皮を剥いた瞬間に広がる香り、酸味と甘味が濃い。一口食べたらその違いがわかります。
〈今季も予約販売受付!!〉自然栽培の伊予柑|こんな、いよかん人生で初めて!「未来への伊予柑」
通常配送料に550円(税込)が加算されます。
内容量:4kg(約16個)、9kg(約36個)
※北海道・沖縄のみ送料1300円(税込)が加算
予約販売のため、1/10以降発送予定となります。
毎年人気の伊予柑がいよいよ販売開始!
「伊予柑」は、日本で温州みかんの次に多く生産されている柑橘類です。
冬が旬。ちょうど、お正月のみかん(温州みかん)がなくなると
伊予柑を食べる方も多いのではないでしょうか。
まず、皮を剥いた瞬間の爽やかな香りが特徴です。
味は、温州みかんと比べて、甘みと酸味がしっかりしていて
食べ応えがあります。
本日、ご紹介するのは、愛媛県の「自然栽培の伊予柑」
祖父母が育ててきた伊予柑を受け継ぎ、
自然栽培での本格出荷一年目の貴重な「初荷」です。
その名も、「未来への伊予柑」
命名の由来は、後ほど作り手さんのご紹介と共にさせていただきます。
伊予柑とはどんな柑橘類?
伊予柑は、日本固有の柑橘類です。
「温州みかん」と「何かしらの柑橘類」が掛け合わさってできた偶然実生です。
オレンジという説もありますが。はっきりした種類はわかっていないそうです。
伊予柑という名前なので、伊予=愛媛県で産まれた品種だと、思っていたのですが。
調べてみると、最初に誕生したのは、明治2年頃の山口県の萩市の農家さん。
当時はその地域の名前をとり穴門(あなど)みかんと呼ばれていました。
明治22年頃、愛媛県松山市の三好さんという方が、苗を山口県から購入。
近隣の方と共に育て、産地として栄え初めたそうです。
その後、温州みかんと名前が紛らわしいため、
昭和初期に「伊予柑」と命名され、現在に至ります。
今回、ご紹介する「伊予柑」は、
愛媛県松山市でお爺様が育てられていた伊予柑の樹を
20代の作り手さんが受け継ぎ自然栽培に、切り替えたものです。
経験も浅く不安のある中、少しでも多くの方に安全で美味しい伊予柑を食べて頂きたいと奮闘されています。
伊予柑も、みかん同様に、農薬をかなり使って育てる農家さんがほとんど。
作り手さんが、自然栽培で栽培すると決めた時、
周囲の方は、「大丈夫なのか?できるの?」と心配しつつも、
応援しながら見守ってくださったのだそう。
作り手さんの取材の際の言葉
「ヨーロッパ始め諸外国に比べると日本は消費者側も生産者側も、
食の安全や環境への影響に対する意識はまだまだ低いです。
自然栽培で安全で美味しい野菜や果物を作っていくこと、
そしてそれを理解し応援して下さる消費者の方が増えることが、
自然環境や食の安全を守ることに繋がり、
地域や子供達の「未来」への希望になると思うのです。」
というこという言葉から、
『未来への伊予柑』と命名させていただきました。
作り手さんの、自然栽培を通じたお話は、オーガニックライターからの一言で
改めて書かせていただいておりますので、ぜひお読みください。
伊予柑は、受験生に良い果物?その豊富は栄養価
伊予柑は、その旬の時期と受験が重なるから受験生にオススメという
キャッチコピーが用いられているのかと思ったのですが。
今回の取材を通じて、その栄養・効能がとっても豊富だと改めて知りました。
ビタミンC・・果汁には天然のビタミンC、美肌に、ウイルス対策、風邪予防に。
クエン酸・・・疲労回復、運動後の回復にも。精製されたクエン酸サプリメントを摂取するよりは、
食べて摂取する方がオススメです。
他にも、作り手さんが、熱く語ってくれた伊予柑の白い薄皮部分の栄養価があります。
シネフィリン・・近年注目されている成分で、脂肪燃焼・筋肉増加といったダイエット的な働きの
研究結果が発表されていると共に、免疫力を高める効果。そして、気管支をゆるめる効果も。
ナリンギン・・こちらも柑橘類の白い皮に含まれる成分。抗酸化作用、免疫力があります。
そして、皮。
リモネン・・その香りはリラックス効果が期待されます。
βクリプトキサンチン・・これは、柑橘類の黄色に成分です。βカロチノイドと同じような成分で、必要に応じてビタミンAに変換をして体調を維持すると共に、ガン予防にも効果が期待されています。こちらも、近年注目されつつある成分です。
自然栽培だから、薄皮も皮も安心してお召し上がりいただけます。
身体に良い成分が含まれていても、ネオニコチノイド系の農薬は、皮に浸透すると
言われていますので、あまり食べたくないですよね。
受験生にオススメというキャッチコピーは、栄養価をみると納得ですよね。
作り手さんから教えていただいた注目の成分も着目すべきものが!
伊予柑、かなりすごいです。
オススメの使い方
・そのまま皮を向いて召し上がるのが一番美味しいです。
酸味と甘みが濃いです。
・薄皮には便秘解消などに効果のあるペクチンがたくさん含まれているので
腸の調子を整えたい方にはそのまま食べるのがおすすめです。
・皮は、干してお風呂にも。
・マーマーレードやはちみつ漬けもオススメです。
独特のほろ苦さがアクセントになります。

実際に、伊予柑とヤーコンをいただたきました。
伊予柑は、味が濃厚。皮の香りがとっても良いです。
ヤーコンは、生で食べると梨のようです。
こんなに素晴らしい農産物を、20代前半の作り手さんが作られている。
日本の未来は、明るいと思いました。
作り手さんは、小学生の頃から、お母様の影響で無農薬の良さを知り、
将来は農業をやるという夢をもち、大学の農学部で勉強したそうです。
その時に、自然栽培の本と出会い、自然栽培の素晴らしさに気づいたと語ってくれました。
大学卒業後は、25年前から自然農法をされている 生産者様の元で
2年間働いて自然栽培の基礎を学ばれました。
自然栽培の「伊予柑」そして、「皮ごと伊予柑ジュース」をたくさんの方に味わってほしい。
「伊予柑ジュース」は、フランスにも輸出をし、国境を越えてたくさんの方に味わってほしい。
自然栽培をする人が増えれば、環境がよくなり、安全な食が広がります。
まずは、自分が地に足をつけて愛情を込めて伊予柑を育てていきたい。と熱く語ってくださいました。
今回の取材を通じて、この作り手さんは、
日本の自然栽培の「未来」を切り拓く方になっていくのだろうと感じました。