香りの力で体の準備を整えるフレグランス
厚生労働省のデータによると、日本の2017年度合計特殊出生率（推計値）は、1.44。
日本の少子化は年を追うごとに進む一方ですが、
その理由の一つが「不妊」であることは周知の事実です。
新しい命を授かるための手段として、西洋医学的なアプローチをすることは
選択肢として最も一般的だと思いますが、
今回お話を伺った吉田さんは
「体の状態を、妊娠しやすいバランスに調整するフレグランス」を開発され、
代替え療法によるアプローチを提案されています。
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私自身が使える安全なものを作ることが出発点でした
もともと私自身、肌が敏感なので、自分が使える安全で肌触りの良いものをと考えて
伝統的な技術や、持続性のある技術による商品開発を始めました。
原材料に関しても、オーガニックであることはもちろん、有機肥料すら使わない自然栽培のものに
こだわっていますし、
染物に関しても、今は廃れてしまった伝統的な染め方を取り入れたりしています。
原材料や製法の違いによる体への効果の違いは、ほとんどの場合目に見えません。
一般的に、目に見えない効果を図るのは難しいことですが、弊社の場合には、
自社で研究設備を持っているため、代替え療法や大学の専門家などと共同で研究開発を行ったり、
工業試験場でサーモグラフィーによる測定を行うことで
目に見えないものを目に見えるデータの形にしています。
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生命の陰陽フレグランスの開発はなかなか大変だったんです
生命の陰陽フレグランスは、代替え療法の専門家の方から要望があり、開発をスタートしました。
安全性を考えると、昔から使われているものがいいと考えて文献や資料にあたっているうちに
動物性の香料である、龍涎香（りゅうぜんこう）と麝香（じゃこう）にいきあたりました。
ただ、どちらも香料としては非常に高価で、流通量も少ない。
しかも、高貴な方々が使うものであったことから、
使い方や、いにしえの配合などを知るための資料が非常に少なく、試行錯誤しながらの開発でした。
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動物性香料の魅力にはまり、龍涎香の会社を設立！
特に、龍涎香は意図的に採取することができず、手に入れるのはある意味偶然の産物です。
龍涎香は日本でも沖縄などで発見された記録があり、
昔から海辺に住む人が見つけては土地の権力者に届け、見返りに褒美をもらっていたようなのです。
実は、このフレグランスを開発している最中に
龍涎香つながりのご縁をいただいて、龍涎香を扱う会社を立ち上げてしまいました。
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本物の力
現在では、香水などに使われる龍涎香も麝香も、ほとんどが人工香料になっています。
私も、生命の陰陽フレグランスの開発を始めてから、初めて本物の龍涎香の香りを嗅ぎましたが
本物の龍涎香を嗅いでみて、人工と天然は全く違うことがよくわかりました。
龍涎香の香りは、体の反応としてもダイレクトに感じるものでした。
弊社では、香りの体験会なども開催していますが
龍涎香を嗅ぐと、ほとんどの参加者の方は眠くなるんですよ。
香りによるリラックス効果なのでしょうね。
私自身も、製造に使った後のビーカーの残り香がたとえようもなくいい香りで
とても元気になるんです。
また、龍涎香は海からの授かりものだからでしょうか。
龍涎香を扱い始めてから、あまり好きでなかった海を好きになり毎日通ったり、
親との関係性までが変化して、心理的にもとても落ち着きました。
何より、生命の陰陽フレグランスの開発を担当したスタッフが次々と妊娠してしまったのには
驚きました。
とても嬉しくておめでたいことですが、開発プロジェクトの進捗の観点からは非常に困りましたね。（笑）
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妊娠の準備ができるということは、他のパワーも充填されているということです
今回は、妊活用のフレグランスとして開発をしたのですが、
種の保存ができる体であるということは、動物にとって最も大切な機能です。
それができるということは体の状態はこの上なく整っていることになるのではないでしょうか。
ですから、妊活の必要がない方でも
「現在の自分の状態が、本来、体があるべき状態から離れてしまっている」と感じている方には
ぜひフレグランスを使っていただきたいと思っています。
日々が忙しくハードな方、睡眠障害、リラックスするのが苦手な方、
夫婦間や家族間のコミュニケーションを良好にしたい方にもおすすめです。
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非加熱未精製にするメリット
弊社のフレグランスは非加熱未精製であることを大切にしています。
それは「命の温度帯」を守ることで、
効能が解明されていない成分や目に見えない作用を損なわないためです。
生命あるものは、
5度以下では活性が低下し、
48度で酵素が失活し、
58度でビタミンを損失します。
含まれている成分の恩恵を、余すところなく受け取るには
非加熱未精製であることが大前提なのです。
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いにしえの優れた知恵を現代に蘇らせる
命は、過去から現代へと脈々と受け継がれていますが、
時の流れとともに、今回の動物性香料に関する知識のように、忘れ去られてしまったり
すでに失われてしまった優れた技術がたくさんあります。
化学物質の恩恵を受けるようになったことで、便利になったことはたくさんあるでしょうけれど、
その陰で本物の優れた技術や知識が失われていくことは本当にもったいないことです。
私のように、化学物質が害にしかならないという人も増えていますし
昔ながらの手間も時間もかかる技術は単に非効率なのではなく、
品質を向上させる力を秘めているのだと思います。
私は、過去から連綿と引き継がれてきている知識を復活させることで
昔ながらの知恵を、現代のエネルギーにできたなら素晴らしいと思っているんです。
科学技術が進んでいなかった時代、人間は自然の恩恵を今よりもっとたくさん受けていたのだと思います。
私たちの製品を使った人の体が、本来あるべき状態に変わっていくのを見るのは
とても嬉しいことです。
INYOU読者の方は、アロマオイルなど、植物性のものを使い慣れている方が多いかもしれません。
でも、動物性香料と植物性香料は、体への働きかけが違い、それぞれに役割があります。
このフレグランスを活用することで
人間らしい、原初の脳を呼び覚まし、スムーズな妊活に繋げることはもちろん、
家庭生活も、日々の仕事時間も充実して過ごしていただければ嬉しいです。
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