「耕さない、持ち込まない、持ち出さない」自然農法の考え方|大切なことは自然が教えてくれた - IN YOU MARKET|厳選オーガニックショップ-食品・コスメ・サプリ

「耕さない、持ち込まない、持ち出さない」自然農法の考え方|大切なことは自然が教えてくれた - IN YOU MARKET|厳選オーガニックショップ-食品・コスメ・サプリ


「耕さない、持ち込まない、持ち出さない」自然農法の考え方|大切なことは自然が教えてくれた

2020/01/22

夫の不調や不健康な病院食に疑問を持ち、子どもが安心して食べられる物をつくるために農業を開始

元々は長崎にいました。

15年前に子どものためにも安心な野菜を作りたいと思い、農業を始めました。

夫は建設の仕事をしていましたが、体調を崩して、それも一つの動機ですね。

私自身は栄養士の免許を持っていますが、農業をやる前は、病院の給食事業に関係する仕事をしていたのですが、数字で管理されて、化学調味料や、冷凍食品、調理済みの加工食品なども使われている様子を見て、何となく違和感を感じていました。

病気を治療するために、この食材でもいいのかな・・と。

そんなある日、農業に興味を持ち始めて以来、マクロビオティックをやっている知人が増えたり、福岡正信の本に出会ったりしまして、様々なことが同時に重なりました。

そして少しずつ、食生活にも変化が表れ、「玄米食べてみようかな」とか。

無農薬玄米を食べ始めて、最初の何年かは喘息になったりして好転反応か!?と思うようなこともありましたが、その後も薬に頼りすぎず、オーガニックなものを食べながら自然療法を実践していたら、病気になることが激減して、体って食べ物でいくらでも変わるんだなと実感をしまして。

そうした中、知り合いから、「研修生募集しているよ」という話をいただいて家族で移住をしたんですね。

その時の指導は、動物性肥料を使うような農法だったんですけれど。
(今は自然農法なので使っていません。)

何年か習ってみて、「自分たちが食べるものだけでも作れたらいいよね」という話になり、生活を心機一転改めるため、研修先で空いている畑や家もあったので、そこに移住をしました。

固くてどうしようもなかった土が、ゆっくりと変化して、不思議なくらい柔らかくなっている面白さ。

最初は、耕さないせいか、土が固くて固くて。
畑にした土地はもともと15年くらい放置されていたみかん畑だったので、まずは木を倒すところからスタートしました。

事情もあって、機械をいれて急いで開墾したために、工事現場みたいに土が固くなってしまって、せっかく、何年もかけてフカフカの土になっていたのに、今では「もったいなかったな!」と反省していますが、当時も「こんな土壌で野菜が育つのかな」と心配でした。

半信半疑で色々植えてみたのですが、不思議なことにそんな土壌でもなんとか野菜が育つんですよ。野菜の力ってすごいです。

次の年同じ土を見ると、去年と違う草が生えたり、去年は見なかった虫がいたり。
土って環境ってこんなに変わるんだと驚きましたね。

他にもいろいろ大変なことはあります。
うまく収穫しても売り先がないこともあるし、毎年タネをまくシーズンに、イノシシが入って荒らされたり、虫がついてしまったりと、散々な結果になることも・・。

自然が織りなす変化を楽しむ。これも自然農法の醍醐味

それから、自然農法で野菜を作っていると、いい野菜ができた年に、明確にその理由がわからないことも多々あります。

毎年全く同じことをしていても、同じ結果になることは少ないんですよ。
年によってうまくいかない時、うまくいく時、というのがあります。

例えば落花生が上手く収穫できた年があったのですが、その前の年は全然なんです。

毎年毎年状況が変わって、同じことをやっていても、虫の様子が変わったり。
刻一刻と自然の流れというものは、時の流れとともに変わっていくものなんです。

ずっと同じというのはあり得ない。

そこに生きている生き物たちが営んでいる環境が少しずつ変化していって、次第に自然の一部として循環するようなそんな絶妙なバランスをとっているのを実感しています。

自然農は難しいけれど、だからこそ、「自然が織りなす環境の変化」を見つけるのは非常に面白いと思います。

「耕さない、持ち込まない、持ち出さない」という自然農法の考え方

「耕さない、持ち込まない、持ち出さない」という考え方が、自然農法の基本にあるのですが、土って何も外から与えなくても自然に柔らかくなったりするものなんですね。

かつて研修先では動物性堆肥も使っていたんですけれど、その動物が何を食べているのかわからないでしょう。

「食べるものによくわからないものをやっていいの?」みたいな疑問もありましたし、使わなくてもできるんであれば、その方がいいなと思って、外から持ち込まなくていいならそれに越したことはない。

