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歯痛や口内炎対策、口臭予防に!ナスのヘタから作る黒焼き練り歯磨き

2020/01/24

口内環境を整える!ナスのヘタから作った黒焼き練り歯磨き

古くから日本で用いられてきた、ナスのヘタから作られる黒焼き練り歯磨き
通常の歯磨き粉に比べ、無添加・自然素材であるため、口の中に優しく、安心して使えるメリットが多く挙げられます。

自然派の歯磨き粉として注目を集める「ナスのヘタから作る黒焼き練り歯磨き」は、無添加で口の中に優しいだけでなく、自然に含まれる素材によって、口内環境を整える働きが期待できるんです。

実はナスのヘタから作られる練り歯磨きは、古代から日本で使われてきた歯磨き方法のひとつです。

ナスは日本では、健康食材として8世紀頃から栽培されており、江戸時代には歯磨き粉に使用されたり、歯痛や口内炎に対する民間療法に利用されていました。

「ナスの黒焼き」とは塩漬けにしたナスのヘタや皮を黒焼きにしたものです。
「黒焼き」とは、食材を構成する炭素化合物を過熱によって分解し、炭素のみを残したものを言います。

この歯磨き剤の材料となるナスのヘタと言えば、通常の調理であれば捨ててしまうものですが、先人たちは自らの経験からヘタの有効性を認識しており、ヘタだけを黒焼きにし、粉末状に加工して歯磨き粉さながら歯痛や口内炎対策、口臭予防に利用していました。

歴史に残る有名な書物『和名類聚抄』にも、「茄子の茎を炭にて焼きて歯磨材とす」と記され、かつてから受け継がれてきたことがわかります。

古代からナスを利用して歯磨きが使われていたということは、身体への良い影響が知られたからこそ続いていったのでしょう。
現在でも、無添加で自然素材で安心して使える自然派の歯磨き粉として再度注目を集めています。

ナスのヘタから作る黒焼き練り歯磨きが生まれるまで

今回ご紹介する、ナスの黒焼き練り歯磨きを作った生産者さんにお話を聞いてみました。

創業者、梅崎和子さんは栄養士として病院で働く中で、患者さんの食事の栄養素的には何も問題がないのに、糖尿病や現代病が治らないといった方々をたくさん見てきました。
そんな中、マクロビオティックを知る機会があり、以後学びと実践を繰り返されてきました。

病院を辞めて、出産した子どもがアトピーだったんです。どうして自分の子供がアレルギーなんだろう・・ということで、そこでもまた疑問が生まれて。
けれども、アトピーやアレルギーの人々において、あまりにストイックになりすぎることもよくない、ということを次第に、気がつきはじめました。

牛乳だめ、肉はダメ、あれもこれもダメ、」など様々な食材を禁止して、ひえやあわのような粗食ばかり食べさせてもなかなか続かないし、どんどん体が弱くなっていく子供たちと間近に接してきました。

しかし除去食だけでなく本質的で自然に作られた栄養のある良いものをいただく、ということをしていますと、だんだん体はよくなり、体力も、戻って病状が良くなっていく。
その様子を見て、まず胃腸を丈夫にすることが何より大切だと確信していきました。

生産者がナスの黒焼きの練り歯磨き粉を作った背景として、「昔の人が当たり前にやってきたことを、今の人たちにもきちんと伝えていきたい」という考えが前提にあります。

その時の流行り廃りでなく、日本人がこれまで伝承的に食べてきたもの・使ってきたものによって、命が繋がれていると思っています。

ご飯に、お味噌汁に、魚料理に、副菜に、食卓で日常的にいただいてきた自然なものを基本にしていくことがまず、何よりも大切です。

ここ10年、現代になって増えつつある不自然な食べ物によってアレルギーをはじめとした異変が出ている人にとっても、まずは一度、『昔からある伝統を見直すことで穏やかに生活することができる』ということをお伝えしたいと考えています。

安心の自然素材!古くから使われてきた「ナスの黒焼き」を歯磨き粉に

今回ご紹介する黒焼きなすの歯磨き粉は、江戸時代くらいから使われてきた伝統的な手作りの歯磨きから着想を得ています。
ナス自体が、マクロビオティックの考えからすると、陰陽の中で「極陰」に位置付けられています。

へたの中でも陰の箇所を真っ黒に焼いて陽性よりにし、黒焼きにしにしたもの自体をお歯黒のように歯に刷り込んで歯を磨く、というのは、昔の人たちがやってきたことでした。
そして、それをもっと現代人向きにアレンジしたのがこの練り歯磨き粉です。

パッケージは白と黒のシンプルなもので、炭でできていることを表しています。
ナスのヘタ自体もオーガニックのものを使用。
山形の有機農産物を作る生産者さんと繋がりができたので、そこでとれたナスのヘタだけを炭にして粉末にし、加工場で作ってもらっています。

ナスの歯磨き粉はナスのヘタの漬物から作られるのですが、高い塩分と水っぽい素材から作るわけで、それを綺麗に黒焼きにするのは結構難しいんです。普通のところでは、到底できません。
茶の湯の席で、おもてなしの一つとして使われる特殊技術があります。例えば松の枝だったらその枝の形のまま丸ごと炭にするという特別なテクニックなのですが、こちらを応用して、ナスのヘタの炭を作っております。

知識だけでは語れない、使った時、食べた時に、しっくりくる「感覚」を取り戻して

「温故知新」を伝えていきたい。
伝統を捨ててしまったり忘れてしまったりするのではなく、古きを知って自分たちが続けられる形で続けていって欲しい。

実は私自身も、かつては伝承されてきた伝統的な食のお手当や食べ物を知らなかったタイプ。
マクロビオティックでもよく登場する梅醤番茶だって、昔飲んだことはなかったんです。
飲んだ記憶がないから、『おばあちゃんの知恵』など言われても、なかなかピンとこないのです。

そのために「これって本当に、日本人がずっとやってきたことなの?」と疑ってしまうようなところもあったのですが、『体がしみる味』というのは実際にあるよなあと、マクロビオティックに出会って体感しました。

頭でっかちになって、『どの食材が効能があって』などのウンチクは色々あるけれど、そうじゃなくて『飲んだ時、食べた時に体がじわっとして美味しい、ほっこりする』、そんなものってありますよね。

そういう意味では、知識ではない要素も、大事だなって思うんですよ。

これは私の持論ですが、日本人が代々先祖が食べてきたものだからこそ、遺伝子レベルで記憶の中に、刻み込まれているものがあると思っています。
だからこそ、食べた時にホッとしたり、しっくりくるものがあると思っています。

伝統的な知恵が織り込まれた、この黒焼きなすの歯磨き粉を、この機会にぜひ使ってみてください。

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