今回ご紹介するのは、化学肥料と農薬不使用、

自家採取の原料を使ったお米とお味噌のセット。

お味噌の原材料は、熊本県の本田さんが育てたお米と大豆とお味噌の他に、

加えられているのは沖縄の塩だけ。

生産者の顔が見える、安心安全なお米とお味噌です。

自家採取をし、農薬と化学肥料を使わないお米

農薬や化学肥料を使わない稲の特徴として、

風水害に強いということが言われています。

農薬や化学肥料を使っていない稲は、

台風で倒れても、また自ら立ち上がるのだそうで、

余分な栄養や薬のない稲は、強い力を持っているのですね。 田んぼには、ゲンコロウや様々な昆虫、スッポンまで

たくさんの生き物がいます。

お米の品種は、ヒノヒカリとミナミノニシキの２種を

季節によってお届けします。

この二つの品種は、熊本県の土地にあったもので、

最初は自家採取をしている方から種を分けて頂いたのだそうです。

自家採取を繰り返すことで先祖返りをしていき、

原種に近い種になっていきます。

F1種の種や雄性不稔の種、遺伝子組み換えの種などの

人間への影響が話題になっていますが、

このお米は素性のわかる種を使っているから、

安心のエビデンスが違います。

季節により、２種類のお米を直送

ヒノヒカリは、西日本で広く栽培されていて、

米食味ランキングで最高ランクの特Aを獲得したこともある品種。

粘り、香りのバランスが良いのが特徴で、

お米本来の風味とふんわり感が楽しめ、

小粒だけど非常に食味の良いことが知られているお米です。

炊き上げた時の粘りも程よく、ご飯がつぶれにくいから、

丼ものやカレーライスなどにもオススメ。

ミナミノニシキは、昔ながらの品種と同じように、

あっさりと淡白なお米。

今はコシヒカリ系のモチモチのお米がもてはやされる傾向にありますが、

日本人は昔からあっさり系のお米を食べ続けてきたのです。

体にスッと入って、食べやすく、

よーく噛むことで甘みが出てくるお米。

今では栽培する農家さんも少なくなりましたが、

元来日本人が昔から食べてきた、

日本人に合う品種です。

放射性物質を気にして、西からお米を取り寄せる方も多いかと思いますが、

熊本県産だから、その点でも安心できますね。

味わい深く、日本人が求めるお米

実際に、こちらのお米を土鍋を使って炊いてみました。

ふっくらして、ツヤツヤ！

炊きたてはもちろんですが、冷めてもおいくて

毎日食べても食べ飽きず、

日本人が心から求めているような味わいです。

原種に近いお米は、アレルギーなどにも影響が小さいと聞きますが、

スーッと胃に収まり、消化よく吸収されるのを感じます。

コシヒカリのようなモチモチさはないけれど、

子どもに食べさせたい、そんなお米です。

さっぱりしているから、酢飯にもオススメ。

全ての農産物を一人の生産者が栽培する、顔の見える味噌

お味噌は、田んぼで作られた本田さんの米を麹に使った米味噌と、

大麦の麹も加えた合わせ味噌があります。

本田さんが栽培した米、大麦、大豆を地元の醸造所に持ち込み、

沖縄県産の塩を加えて作られた味噌。

他の生産者の作物や輸入の大豆などは

一切加えられず、一人の生産者の原料だけだから安心です。

醸造所で３ヶ月ほど寝かせて、

白味噌の状態で本田さんの元へ。

九州の味噌は麹が多めで、

割と甘口に仕上がっているのが特徴です。

夏から秋はフレッシュな味わいが楽しめ、

翌年の冬になる頃には、こなれて色合いも深くなり、

コクのある風味が楽しめます。

できたてのうちは、甘みと塩味が立っている気がするので、

ご自宅で少し寝かせていただくのもオススメ。

関東の味噌と違い、ミンチにはせずに粒がそのまま残っているので、

素材の味がストレートに感じます。

素材の味わいをそのまま味わいたい、コクのある味噌

こちらの味噌は、お味噌汁に使うと、

甘みと塩気が程よく効いた、フレッシュな味わいに仕上がります。

おたまですくって菜箸で混ぜるだけだとお味噌汁に粒が残るので、

味噌のツブツブ感が気になる場合は、

味噌こしを使うか、すり鉢でするのがオススメ。

お味噌の味が深く、コクがあるから、

お味噌をお椀に入れてそのまま飲んでいる方も

いらっしゃるそうです。

本田さんは、酢味噌や味噌炒めがオススメということですが、

甘みや旨み、コクがあるので、余計な調味料を合わせずに

そのままいただくのも、また乙なもの。

きゅうりに味噌をつけて丸かじりにしたり、

茹で野菜にディップとして添えても美味しいですよ。

甘口の米味噌と、使いやすい合わせ味噌

米味噌は、米麴の甘みをたっぷり感じる甘口で、色も薄め。

お味噌汁やお料理にはもちろん、

スイーツの隠し味にも使えます。

お味噌汁に入れると京風の白味噌仕立てのような

上品な味わいに仕上がります。

手持ちの塩味がキツめのお味噌と合わせ味噌にすると、

まろやかで風味豊かなお味噌汁がいただけます。

合わせ味噌は、しっかりと程よい塩気を感じながら

米味噌より色も濃い仕上がり。

お味噌汁はやっぱり合わせ味噌が美味しいですが、

こちらの合わせ味噌は米麹と大麦麹があらかじめ含まれているので、

２つの味のハーモニーが楽しめます。

体を作る、米と調味料からはじめよう

農薬や化学肥料を使わず、12年間自家採取を続けてきたお米と、

全て本田さんが栽培した農産物を使ったお味噌。

本田さんには、ぜひ顔が見える消費者に、

直接お米やお味噌を届けたいという思いがあります。

安心できるお米や調味料が欲しいけど、

何を買っていいかわからないという方は、

お米とお味噌のセットから、

ぜひはじめてみてください。


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