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「大手チェーンのようなビジネスに興味はない」 とにかく美味しい豆を焙煎し続けるコーヒーマニア達が作ったオーガニックコーヒーの話

2020/05/01

焙煎オタク達が、コツコツ、テイスティングを続けて。

ある時、知り合いからこちらのコーヒーのお話をいただいて、試しに飲んでみたんです。
そうしたらすごく美味しくて、とても感動しました。

興味を持ってコーヒーの背景を伺ったら、オーガニックかつ、フェアトレードであることがわかりました。

中でも、コーヒー豆の品質の良さとこだわりが、素晴らしいなと思いました。

このコーヒーを語るのに欠かせないポイントは、優れた焙煎技術です。

創業してから半世紀近く経っていて、時期的には、スターバックスと同じ年に展開したブランドで、

アメリカの中でも、人口が数万人しかいない小さな街で創業しました。

彼らは素晴らしい豆と技術があっても、全世界にチェーンを展開したりビジネスを拡大することには、あまり関心がなくて、ひたすら焙煎の技術や豆への追求を、突き詰め続けたんです。

なんというか、あまり欲がないのでしょうね。

イメージとしては、焙煎オタクみたいな人たちで、ひたすらコツコツ、ティスティングを続け、地道に美味しいコーヒーを作ることだけを、続けています。

なんというか印象としては、田舎からきたような好青年という感じで、すごく気さく。

けれど実際、全米のコンペティションで優勝したようなエスプレッソを作っているんですが、それについていちいち自慢したり、鼻にかけたりしない真面目な方々です。

1軒ずつオーガニックファームに出向いて質の高いコーヒー豆を作るようにアプローチ

まるで職人とも言える彼らは、コーヒーへのこだわりが本当に、すごい。

生豆を仕入れるところから、フェアトレードでやっていて、一軒ずつ農家に出向いて質の高いものを作るようアプローチを続ける努力をしています。

さらには「この農家ならいいのではないか」と見極めるなど、生産から焙煎から商品化までのトータルな工程を抜かりなく丁寧に究めているんです。

それから焙煎する際に、豆の選別が、非常に大変です。

ハンドピックを緻密にやっているのですが、不良豆などは取り除きつつ、豆の大きさが均一になり、どの部分でも品質が同じようにする為にすごく気をつけています。

栽培工程については、国際レベルの中でも厳しいと言われるUSDAを取得していて、トレーサビリティに対してストイックな取り組みをしています。

美味しいだけではなく、安全で環境に負荷をかけないものを前提に選ばれています。

彼らはきっと、美味しさを追求した結果、オーガニックに行き着いたのでしょうね。

海外では信頼性の高い、コーシャマークも取得しています。

オーガニック・コーヒーは豆で売りたい。なぜならパウダーにしてしまうと最高の状態で楽しめないから。

作り手たちは、コーヒー豆の話を始めると止まらないほどのオタク気質。

コーヒー豆については、大手でも大量生産だと焙煎の日付すら記載しない会社も多いけれど、そうした日付の表記は必ずしており、また古いコーヒー豆はなるべく販売しない努力をするなど、コーヒー豆そのものの扱い方をとても大事にしているんです。

日本の市場は家にミルがない家庭も多いので、スーパーやショップで販売されているものの多くは、コーヒー豆ではなく粉状のものがメイン。

ですが、コーヒーのプロである作り手たちに言わせると、実は粉タイプは、美味しいコーヒーを楽しむには「全くオススメしない」のだそうです。

パウダータイプにしてしまうと、その瞬間から酸化が始まりますので、豆の状態で保管して、飲むのがベスト。

買い手には一番美味しい状態で飲んでいただき、「美味しい」と思ってもらいたいという、強いこだわりがあるので、あえて、豆で売ることこだわります。

僕自身も、実は当時パウダータイプで販売しようと思っていた時期があったのですが、「日本の皆さんにも、美味しいコーヒーを届けたいので、それはダメだ。」と、ちょっときつく言われてしまいました。

美味しいコーヒー豆の保存法

コーヒーの保存状態のことについて彼らに質問したことがあります。

保存方法にはいろんな説がありますよね。

例えば、冷凍の方がいいとか、常温のほうがいいとか。

それをプロの方々に聞いたところ、「風通しがよく温度差が激しくないところならば、大差ない」ということでした。

ただし、ミルで挽いてパウダーになってしまったものについては早急に飲んでいただくことが重要ということでした。

これは、冷凍にしても真空パックにしても同じで、コーヒーをパウダーにした状態での長期保存はどのような形であれ、美味しさを追求する上ではオススメできないのです。

なので飲む分だけ毎回少量パウダーにして飲むというのがベストということ。

あなたも、長い歴史の中でコーヒー豆のマニア達が作り上げた「本物のオーガニックコーヒー」をぜひ飲んでみてくださいね。

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