「こんにちは」の代わりに「ご飯食べた?」が挨拶のスリランカの、オーガニックプロダクトを日本に広めたい - IN YOU MARKET|厳選オーガニックショップ-食品・コスメ・サプリ

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「こんにちは」の代わりに「ご飯食べた?」が挨拶のスリランカの、オーガニックプロダクトを日本に広めたい

2020/04/08

私自身、農業、そして食、フェアトレード・オーガニックにフォーカスしたことを行うために、長年オーガニック農業や、フェアトレードに関わることを、スリランカに住みながら行なっていたんですね。

そして、約1年前に会社を立ち上げた時、暮らしの中で「善いもの、善いこと」を提供したいと考えました。

そもそも、最初にオーガニックに興味を持ったのは、祖父母が和歌山で無農薬栽培の農業をしていたことがきっかけです。夏休みには祖父母の畑で新鮮な有機きゅうりやトマトの収穫をして、当時は珍しかった直売所で店番をしていた楽しい思い出が残っています。

スリランカは国をあげてオーガニックの普及活動を行なっている。

スリランカでは前の大統領政権がオーガニックを国に、普及させることに貢献しています。
政治的なこともからめ、国全体で、消費者も農民も健康になろうよという動きがあったので、年々オーガニック市場は拡大傾向になりつつあります。

けれど、スリランカには、農家さんもあまり資金がなく、また肥料メーカーも限られているので、日本のように有機肥料は潤沢にありません。彼らは1から手作りの肥料を発酵させ、たくさんの労働力をかけてオーガニック農業を行っています。

その人たちに敬意を払って、正当な価格で商品を買い取って取引し、フェアな価格で消費者の元に、届けられたらいいなと思っています。

地元の良質なオーガニック商品を広める活動があり、地元のオーガニック農家の発信の場になっている。

ところで、当初私がスリランカのプロダクトを広めることになった転機として、グッドマーケットというコミュニティの存在があります。

そこは、かつては地元の、ファーマーズマーケット的存在。

個人のオーガニック・ファーマーとか、理念に共感をした人たちが多く、集まっています。

ナチュラル・プロダクトを集め、興味のある人に紹介をするというシステムで、立ち上げたのは、NGO活動をしていたアマンダさんという方。

私自身その人にとても刺激を受け、これらのプロダクトを日本に広めることになりました。

グッドマーケットは、最初はマルシェからスタートして、今はコロンボに2店舗ほど、あります。

形式としてはおしゃれなスーパーマーケットのような施設で、オーガニックで都会的な雰囲気です。

ちなみに、スリランカは欧米に食品輸出もしているのですが、スリランカ人の年収は大体20万円くらいなんですね。つまり、月収でいうとたった、2~3万円。

海外の高額なオーガニック認証を農家の方が取得するのはほとんど、不可能です。

ですから、運営者はグッドマーケット独自の基準をローカルで設定・認定し、スリランカで、広める取り組みをしました。

ローカルの認証基準なら、現実的なコストで取得できるので広まりやすいし、農薬を使わないなどオーガニック農法で作られているものに対して安全性を謳うことができます。

ローカル認証を取得したことにより、仕事のチャンスが増えた人も、生まれました。

「オーガニックに切り替える」ということを宣言し、周りから最初は笑われていたファーマーも、マーケットに出したことにより、どんどんオファーが来るようになって成功しました。

こうして、実際に注目を浴びるファーマーや事業者が地元発で増えていっているんです。

成功したら、今度は高額な国際認証を取得し世界にも出て行く、とかそういう夢のステップアップも、見えてくるわけです。

スリランカの商品を日本で紹介するまでに伴う苦労とは?

一方で、実はスリランカのものを日本で紹介するまでの工程で、とても苦労も伴うことが。

マーケットには、大体プロダクトだけでも、500、600くらいは登録されているのですが、日本の厳しい衛生規格に合うところは、本当にたったの一部しかありません。

ですから通関書類や商品規格書類を出すだけでも相当大変。

スリランカと日本の文化の違いで納品や納期が遅れるのも当たり前。

スリランカはゆったりした国民性に加えて、インフラが行き届いてなくて停電が頻繁に起こったり思い通りにスケジュールが進まないのです・・。

そして最終的に日本の衛生などの基準に通るものという意味では、多くの中から輸入できるものが、ごくごく一部。

私としては、これまであまりスポットが当てられていないものに当てたいと思い、中でも調味料は一番無理なく使えるものかなと考え、調味料にフォーカスすることにしました。

今回、ご紹介するのはカレーパウダーや、ココナッツシロップ、そしてココナッツシュガー。

日本の調味料はスーパーで見ても、添加物だらけでどれを使っていいかわからないですよね。

だからこそ、安心できるものを広めたいと思いました。

私自身、なぜオーガニックが、流通されないんだろうと疑問に思っていた節があります。

スリランカでは「オーガニックは高い」というイメージがありますし、なかなか手が出ない人も多い。

そして、これは日本でも同様ですね。

スリランカでは農薬を使ったものと比べてオーガニックは、三倍もの価格差がつくものもあります。

けれど、確かに三倍も違ったら手が出ないですが、百円とか数百円程度なら、オーガニックを選んで使う人もいるんじゃないかなと思っています。

今は社会的な構造もあり、難しいけれど、だんだんそういう世の中にしていけたらなって。

ストーリーをお伝えして、全商品を買いたいとは思わなかったとしても、全体のうち数パーセントの商品でも、それらのストーリーに共感し、一人一人が少しずつ、気持ちが動いてオーガニック商品を、買ってもらえればいいなあと思うんですね。

そうなっていけば、オーガニックやナチュラルが、大衆向けメイン・マーケットにはならないかもしれないけれど、ある種の大きな代替マーケットにはなるのではないかと、信じているんです。そして、それは地道に頑張っている有機農家・無農薬栽培の方々を応援することにもつながります。

農薬を使わないカレーパウダーは日本のカレー粉が食べられない人やヴィーガンの方にもおすすめですし、農薬を使わないココナッツシュガーはGI値が半分でとってもヘルシー。

素朴な甘みが美味しいんです。

人と会った時に「ご飯食べた?」が挨拶がわりのスリランカのカルチャーを広めていきたい。

最後に、スリランカで私が好きなところを紹介します。

人と会った時に、日本だと、こんにちは、と言いますよね。

スリランカでは、「ご飯食べた?」と挨拶がわりに聞くのです。一番初めにね。

スリランカの習慣として「大好きな家族や友人と一緒にご飯を食べることが幸せ」というようなフレンドリーなカルチャーがあるのですが、そこが私は、とても好きです。

ちなみに、スリランカではカレーは作り置きせず、毎食必ず常に新鮮なものをどの家庭でも用意しています。

誰がいつ、来てもいいように2、3食多めにカレーを作るのです。

誰か来たらみんなで必ずご飯を一緒に食べるという、食卓を共にする文化が根付いているのです。

とても素敵ですよね。

そんなスリランカで誕生したオーガニックプロダクトをぜひ使ってみてください。

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