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無農薬・除草剤不使用の京都のお茶ができるまでのストーリー

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無農薬・除草剤不使用の京都のお茶ができるまでのストーリー

日本人には欠かせないお茶。
あなたのお気に入りのお茶はありますか?

お茶の中にも、紅茶、ほうじ茶、ジャスミン茶、マテ茶・・・。
様々な種類のお茶が販売されていますよね。

今回お話を伺ったのは、京都の木津川市でお茶を生産している森井さん。
ゆったりと時間が流れる里山で、2014年から無農薬のお茶を栽培をされています。

選ぶのに迷ってしまうほどの豊富な種類。
1つ1つに大切な人への思いが込められています。
きっとあなたの日常に寄り添ってくれる、そんなお茶を販売されています。

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なぜ無農薬栽培のお茶の栽培を始めたのですか?


「もともと代々続くお茶農家でして、

農薬や除草剤を使用する慣行栽培をしていたんです。

でも、2014年に無農薬栽培に切り替えましたた。

そのきっかけは京都の手作り市で出店し、お客様と直接顔を合わせて販売したことがきっかけ。

実際にお客様の顔を見る「対面販売」をすることによって、

安心安全なお茶を届けたいと強く思いました。

実際にこのお茶を選んで、飲んでくれるお客様と顔を合わせて販売させていただき、

安全性の高いお茶を届けていきたいと思いました。」

無農薬栽培に切り替えるのは大変だったのでは?


「最初は、覚悟をしていましたね。

お茶の生産量や、手間がかかる分、時間や人手もかかりますし・・・。

あと、お茶の味も絶対に下げたくありませんでしたね。

まずは約2ヘクタールくらいある茶畑の内、1つの茶畑から無農薬栽培を始めました。

無農薬で栽培し、除草剤ももちろん使用しません。

覚悟はしていたんですが、意外とそんなに困らなかったんですよね。

年間の生産量はもちろん減ったのですが、春に新芽を摘み始め、

農薬が必要になる季節までにはお茶を摘むのは終わります。

お茶を無理に生産量を上げようとせずに、

自然のサイクルに戻していっただけなのです。

元々、お茶の木は日陰にできていたんですよ。

人間がお茶を飲むようになって栽培が広がり、

もっと欲しいと生産を増やそうとし、太陽の光が当たる場所に植え始めたんですよね。

今のお茶は経済的な理由で1年中収穫をしています。

無理に収穫しようとするから、農薬や、除草剤が必要になるんですよね。」

「自然のサイクルに従って、お茶を収穫すれば、

農薬を使わなくても、除草剤を散布しなくても、

自分が必要な時の収穫量は減っていませんでした。

よく見る、ペットボトルのお茶は、

秋に伸びきってしまったお茶を機械で刈って、

元々は次の年の茶畑の堆肥にするものを、

大きなトラックで運んで、ペットボトルのお茶になっています。」

「そうすることで、だんだんお茶の値段が下がってしまい、

もっと生産をしないといけない。

生産量を増やすことばかりに追われてしまい、自然のサイクルが崩れます。

更に、茶畑には得体の知れない、

畜産牛、豚などの畜産系の肥料を使ってしまい、

今までなかった病気が起こってしまうかもしれない。

それは巡り巡って自分に必ず帰ってきます。

無農薬栽培を始めたというよりは、

元々の自然のサイクルに戻っていったという方が良いかもしれませんね。

収穫の季節に人出が足りない時は、

全国から無農薬栽培などに興味がある、意識の高い方々が茶畑に集まってくれます

足りないものはみんなで補い合い、お茶を大事に育ててきたからこそ人が集まってきてくれます。

最初は不安だったし、覚悟はしていたけれどそんな必要はありませんでした。

これからはどんなお茶作りに挑戦していきたいですか?


中国茶に興味があって挑戦したいです。

中国茶にも色々と種類がありまして、

去年は、白茶を実際にお客さんに集まってもらって、白茶(パイ茶)を作る機会を開催しました。

白茶は、茶葉が芽吹いて白毛が取れないうちに採取し、

発酵を浅い段階で自然乾燥をさせたものです。

白茶はお茶の原点とも言われていて、

体験してもらうことによってお茶をもっと身近に感じてもらいたかったのです。

実際に体験してもらう機会を、もっと増やしていけたらと思います。」

それぞれのお茶に込められた思いとは?


「このお茶1つ1つに名前がついていますが、

実は家族の名前をつけているんですよ。3人の子どもと母の。

葉月・太陽・風花・満(みつる)

自分の子供みたいに大事に育てたお茶だから、

特別な名前をお茶につけています。

手書きのパッケージも私が書きました!

手作りが伝わればいいな。と思って書かせてもらいました。

1つ1つ丁寧に作ることで、お客様に安心したお茶を届けられたと思っています。

対面販売をしていると、お客様の声が直接聞けるんです。

「私は晴耕雨読派」とか、「太陽を毎日飲んでいるよ」とか、

お客さん一人一人の言葉が届くたびに嬉しい気持ちになります。

お客さんそれぞれが楽しんでくれています。

日本でお茶が栽培され続けているのは、日本の気候に合っているからですよね。

安全で美味しいお茶をこれからも作り続けて行きたいと思っています。」

近年の日本食ブームで、日本のお茶の輸出量は増えています。
私たちも海外のお茶を手にすることが増えましたよね。

少し立ち止まって、私たちの故郷日本のお茶をもう一度楽しんでみてはいかがですか?
きっとあなたのお気に入りが見つかるはず。

なんだか落ち込んでいる日や、時間ばかりに追われてしまっている方、
暖かいお茶を飲んで、ホッと一息ついてみてください。

これからの季節は、冷やしたり、水出しをしてみたり、

季節に合ったあなたオリジナルの楽しみかたも見つけてみてください。

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