大変だと思われがちなお弁当作りが実は楽ちん!な理由
こんにちは。オーガニックライターの越野美樹です。
私は、かれこれもう10年くらい、週に5日以上お弁当を作っています。
お弁当作るのって、大変でしょ? そう言われることが多いのですが、実はとても楽チンなのです。
例えば、どこかに出かける日でなくても、朝のうちに残り物を詰めてお弁当箱を詰めておくと、
冷蔵庫からあれこれ出したり、わざわざ何かを作ったりすることもなく食べられます。
また、お茶碗やお皿を出すこともないので使うのはお弁当箱と箸だけ。
洗い物も少なくすみ、何から何までとても時短になるのです。
お客様にお出しするお弁当ではなく、自分や家族が食べるお弁当なので、そんなに気張らずに、美味しく食べられることを優先にして作っています。
one point advice!手作りのお弁当を美味しく美しく見せるコツ
私はブログやinstagramにお弁当を載せていますが、美味しそう!という声をたくさんいただいています。
お弁当が美味しそうに見えるコツは、彩り。できれば白、黒、黄色、赤、緑の5色が全て揃うとパーフェクトですが、身近な食材を使って4色でも入れるとかなり彩り豊かに見えます。
ご飯、パン、麺などで十分に揃えられますが、玉ねぎ、カリフラワー、えのき、レンコンなども使えます。
ご飯を入れると白い部分が多いので、のり、しいたけ、昆布、ナス、黒ごま、わかめなど、黒いものが入るとお弁当が引き締まります。
人参、黄パプリカ、かんきつ類、かぼちゃ、黄ズッキーニ、黄トマト、とうもろこし、卵、カレー粉など、ビタミンカラーを!
ミニトマト、赤パプリカ、紅生姜、赤カブ、赤大根、鮭、ゆかり、梅干し、りんご、いちご、さくらんぼ、ベリー類など、食欲が進む色を!
いんげん、青菜、パセリ、レタス、キャベツ、ブロッコリー、きゅうり、セロリなどを入れると優しい印象になります。
例えば、ご飯に梅干しと昆布を乗せて、卵焼きブロッコリーと人参を入れれば、それだけで5色揃います。
赤が足りない時は梅干しやミニトマトを、黄色が足りない時はおかずにカレー粉を足す、緑が足りない時はパセリを加えるなど、ちょっとした彩りを加えるだけで一気に華やかな印象になるのです。
茶色いお弁当も、もちろん間違いなく美味しいのですが、お弁当に5色揃えると、彩りが豊かになるだけでなく、栄養のバランスも整いやすくなります。
お弁当以外でも、普段のご飯作りにもぜひ、5色を意識してみてくださいね。
楽ちんお弁当をずっと続けるためのメニュー5選
なるべく時間をかけずにお弁当を作るのが、毎日続けるコツです。彩り弁当からさっと作れるお弁当まで、5種類のお弁当をご紹介します。
例えば、一番手間のかかる和風のお弁当の場合でも、私の場合、朝炊いたご飯を詰めて、さっと作れるメインにとりかかり、冷ましてから夜に作った日持ちする常備菜やお漬物を1、2品詰めるだけ。
夕飯に何も作れなくて寝坊した日は、パスタを茹でてソースを作って、詰めるだけという手も!
パスタは茹で上がりにオイルを混ぜておくと、お昼も美味しくいただけます。
うどんやそうめんでも美味しいですよ!
夜のうちに油揚げを甘辛に煮て冷蔵庫に入れておき、朝温め直して煮詰めます。朝は炊いたご飯に酢を加えて握り、油揚げの中に詰めるだけでおいなりさんのお弁当の出来上がり!おかずはなくても満足できるお弁当のできあがり!
サンドウィッチの時も、朝さっと作れるものを作って挟むだけ。
時には、おにぎりと少々の副菜だけという日があってもいいですよね。あんこやきな粉などをまぶせばおはぎにしても、バリエーションが広がります。
とにかく、毎日のことですから、あまり時間をかけずに、美味しく食べられることを一番に考えるのが、お弁当を続けられるコツです。
お弁当「さしすせそ」と調理法
お弁当を飽きずに食べるコツは、いろいろな食感や味付けが入っていること。
甘い、辛い、酸っぱい、しょっぱい、苦いの5つの味の食材を使うことを意識してみてください。
いわゆる「さしすせそ」と言われている甘み、塩、酢、醤油、味噌などの調味料を満遍なく使うことで、一つの味に偏らず、さまざまな味わいが楽しめます。
また、生、焼く、煮る、炒める、揚げる、蒸すなどの調理法もいろいろな方法を取り入れることで、バリエーションが広がります。
お弁当がマンネリになって飽きてしまうのは、同じ食材を見るとつい同じものを作ってしまうクセがあるからかもしれません。
例えば、同じ食材でも、いつもと違う4つの調味料を使ってみる、いつもと違う4つの調理法をしてみるだけでも、16倍の料理が広がるということになりますね。
いつもと違う食材を買ってみると、バリエーションは無限大に。ぜひ、マンネリから抜け出して、お弁当ライフを楽しんでみてください。
時間が経ってもお弁当を美味しく食べられるお弁当箱
お弁当をお昼に食べると、できたての味と違ってがっかりすることはありませんか?
お弁当を美味しく食べるためには、木のお弁当箱は必須です。
お弁当を作り始めた当初はプラスチックのお弁当箱を使っていましたが、いくら冷ましてから蓋をしてもお弁当箱に水滴が残り、ごはんはベッチャリ。
木のお弁当を使うようになってからは、ご飯が炊きたての美味しさで保たれ、お弁当独特の嫌な匂いもなく、美味しくいただけるようになりました。
プラスチック容器を作ったお弁当を食べていたイメージで、お弁当が苦手、という方がいたら、ぜひ木のお弁当箱を試していただきたいです。
お弁当は時間が経ってから食べるものなので、食中毒などにも気をつけたいものです。
もちろんお弁当箱をよく洗うことは必要ですが、木に漆を塗ったお弁当箱なら、衛生面でも安心です!
お弁当箱の、お弁当以外の活用法もあった!
お弁当箱は、お弁当を入れるだけではありません。
持ち寄りパーティーのおかずを入れて持っていくにも、木のお弁当箱は大活躍です。作りたての美味しさそのままを会場まで持っていけますよ。
また、ケーキやクッキーなどを入れておすそわけを入れる容器にするのもオススメです。和風な感じのお弁当箱ですが、なかなか美味しそうに見えますよ。
木のお弁当箱で作ったお弁当を一度食べたら、その美味しさに魅了されることと思います。作りたてでないご飯やおかずを、いかに美味しく保ったまま食べられるのか?木のお弁当箱の魅力をぜひ体験してみてください。
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