかなり貴重です。
セミドライのシャインマスカットは、甘みがぎゅーっと詰まってます。
特有の爽やかさも、しっかりと感じられ、本当に貴重です。
スパークリングワインとの相性がとっても良いですよ。
2歳の娘は、このシャインマスカットを種も気にせずにパクパク食べました。
小さい子供ほど、美味しいものに敏感!
子供には安全安心なものを食べてもらいたいですよね。
数量限定ですので、お早めにお買い求めください。
ブドウの種は栄養がたっぷり
グレープシードオイルやサプリメントの原料になるブドウの種には
ビタミンE、プロアントシアニジンなど、さまざまな効能が期待される成分が含まれています。
その種をなくして栽培していることはもったいないし
自然ではないと、作り手さんはお話してくださいました。
ブドウの種サプリでは、
生活習慣病改善、育毛効果などがうたわれています。
こちらの干しブドウならそんな種をしっかりいただけます。
挑戦への根底の想い
生食で出荷できる種ありブドウがあまり育てられていない、と語ってくれた作り手さん。
こんなにも美味しい干しブドウを開発したら、そこで満足されてもおかしくないのに、
挑戦を楽しそうにお話してくださいました。
熱い挑戦のお話は、「オーガニックライターからのひとこと」を是非ご覧ください。
ブドウが食べられなくなったブドウ農家さん
代々ブドウ農家で長年ブドウ栽培に携わってきたブドウ農家3代目である作り手さん。
1950年に祖父がブドウ栽培を始めました。
時代の流れとともに大粒が主流になっていきました。
作り手さんの母親は、ブドウの消毒作業の後必ず1週間寝込んでいたそう。
幼かった3台目は小柄な母を心配し、いつも看病していました。
そんな環境で育った作り手さんにとって、農薬の恐ろしさは幼い頃から感じていました。
農薬や除草剤は土にも人間の体にも悪いことが直感的に分かったそう。
そして、世の中に売られているブドウは雑味があり、後味が悪いと感じていた作り手さん。
酸味が弱く甘すぎる味で本来のブドウの味のバランスが崩れている…、そう思っていましたが、
実際にブドウを作ってみて、改めて味の違いに気づきました。
農薬や除草剤を使わず育てたブドウはただただ美味しかったんです。
残留農薬や化学肥料が味に影響しているのか…。
本物のブドウに出会ってからは、体が受け付けなくなって市販のブドウが食べられなくなったそうです。
人生を通じて挑戦する種ありブドウ作り
ブドウが本当に好きな人は、種ありブドウの方を好む方が多いと聞きます。
でも市場に出回っているのは種なしブドウ。
また、美しい見た目にこだわる消費者が多いので、形の良いものだけが流通する…。
でも、本当の品質はそこでしょうか?
作る人の健康を害してしまうほどの農薬を使っている果物や、
本来の味ではない甘みで、本当にいいのでしょうか?
作り手さんは、人生を通じて本当に美味しい種ありブドウを作っていらっしゃいます。
形がよくないから、と流通できなかったブドウがこんなにも美味しく商品化され、
私たちの手元に届けられるのは、本当にしあわせことですね。
今、作り手さんは、生のシャインマスカット作りに挑戦されていらっしゃいます。
「今年こそ商品化してぜひインユーのお客様にもお届けしたい!」
とのうれしいお言葉をいただきました!
作り手さんの失敗しても諦めない、誰もができないだろうと思うことに挑戦を続けるそのお姿に、感銘を受けました。
そして、多少形が整わなくても、生食のブドウを、是非インユーマーケットで販売したいと強く思いました。
その日が来ることを、一緒に待っていきましょう!
(取材:2021年3月下旬)