ヨーロッパのオーガニックコスメにも石油由来の成分が使われている事実|本物のオーガニックコスメの選び方を多くの人に伝えたい。 - IN YOU MARKET|厳選オーガニックショップ-食品・コスメ・サプリ

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ヨーロッパのオーガニックコスメにも石油由来の成分が使われている事実|本物のオーガニックコスメの選び方を多くの人に伝えたい。

2020/04/08

今回はオーガニックコスメ協会の代表水上先生にお話を伺いました。

ヨーロッパのオーガニックコスメ認証では合成成分が使用OKになっている驚きの事実

今回書籍を出そうと思った理由は本当のオーガニックコスメについてもっと正しいことを伝えていきたいと思ったためです。

ヨーロッパには、コスモスやエコサートなどのオーガニック認証があります。

しかし、そうした基準のなかで、実は相当な範囲で合成成分が使用可能になっているという点が長年気になっておりました。

例えば、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸K・・。

これらは、石油から作られたもの。

効果のある防腐剤ですが、なぜオーガニックコスメに、こういう原料を使うのだろうと疑問に思いつづけていました。

実際、技術のことだけを考えれば、天然成分で作ることは可能なんです。

「天然成分の防腐剤」も、実現可能。

私自身の考えとしては、オーガニック・コスメの基準として、合成のものが含まれていない、天然100パーセントの成分の商品に対してつけるべきじゃないのかなって思っていたんですね。

日本の消費者は「ヨーロッパはオーガニックコスメ認証基準が厳しいから安全」だと思い込んでいる。

また、日本の消費者の方々は、「ヨーロッパのオーガニック・コスメマークはとても厳しく、マークがついていれば100パーセント天然で、オーガニック」だと思っている人が多いですが、化粧品の成分に関して、真剣に勉強していないために、きちんと理解されていないのが現状です。

世界的な影響を与える認証基準において合成成分を使用していることについて疑問を感じ、天然100パーセントという新たな基準を日本から発信していく必要を感じました。

日本の製造会社は技術力が素晴らしくて、天然100パーセントで作ってください、というと実現できるところも多いのです。

実際に、国内でもそうした天然100パーセントのコスメもたくさんあります。

私たちで信頼できる基準を作っていった方がいいよねということで、ジャパンオーガニックコスメというタイトルにしたのです。

オーガニックコスメの市場はまだまだニッチ。

私としては、消費者にとって安心安全なものを届けたいという思いが強いので、天然100パーセントのオーガニックコスメを買われるなら、ぜひ国産の本物のオーガニックコスメを使っていただきたいなと思っています。

他国にオーガニックコスメを届けるため、合成界面活性剤を使ってしまうブランドも。

海外にもオーガニックコスメはありますが、例えばドイツのコスメブランドは、ドイツ国内だけでなく、アメリカや世界が市場が必然的にターゲットになります。

そんな時、全世界どこに行っても安定した商品にしようと思えば、そこには安定した界面活性剤などが必要になってしまうのです。

だからこそメーカーの立場を考え、認証機関としては「石油由来の合成界面活性剤
を使っていいですよ。」という本質的ではない基準になってしまったのです。

メーカーの立場のことがメインに基準が定められてしまっており、消費者の立場ではなく業者目線になってしまっているわけです。

どのようなものもそうですが、企業だけで作ると、消費者目線ではないものが出来上がります。

ドイツにも厳しくこだわった商品もありますが、大きく有名になったブランドについては、合成のものを使ってしまったりしているのが実態です。

シャンプーに天然成分!と書かれていても、実は合成であることも。

また、シャンプーには「コカミドプロピルベタイン」という成分がよく使われます。

そのような商品においては、大抵、天然由来!とうたっていますが、残念ながら、天然のものではありません。

具体的には、植物と石油の合成成分であり、自然界には決して存在しない成分。
つまり、合成には変わりないものなのです。

ヨーロッパは日本と比較しても環境先進国ではありますが、よくよく見るとクエスチョンがつくものが多いものが並んでいるのが事実。

よくコスメに使用される、安息香酸ナトリウムなんかは、実は日本でいう旧表示指定成分です。

これは必ず表示しなければならないとして、日本が研究の上でアレルギーなどの各種リスクがあると実証し、過去に提示された成分。

それが、なぜかヨーロッパではオーガニックとしてOKになってしまっているのです。

人々はヨーロッパはオーガニック先進国だから、基準も厳しいという安易なイメージを持ってしまっていてこの事実に気がつく人はわずかです。

私はかつて国際会議にも出て指摘しましたが、「今後、合成にかわるものがあれば使いたいと思う。」で終わってしまっていて、進展はありません。

そういう面から考えても、オーガニックコスメを使うのでしたら、海外商品の全てが悪いとは言わないですが、良心的な成分で作られている安全なものを選ぶというのが賢い選択かなと思っています。

そして、可能であれば日本で作られた品質の高いものを使っていただきたいです。

オーガニックコスメ協会のスタンスとしては、女性やお母さんにまずは手に取って欲しいという考えがあります。

彼女たちには、コスメも安心安全なものを使って欲しいのです。

次世代のことを考えるのは女性や、お母さんなので、そういう女性たちが自分、そして未来の子供達ために安心安全なおのを選んでいただきたいと思っています。

製造会社の方々には100パーセントナチュラルな成分で作ることを目標にして欲しい

我々の協会の基準は、時に、非常に厳しいという風に言われます。

しかし、すでに実現し、基準をクリアして作っている会社はあるので、作ること自体は可能です。

製造会社の方々にもぜひこの本を手に取っていただき「合成がないと作れない」という思い込みは早く、捨てて欲しいと願います。

そして製造会社の方々には、100パーセント天然成分のみで作ることぜひとも目標にして欲しいと思っています。

それにこれからの時代、天然100パーセントで作る技術を各企業が持たれるとすごい「ソフト」になると思うんです。

それらのノウハウは、これからの事業に取っても必ずベネフィットになると思います。

本物のオーガニックコスメを作ることのできる製造メーカーとしてのアピールになるはずです。

そして私としては、この基準を、世界に発信していく必要があると思っています。

その上で、国内においては、きちんと信頼できるものを作っているメーカーを応援していきたいですね。

誰もが自分のことだけでなく環境について配慮せざるを得ない時代。今こそオーガニックコスメを使っていきましょう。

近年、オーガニックコスメへの関心は確実に高まってきています。

かつて環境問題に配慮する人たちが「偏った見方をするちょっと変わった特殊な人たち」というような扱いでしたが、今ではそういう考えもなくなり、むしろ誰もが、環境について考えるべき時が来ています。

現に日本、そして世界でも災害も多くなっていて、自分のことだけでなく環境についても考えざるを得なくなってきています。

自然がどんどん壊れていくという実感が、人ごとではなくごく身近感じるところまで来ているわけです。

最近はウイルスなどの問題もありましたし、グローバル化をしすぎることにより、プラスの面ではなく、むしろマイナスの面や危険性というのもだんだん見えつつある時。

こんな時こそ、改めて良いものをまずは国内で広めないといけないですし、日本で作られたものを買い支えるというのは基本だと思います。

オーガニックコスメが普及することは、自然と共存することに繋がります。

総合的なオーガニックライフを目指すにあたり、化粧品についても、天然100パーセントを使うことが大事です。

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