品質の良い商品を売りたいという想いからできた、日本人に不足しがちなカルシウム、鉄、食物繊維などがたっぷり入った生でも食べられる貴重な国産わかめとひじきとは | IN YOU Market|厳選オーガニックショップ-食品・コスメ・サプリ


品質の良い商品を売りたいという想いからできた、日本人に不足しがちなカルシウム、鉄、食物繊維などがたっぷり入った生でも食べられる貴重な国産わかめとひじきとは

2019/10/18

IN YOU Marketに長崎産のわかめとひじきを出品している
本田さんにお話を伺いました。

産地偽装されてもわからない現状を打破するため、直接海藻を仕入れる

私どもは、食品を扱って100年の小さな会社で、
明治初期までさかのぼって商売の記録があります。

海藻に関しては、ここ30年ほど力を入れています。

最初は海外も含め、基本的に国内産の海藻を仕入れていたのですが、
品質管理が難しかったのです。

と言いますのも、私たちは零細企業ですから、
ちょっとおかしいなぁと思っても、ここの産地ですと言われたら信用するしかないんです。

わかめやひじきを長年扱っていると、だいたいどこの産地のものかわかるものなのです。

私はお客様にちゃんとした商品を売りたいという気持ちがあふれてきて、
いろいろな産地を考えてみましたが、私が長年住んでいた地元の長崎でとれた、
顔の見える海藻
を扱うことにしました。

そして、まずは顔のわかる海藻を仕入れることが大切だと思って、
漁師さんから直接わかめやひじきを仕入れることになったのです。

長崎県の顔が見えるわかめやひじきの上物だけを扱う

ところが、漁師さんから直接仕入れると、今度は品質が安定しません

昆布に等級があるように、わかめにも上物と下物があるのですが、
海からとったままの状態だから、あまりよくない海藻も混じってしまうのです。

漁師さんがわかめやひじきの仕分けをするのは、毎日の漁がありますから
仕事量的に難しいのはよくわかります。

そこで、漁師さんから直接仕入れるのはやめて、信頼の置ける長崎の漁協や漁連から
上物だけを選んでもらったもの
を扱わせてもらうことになりました。

私どもが扱う海藻はスーパーなどで売られているものとは程遠いもので、
肉厚で美味しいわかめや質の良いひじきです。

今では良質な海藻を安定して仕入れることができるようになりました。

それでも、長崎に産地をしぼると、海藻が足りない時があって、
いつも海藻を集めるのに必死の思いで求めています。

ここ数年、海水温が高くて海藻の収穫量が例年の半分という状態が続いていますので、
質が良くて美味しいわかめやひじきをお客様にきちんとお届けできるよう、
常に努力を続けています。

上物の中でも漁協などから届いた後、袋詰めの時に人間の目で見て選別して、
なるべく柔らかい部分が入らないようになるべく良いものを選んでいます。

RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム

塩をたくさん入れて増量したわかめと違って無塩に近い良質なわかめ

私どものわかめやひじきは、一見すると高いように感じるかもしれませんが、
市販の海藻に比べて、歩留まりが良いのが私たちの商品の違いです。

スーパーで売られているやすいわかめは、ほとんどが塩分50%以上だということは知っていますか?

塩をたくさんまぶせば安く売れますから、一般に塩蔵わかめにはたっぷり塩を混ぶしてあります。

わかめに混ぜる塩分は、40%以内なら保存料として認められていますが、
それ以上塩が入っている場合は増量剤というカテゴリーになります。

塩分が40%以上含まれるわかめには塩分何%かということがわかる表示をすることが
法律で定められていますから、ぜひ安いわかめのパッケージの裏側を見てみてください。

塩分何%と書いてあるものは、増量剤として塩が大量に入っているものです。

私どものわかめは、その時々で多少の前後はありますが、塩分が約30%で、
長崎では無塩と言われているものを扱っています。

塩がたくさん入っている塩蔵わかめは見た目は一瞬安く感じると思いますが、
塩がたくさん入っていて増量されているだけなのです。

塩をたくさん入れたわかめはPHバランスが崩れて、
ベチャッとしたりぬるっとしたりと食感が悪くなります。

戻すとふっくらふくらみ、湯通ししているから生でも食べられる

私どものわかめは、肉厚で食感が良く、香りも良いのが特徴です。

安価な塩蔵わかめは身が薄くて水に戻してもあまり増えないかと思いますが、
このわかめは4〜5倍に増えるから、わかめを1本戻せば、
3人家族の1品にちょうど良いくらいの量に仕上がります。

私どものわかめは見た目の価格は高いかもしれませんが、これだけ増えることを考えると、
かなりお得なことがわかります。

湯通しして塩蔵していますから、ゆでずにそのまま食べられる、手軽さもあります。

海からとったわかめは褐色ですが、湯通しすることで鮮やかな緑色になるのです。

湯通ししたわかめを保存するために塩を追加したものを塩蔵わかめと言います。

安価な塩蔵わかめで常温で日持ちするという表示のあるわかめは、
明らかに添加物が入っている
ことが、わかめを扱っているとわかります。

私どものわかめは、届いたら冷蔵庫に入れていただくと日持ちがします。

お刺身感覚で、わかめの美味しさをぜひ味わってみてください。

RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム

ふっくらと戻るひじきも、湯通し乾燥だから生食がオススメ

ひじきに関しても、戻した状態で売っているものを買うのは、もったいないことです。

乾燥ひじきの2〜3倍の価格になっていますから、経済的ではありません。

乾燥ひじきも私どものものは見た目は高く見えますが、
一般に売られている乾燥ひじきの倍くらい入っている上に、
ふっくらとふくらんで戻るから、実はお得な価格
なのです。

長ひじきは日本で昔から食べられてきたものですが、
手軽に食べられて口当たりの良い芽ひじきを選んでいます。

芽ひじきは、一本のひじきに対して80%ほどとれます。

このひじきも湯通しして乾燥してありますから、戻したらそのまま生で食べられるので、
サラダなどにして食べていただくのもオススメです。

わかめもひじきも、ぜひ生の美味しさを味わっていただきたいと思います。

RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム

隠れたブランド、実は美味しい長崎産のわかめやひじき

三陸わかめなどはブランド化されていますが、
長崎の人はブランド化するのが苦手なんです。

今まで、長崎の海藻は美味しいということを誰もうたってきませんでしたが、
私は地元、長崎の人間ですから、今からでも長崎のわかめやひじきの美味しさ
たくさんの人に紹介したいと思っています。

身が厚くて歯ごたえがあり、香り高いわかめ
ふっくらふくらんで生でサラダにしても美味しいひじきです。

海藻を食べるということを、つい忘れてしまいがちではありませんか?

わかめやひじきは、低カロリーでありながら、日本人に不足しがちな
カルシウム、鉄、食物繊維などがたっぷり
入り、体に良い上に美味しいから、
どんどん食べていただきたいと思います。

RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム

RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム

favorite