それに、不自然に肥料をたくさん与えたり、人間の都合でやらなくたって、ちゃんと育つんです。上手くいかないこともありますけれど、上手くいくものはいく。

何も肥料をやらなくてもすごく立派なものができることもあります。

まあ、もちろん「こんなゆっくりなペースで生きていていいいのかな?」とたまに思うことはあるんですけれども笑

でも自分たちの食料は作れるわけなので、飢え死にすることにならないんだなって思いましたね笑。

自然農法によって鍛えられた直感

自然農法をやっていると、土の状態を見るだけでもこれはこの野菜が育ちそうだなっていうのがだんだんわかっていくんです。

野菜によって環境的に適切な場所が違うのですよね。
ただこれは何年も続けないとわからない感覚だったりします。

野菜って面白いんですよ。
ほんの少しだけ植える場所を変えるだけでも、すごく変な形に育ってしまったり、すごく繊細だなあと感じますね。

水はけの具合とか、畝が一列違うだけでもこんなに違うのだなと驚きます。

動物や虫が教えてくれること

ある時、アナグマやイノシシとかが畑に入ってきて穴をあけてしまうので、柵をつけたんですね。

面白いのは、アナグマってミミズを食べにくるんですが、「アナグマがほじくる共通の場所」が、あるんです。

穴を掘るところは湿気が溜まってるんだなとわかるので、乾燥させるようにしたり。

あとは、昔、自分たちの生ゴミの一部を畑に返していた時期があったんですね。

するとやたらとカラスが寄ってきてしまい、まるでヒッチコックかのようにカラスだらけになってしまって笑。

「ああこれはやりすぎだからやめよう」とか。

動物たちが教えてくれることに、大事な気づきが隠されていたりもします。

虫が集まる理由もありますしね。

そんな時は、そうした虫が好きじゃないものを植えるとうまくいったりと、学びの繰り返し。

人間っていいと思ったことを、やりすぎる傾向にあるので、自然が教えてくれることを忘れがちなんですよ。

便利じゃなくても、季節のものを食べることから始めてほしい。体が整うから。

今ってスーパーがあるので、一年通してどんなものでも購入できる時代じゃないですか。

冬なのにきゅうりないですかとかレタスないんですかとか、真夏なのに、根菜を食べたがる方もおられます。真夏に大根ないですか?と。でも、自然農だと、収穫できないものはできない。

春先は葉物は採れないですしね。

けれども、私自身がいつ何がとれるか当時は知らなかったなあと痛感しますね。

季節の野菜だけで、どういう風に生き延びるのか昔の人はすごく知恵を絞っていたのだなと感じます。

自然農で作った野菜が届いて、もしかすると今欲しいものじゃないこともあるかもしれません。

けれど、「季節の物を食べる」というのは、自然に身をまかせることなんですね。
その季節に育つものだけを食べて暮らしてみると案外、体のバランスが自然と保たれると思います。

マクロビオティックでも体を冷やさないために根菜類がいいと言われますが、盲目的にこれがいい!という考え方ではなく、自然の流れを大切にすることが大事ではないかなと感じています。

自然農法の野菜を定期的に食べていただくと、偶然かもわかりませんが、お子さんができる人が多いんですよ。子宝に恵まれる方が不思議と多い。

私も、自分で作った食材をいただくのですが、病気はしないですね。
歯医者くらいにしかお世話になりません。

ぜひ自然農法の野菜、食べてみてください。

favorite
403 Forbidden

Forbidden

You don't have permission to access this resource.

403 Forbidden

Forbidden

You don't have permission to access this resource.

403 Forbidden

Forbidden

You don't have permission to access this resource.