原材料は有機栽培米の米ぬかと、塩と水だけ。
【有機JAS認証】農薬を使わない、乳酸菌や酵母菌が生きている、昔ながらのぬか床 500gと1kgセット
通常配送料に550円(税込)が加算されます。
【500gと1kgセット】
ぬか床 米ぬか(農薬不使用栽培、栃木、茨城)・塩(能登・わじまの海塩)
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乳酸菌や酵母菌などの善玉菌が生きているぬか床

今回ご紹介するのは、乳酸菌や酵母菌が生きている、酸っぱくて美味しいぬか床。
最近、ぬか床を販売する自然食品店やこだわり食品のお店も増えてきましたが、
市販のぬか床の大半は殺菌されています。
袋詰めして販売しようとすると、ぬか床に含まれる菌の発酵の力で袋が膨らんでしまうので、
熱を加えて殺菌してしまうのです。
ぬか床に含まれている乳酸菌や酵母菌などの善玉菌が熱によって死んでしまうから、
市販のぬか床は残念ながらもはや発酵食とは言えません。
酸っぱくて美味しい、日本の家庭で守り続けてきたぬか床

市販品の多くはなぜか賞味期限が1年もあったり、酒精添加がされていたり、
メーカーによっては、酸味料や旨味成分などが添加されています。
米ぬかにおいしさの素となる栄養素が不足しているから、
添加物を入れて旨味や酸味を加えているのです。
乳酸菌や酵母菌が存在しないから、袋の中で発酵が進まず、不自然なほど長い賞味期限があります。
また、無菌では自然な発酵が起こらないため、旨味が作られないから、
食味を補うため酸味料や旨味成分など添加物を入れなくてはなりません。
そして、乳酸による酸味が生まれないので、塩分を強くして防腐効果を上げる必要があります。
当然、そういったぬか床で漬けたぬか漬けの仕上がりは塩辛く、
ぬか漬はしょっぱくて臭いものと思っている方も多いかと思いますが、
本来のぬか漬けは酸っぱくて美味しいものなのです。
ぬか漬けにとって乳酸は、酸味という本来日本人が食べてきた味の基本です。
酸度があることでぬか床に大切な防腐効果をもたらし、
ぬか床フローラにバランスをもたらします。
有機栽培米のぬかだけを使った、安心して食べられるぬか床

このぬか床には農薬や化学肥料、除草剤も不使用で有機栽培された
米ぬかだけを使っています。
一般の精米所でも有機栽培米は精米されていますが、慣行栽培のお米のぬかと混じってしまうので、
有機栽培の米ぬかだけを探すのが大変でした。
約50軒の農家さんへの有機米栽培の指導する、栃木県のNPO民間稲作研究所の稲葉光圀先生と出会い、
そこで栽培される有機米を出荷するライスセンターより、
貴重な有機米ぬかを全量分けていただいているのです。
このぬか床に使われている米ぬかは、自然栽培に近い製法で栽培されたお米だけが原料なので、
乳酸菌や酵母菌が元気になり、ぬか漬けの仕上がりが他とは違います。
家庭と同じ方法で作られた、殺菌しないぬか床

このぬか床は、工業的な製造方法ではなく、
日本の家庭でこれまで培ってきた手作りの製法を守って作られています。
原材料は有機栽培米の米ぬかと、塩と水だけ。
余計なものを一切入れなくても、手作りだから発酵の力で旨みが出て、
しっかりと防腐の役割も果たしてくれるのです。
20リットルの樽に米ぬかと能登の海水塩、天然水を入れて、
女性たちが毎日手でかき混ぜて、発酵を促し、熟成させてゆきます。
塩にもこだわり、精製塩を使わないのはもちろんのこと、ミネラルを豊富に含んでいる、
そのまま食べても美味しい能登、輪島の海水塩。
とても低温でとても時間をかけて結晶化させます。
塩にミネラルが多いので、乳酸菌の居心地がいい環境を作ってくれて、すくすくと育ちます。雑菌も抑えられます。
もちろん、袋詰めした後も、殺菌していません。
殺菌した方が、賞味期限は1年間ぐらいに延ばせますし、常温で販売ができますが、
元気な生きた菌がいてこそのぬか床だからです。
風味のよい自然栽培米のぬか床をいらずに使うから甘味や旨みが豊富

お米の大切な栄養素は米ぬか層にあります。
自然な栽培のお米は、お米の白い部分ではなく、外皮である米ぬかに風味や味が現れます。
このぬか床に使われている米ぬかは、きな粉かと思うくらいに甘味があって、苦味がありません。
自然で滋味深い甘味や旨味、美味しい香りは、良質なタンパク質、脂質がある証です。
また、米ぬかは、人間がフライパンに乗れば死んでしまうのと同じで、
いると乳酸菌が死んでしまうから、炒っていません。
乳酸菌が死んでしまってぬか床にはいないから、ぬかを炒った方が、ぬか床はいたみやすいのです。
日本人の健康を培ってきたぬか床を、お母さんや子供に伝えたい

発酵食品は長い年月をかけて日本の風土で培われでき上がった滋養食で、
自宅で自分で育てることが出来る発酵食の真ん中にあるのが、ぬか床。
発酵食品は「マ ゴ ワ ヤ サ シ イ 」の食事とともに、
日本人の健康を数千年の時間をかけてつくってきた食の大切なパートナーです。
菌食が十分に足りると、腸内環境が腸内フローラと整うことにつながり、
日本で培われた、日本人の健康のベースを取り戻すことにつながります。
特にこれからお母さんになる若い女性と子ども達にはオススメです。
大切な家族が増えたと思って毎日混ぜると美味しさで応えてくれる

ぬか床には、何といっても旬の野菜がよく合います。
ぬか床は野菜をおいしく変化させてくれるマジックボックスのような調理人です。
ブロッコリー、エリンギ茸など、意外な野菜が美味しくなりますよ。
ぬか床は常温において毎日かき混ぜるのが理想です。
野菜室に入れておけば冬は2〜3日に一度でも大丈夫ですが
寒いからぬか床が冷え性になって味がボケてきます。
もし、ぬか床を入れる容器がなければ、ジップロックに入れてもいいですし、
ぬか漬けを手で混ぜるのに抵抗があるのなら、外から揉んでもいいのです。
でも、やっぱり毎日手で混ぜるとぬか床が喜び、やっぱり美味しくなります。
大切な家族やペットが増えたと思って、大切にしてあげてください。
フルタイムで働いていたり、小さなお子さんがいる方は、
例えばきゅうりを半割りにしてペーストのようにこのぬか床を塗って、
食べる前に洗い流してもいいのです。
500gのぬか床で、きゅうりだったら20本くらいは漬けられます。
私たちの仕込んだ〔ぬか床〕は一番いい状態ですから、
あまりハードルを高くしないで、まずは失敗してもいいから、やってみましょう。
栄養を吸収しやすくしてくれる発酵の力を、気軽にチャレンジ

野菜に含まれるタンパク質も、ぬか漬けの発酵によって栄養を吸収しやすくしてくれます。
加熱しないので酵素もそのままとれます。
また、ぬかに含まれるr-アミノ酪酸、通称ギャバと呼ばれるものが豊富に含まれるので、
リラックス状態にしてくれます。
日本人が昔から取り入れてきたぬか床、気軽にチャレンジしてみませんか?