小学生の頃から精油店に通い、精油の研究を重ねる上で、少しずつ自分でものづくりをするように
私は、小学4年生の頃に理科実験クラブに入っており、石鹸を作ったりしていました。
その際に、苛性ソーダを手にこぼして火傷してしまったのです。
作る工程を見ていると、石鹸であっても使う薬品には危険なものもあるのだなと驚いて、近くのドラックストアに行って、商品の裏側のラベルを見て色々チェックするようになったのです。
その延長でラベンダーなどの精油を使い始めました。
小学生の頃から、精油店に通って、オーガニック精油の研究をしていたのです。
けれど、同級生に対しては、特にそうした話をしませんでした。
母親にも具体的に「これは使わない方がいい」と、「その代わりにこの洗剤を使うべきだ」とか、細かく指摘をするようになっていました。
16の頃、オーガニック食材店で働くようになって以来、だんだん無農薬無肥料栽培に対して詳しくなりました。
そして、高校生の頃には、色々な情報を周りに共有するようになっていきました。
ただ、当時は、同年代よりもどちらかというと、年上の方の方がオーガニックに興味を示していましたので、年上の方々との交流が自然に多くなっていきましたね。
ローズウッドオイルとの出会いは、2015年の事。
世の中にこんなに素晴らしい香りがあるのかと衝撃を受けました。
それで、香りの研究に再び火がついたのです。
そして、3.11の時でしょうか。
これまで以上に健康に気をつけるようになりました。
自分の周りには専門的に研究をしている人も沢山いらっしゃいましたので、個人的にも放射能対策に関して様々な角度からリサーチを重ねていました。
いわゆる表に出てこないような方々もその界隈には多くいて、インターネット上には掲載されることのない良質な情報も存在するのです。
ものづくりをする上で気をつけていること
好みが違うことを理解し自分の好きと周りの好きを、くっつける工夫をする。
香りに関しては特に、自分が好きでも人によっては苦手という香りがあります。好き嫌いはっきり分かれますよね。
ですから物作りにおいては、人それぞれ好みが違うことを理解した上で、決して自己満足にならないよう、できるだけ自分の好きと周りの好きをくっつける工夫をするようにしていますね。
周りの人の意見を聞きながら、プロダクトを磨いていくことを大切にしています。
最高級中の最高級の原料のみを使うことを徹底
それから、最高級中の最高級の原料を探すようにいつもアンテナを立てています。
完成したプロダクトであっても、今後これまで以上に素晴らしいものに出会ったら、そちらに切り替えるというスタンスで物作りをしています。
特に精油は天然のものですから、同じ会社のもので同じラベルが貼ってあったとしても、合成香料のように品質が安定しているわけではありません。採取時期によって、クオリティが結構変わってきます。
全部同じブランドのもので揃えたくなるのがブランド品を購入する人の心理ですが、A社はラベンダー精油は素晴らしいけれど、ローズ精油はイマイチというようなことがよくありますので、その都度一番クオリティが高い精油を扱うブランドを見極めて仕入れることも大切にしています。
海外在住の友人に頼んでリサーチしてもらったり、時には自分自身で海外の薬局や市場に行ってリサーチすることもあります。
オーガニックな商品を通じて消費者に伝えていきたいこと
皆さんにお伝えしたいのは「自分をケアする時間を大事にしていただきたい」ということ。
しかし、実際には、自分をどうやってケアしたら良いかピンとこない人も多いかと思います。
ですので、そのような方々には、「具体的にどうしたらいいのか」を商品などを通してお伝えしていきたいと考えています。
大事なポイントとして、まず、食べ物。
よく言われていますが、 食べたものが血となり肉となるわけですから。
単純に上質な食べ物を摂ること以上に、自分に必要な栄養に変換させる能力を高めるなどの食育にも着目する必要があります。
次に、肌に触れるもの。肌着や寝具などですね。実は、肌に触れるものが心のケアに大きく関係してきます。
純粋に触れること=愛情の表現だからです。
そして空気です。ここでアロマ精油をどう活用するかという話になってきます。
植物の叡智が結晶化された精油の力をそのままダイレクトに製品に込めています。
RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム
RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム
RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム
RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム
RECOMMENDED ITEMおすすめのアイテム