きなこ感覚で手軽に使えて、めちゃくちゃ美味しい!
自然栽培の米ぬか(炒りぬか)|オーガニックより厳しい!化学肥料・有機肥料さえも使っていない、30年間農薬不使用の田んぼで育ったお米で作られました。ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富!きなこ感覚で手軽に使えて便利!
通常配送料に550円(税込)が加算されます。
商品の特徴
糠(ぬか)といえば、ぬか漬けに使うものというイメージがありますよね。
しかし「結局、ぬかって何なの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ぬかとは、お米の種子の皮と胚芽の部分を指します。
精米すると9割が白米となり、1割がぬかとなるのです。
ぬかの部分には栄養素がたっぷり含まれており、
お米の一番健康によいところが詰まっているといっても過言ではありません。
まず抗酸化作用のあるビタミン類やミネラル、体の毒素の排出をすすめるフィチン酸などの成分が豊富!
腸内のお掃除にも役立つ食物繊維もたっぷりふくまれています。
そのぬかをより食べやすく、炒ったものが「炒りぬか」。
煎ることで香ばしさと甘さが引き出され、きなこをふりかけるのと同じ感覚で、
料理やおやつに幅広く利用することができますのです。
しかし、もし農薬や化学肥料を使って育てられたお米の場合、
ぬかの中に農薬が残留している可能性も・・・。
だからこそ、安心してお召し上がりいただける、美味しい炒りぬかをご紹介したいと思います!
それがこちらの商品。
どうやって使うの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、
まずは一度、そのまま食べてみてください。
「これが本当にこめぬか?」とびっくりされる方も多いことでしょう。
なんとも言えない香ばしさと優しい甘みがあり、
今まで持っていた米ぬかのイメージが覆されるはず。
実は、イベントでも大人気の商品で、一口食べると購入される方がほとんど!
なぜこれほどまでに美味しいのか、それは使われているお米に秘密があるのです。
農薬・化学肥料・有機肥料も不使用!
生き物たちが活き活きと暮らす田んぼで育ったお米。
このお米が育てられている畑には、トンボやバッタ、ドジョウやカエルが活き活きと暮らしています。
空には鳥が飛び回り、草をかき分けながら、ヘビも行き交っているのです。
皆が思い思いに暮らして、やがてその命を自然に捧げ、微生物がつないで、土を豊かにしてくれます。
生産者の方が行うのは、自分の田んぼから生まれた、稲ワラやもみ殻、ヌカ、刈り取った草などを
この土地の気候風土に合わせた最適なタイミングで贈ることだけ。
こうやって、土の栄養を育んでいくのです。
実は、最初からこのような栽培方法を始めたわけではありませんでした。
20数年前、それまで農家を続けていた父親が他界し、
息子である現在の生産者さんが畑を引き継ぐことになりましたが、
当時は農家に興味がなく、田んぼはほぼ放ったらかし状態だったのです。
そんな生産者さんが、田んぼ作りにどっぷりハマってしまうようになったのは、
放ったらかしにしていた田んぼに、貴重な生物である「ホウネンエビ」を見つけたときから。
圃場の状態が良くならないと、卵が孵化することのない、大変珍しい生き物がいたのです。
「まさかこんな生き物が自分の畑にいるなんて!」と驚き、田んぼを見渡してみると、
そのほかにもメダカやドジョウ、アメンボウやバッタ、クモ、トンボなどさまざまな生き物がいるではありませんか!
「生き物がたくさんいる田んぼで米作りができるなら、この仕事も楽しいかもしれない!」
そう思ったら、もう気持ちが止まらず、農法の勉強にどんどん突き進むことになったのです。
農薬を使わずに、余分な草を除き、病気を防ぎ、害虫を除くにはどうしたらいいか、
無農薬に取り組む農家があると聞けば現地を訪ねました。
数年で、九州から東北まで数々の田んぼを訪ね回ったのです。
「何も足さない、何も引かない米作り」を目指しているため、有機肥料さえも使っていません。
地元の土壌と水、生態系を最大限に活かし、自分の田んぼで取れた稲ワラや籾がらを肥料にしているからこそ、
この地域の地力や自然の個性さえも楽しめるお米に仕上がっているのです。
自然の力を最大限活かして作られたお米だからこそ、
ぬかにも栄養分や旨味がたっぷり!
そのまま食べてもきなこのように美味しいのですが、
他にも便利な食べ方がたくさんあります。例えば・・・
●豆乳やヨーグルト、野菜にふりかけて
●胡麻和え感覚で、茹でたお野菜といりぬか、しょうゆ、少量の有機だしなどを和えて
●炒りぬかに黒ごまやかつおぶし、天日塩などをまぜれば、簡単に美味しいふりかけの出来上がり
●蒸しパンや焼き菓子などに炒りぬかを加えれば、身体に優しい絶品おやつの完成
●カレーやシチューの仕上げ段階に入れると、自然なとろみがつきます
早速、炒りぬかをそのまま食べてみましたが、
本当にきなこのような味わいで、香ばしさや自然の甘みが充分に感じられます。
料理やおやつ、飲み物などに加えて気軽に楽しめるのも嬉しいところ。
こんなに美味しい炒りぬかはなかなかないため、
ぜひ一度試してみてくださいね。

オーガニックライターのひとこと
「自然界に害虫はいないんです」という生産者さんの言葉が衝撃的でした。
こちらでは農薬は使われていないということですが、
虫をどうやって予防しているのか不思議に思いますよね。
生産者さんがおっしゃるには、「生態系ができていると、その虫を待っている生き物がいるんです」ということ。
例えば、クモが蜘蛛の巣をはると、そこに害虫と呼ばれている、カメムシやウンカが捕まります。
もし、農薬を使ってしまえばクモが死んでしまい、カメムシやウンカが来放題の畑になってしまう。
1回使えばもうクモが住める環境ではなくなってしまうため、
農薬を使い続けなければ虫を防げなくなってしまうのです。
こちらの畑では30年間も農薬が使われていないため、すでに生態系が出来上がっています。
農薬を使わなくても、お米が育つ環境が整っているのです。
農薬も化学肥料も使わない、生き物がたくさん生息できる生物多様性を考えたお米作りをさらに広めるために、
若い生産者の方々にも声をかけているのだそう。
お米の生産者が増え、またそのお米を選ぶ人も増えていくことで、
農環境が改善され、環境が戻り、自然環境、農環境が維持されていくのです。