毎日継続して飲み続けるのに一番いい健康飲料とは。お茶葉だけでなく、茎の旨み、芽の甘み、粉のコク、畑の味をそのままに摂取できる高級煎茶の物語。 | IN YOU Market|厳選オーガニックショップ-食品・コスメ・サプリ


毎日継続して飲み続けるのに一番いい健康飲料とは。お茶葉だけでなく、茎の旨み、芽の甘み、粉のコク、畑の味をそのままに摂取できる高級煎茶の物語。

2019/10/19

IN YOU Marketに静岡産の有機緑茶と有機粉末茶を出品している
岩倉さんにお話を伺いました。

農薬を排除して数年、健全な土からキラキラ輝くお茶ができる

60年ほど前、祖父が静岡県の島田でお茶農家をはじめ、
子どもの頃からお茶づくりの手伝いをしていました。

最初は茶葉を買ってきてお茶をもむ加工をしていましたが、
次第に茶畑を増やしていきました。

一般的に、お茶は年間で10〜12回ほど農薬を散布します。

農薬をまくと、害虫もいなくなりますが、
昆虫まで死んでしまうことに
疑問を持ちはじめました。

特に夏の暑い時期に農薬をまくと、気分が悪くなったりしたことから、
平成4年から有機栽培を開始。

他の畑のない、人里離れた畑があったので、
試しにその畑で農薬や化学肥料を使わずにお茶を育ててみたのです。

最初の2年ほどは化学肥料が土に残っていたせいか、まずまずだったのですが、
3年ほど経った頃、ガクッと収穫量が落ち、
お茶の木が害虫や病気にやられたました。

がっかりしたけれど一念発起して、
土作りをしっかりすることにしたのです。

畑を耕してふかふかの土にすることで空気が入って
土壌菌が元気になる。

自分なりにお茶に向き合い、
ある年、お茶の様子が変わって、
キラキラ輝いて見えました。

お茶の木自体が抵抗力をもって、
健全な木になってきた証拠
です。

健全な畑の土から、健全なお茶が形成される。

害虫や病気も徐々に減り、
収穫量も上がってきた平成14年に
JASの認定を受けました

農薬を使わないので雑草の処理に追われますが、
安全なお茶を作るために、日々取り組んでいます。

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やぶきただけでなく、おくゆたかなど6種のお茶の個性を楽しむ

今、お茶は品種改良して育ちやすくした
やぶきたという品種が一般的になっています。

私の茶園では、個性豊かな6種類のお茶を栽培しているのが
他とは違うところです。

一般的に、様々な畑の様々な品種の特徴のお茶をブレンドし、
その技術によって年間を通して安定した味で供給できる、
とても素晴らしい技術です。

ですが、実際に栽培からお茶と接していると、
お茶にもそれぞれ個性があって、
気候や環境で大きく変わってくることを実感しています。

お茶も生きているのです。

そのお茶の味と香りと個性をそのまま
皆さんにそのまま届けたいと思っています。

やぶきたは品種改良されたお茶で、
渋みと甘みのバランスが良く、
摘採の時期が1週間から10日ほどある
栽培しやすい品種です。

おくゆたかなど他の品種は摘期が短く、3日で終わってしまうなど、
栽培するのは大変ですが、
有機栽培するにはやぶきたよりも
他の品種の方が害虫や病気に強いのです。

やぶきたや病気や害虫に強いおくゆたかの他、
少しずつ品種を増やしているので、
個性あるお茶の味を楽しんでいただければと思っています。

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お茶の葉だけでなく、茎の旨み、芽の甘み、粉のコク、畑の味をそのままに

静岡県ではお茶の消費量が多く、
1日に10杯飲むと言われています。

毎日飲むお茶だから、
安全なものが飲みたい
ですよね。

私自身も、一般的なお茶を飲むと、
口に何かが残る感じがします。

有機のお茶はすっきりとしていて、
それぞれの品種によって
個性ある渋みも旨みも甘みも味わえます

栽培したお茶にあまり手をかけすぎず、
お茶の葉だけでなく、茎も芽も粉も全て使って
自然の状態をお茶の間に届ける
ことを心がけているのも特徴。

茎には旨みがあり、芽には甘みがあり、
粉にはコクがあります。

お茶を蒸す時間を長くすることで甘みを引き出したり、
機械の水分量に頼らず、お茶葉の厚みや温度湿度を鑑みて
長年の勘で蒸し具合を調整。

実際に手で触ってお茶の状態をよくみて、
仕上げる
ことも心がけています。

今、お茶を飲む習慣が減ってきて、
コーヒーなどを飲む方が増えていると思いますが、
一人でも多くの人に有機茶の美味しさ
お伝えできればと思っています。

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高めのお湯を注いで飲んでも香り高い有機茶

有機のお茶は、慣行栽培のお茶に比べて
香りが引き立っているのが特徴
です。

一般的に高級茶は低めの温度で入れると言われていますが、
有機のお茶は高めの80度くらいのお湯でいれるのがオススメ。

冬の寒い時期には、甘みは少し飛んでしまいますが、
ポットのお湯をそのまま加えても香りが良いです。

2煎目には薄くなってしまうようなお茶もありますが、
有機のお茶は味わいが豊かなので、
3煎目でも十分美味しく飲んでいただけます

平たいお皿に大さじ1程度の茶葉を入れ、
ひたひたのお水を入れてから氷をのせてすする

甘みがあって面白いですよ。

口に茶葉が入りますが、有機栽培だから
安心してそのまま食べられます。

葉よりも茎の方が旨みがあるので
試してみてください。

今回出品している緑茶は、
緑風の舞とおくゆたかの2種

緑風の舞は、やぶきたを中心にブレンドしていて、
渋みと甘みのバランスが良いお茶です。
お茶を入れた時に生の茶葉の香りがして、
まるで茶畑にいるような感じがします。

早い時期に収穫しているから、
甘みのあるミル芽という柔らかい芽が入って、
上品なお茶です。

おくゆたかはファンの多い品種で、
鮮やかな濃い緑色をしていて、
コクがあって、甘みが強い
ので
渋味がかき消されています。

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粉末茶は、たっぷりと太陽の光を浴びた
有機煎茶を粉末にしています。

遮光して栽培する「抹茶」と違って
ビタミンCもカテキンも多く、
お湯に溶けださないお茶の成分も
粉末にすることでまるごと摂取できます
。 

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我が家では、牛乳やヨーグルト、アイスクリームにかけたり、
コーンフレークにまぶしたり、
お団子の生地に練り込んだりしています。

毎日美味しく続けられるオーガニックの緑茶で元気になる

農薬に敏感なお客様もいらっしゃって、
他で無農薬といっても体が反応してしまうという方も、
私のお茶は大丈夫だったそうです。

我が家でも毎日飲んで、
お茶に触れることが多いので、
山に毎日出かけても日焼けしにくいです。

お茶に含まれる、ビタミンCなどが関係しているのでしょうか。

いろいろな健康飲料が出回っていますが、
長く日本人に馴染みがある緑茶は、
毎日継続して飲み続けるのに一番いい健康飲料
だと思っています。

私も毎日有機のお茶を飲んでいるから、
元気にお茶を作ることができます。

豊かな土で作られたお茶の木は、
艶やかな色をしています。

本物のお茶の味と香りを求める方は、
ぜひ一度お試しください。

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