私は2013年まで、日本の魅力を世界に広める博覧会
「Japan Expo」で働きながら、国内の魅力を海外に伝える仕事をしていました。
そして日本文化がどのように海外で受け入れられているのかを知りたくて、
単身でニューヨークへ渡る決心をしました。
ニューヨークで日本の魅力を世界に広める活動を始めたのですが、
市販されている「日本茶」が、「日本産の茶葉ではない」ことを知り驚愕しました。
その時から、世界にあふれている日本茶を、本物に変えたいという思いで、お茶に焦点を置き、
自分自身でそんな美しいお茶を作ろう!と思い立ち、このお茶を作るに至ります。
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[title_box]日本茶の新しい飲み方[/title_box]
今までは、日本茶を飲むなら、急須で淹れて飲むのが1番という人と、
ペットボトルのお茶でもいいという人もいて、
基本的にはこの2つに分かれていたんです。
しかし私は、飲み方や有機栽培だからという価値観を押し付けずに、
世界中の人達に新しい日本茶の楽しみ方を提供したいと考えました。
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[title_box]日本に帰国後見た、茶農家の悲惨な現状[/title_box]
茶農家には今、深刻な後継者問題があります。
1つ目
お茶の生産者が減り、平均年齢は60代を超え、
たくさんの耕作放棄地となった茶畑があること。
2つ目
茶葉は虫がつきやすく、農薬や化学肥料を使わないと育てるのが難しいため、
日本の97%の茶農家は農薬を使用していること。
現在有機認証を取得している国産茶葉は約3%です。
(有機認証を取得していないが有機栽培をしている茶農家もあります。)
3つ目
日本から海外に輸出されるお茶はごくわずかで、
茶農家の方々が、今海外で緑茶が人気で、必要とされている事に気付けていないということ。
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[title_box]日本だけでなく、今や海外でも需要がある日本茶[/title_box]
現在海外では抹茶ブームが広がっており、
カフェに立ち寄れば、抹茶を取りいれたドリンクやお菓子を提供しています。
また、茶葉を海外で栽培したり、手に入れることが困難なため、日本よりも高額で売られています。
海外では貴重なものとして扱われています。
そんな日本茶を、日本人は毎日のように飲んでいますが、
国内外に、オーガニックの日本茶が飲みたいという人たちは沢山います。
しかし今オーガニックのお茶として生産されているのは、日本の中でわずか3%という現状です。
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[title_box]運命の茶農家さんとの出会い[/title_box]
茶農家の方々と会って話をするうち、静岡県の茶農家さんと出会いました。
彼の作ったお茶を飲んだ時、
透き通るおいしさで目が覚めるような、しかし決して強く主張しすぎない、
爽やかで優しい味だったんです。体の細胞が喜んでいるような感覚を覚えました。
彼の茶畑はすべてがJAS有機認証済みの茶畑でした。
JAS有機認証といってもその決まりは様々。
ほかの食品、野菜に比べ、お茶はお湯で抽出するので農薬のきまりがゆるいため、
実際には一部使用が認められている農薬も存在するのです。
しかし深く話を聞いてみると、
彼は一切の化学肥料をも使用しない無農薬・無化学肥料栽培をしていました。
しかもすでに30年近くもの実績があり、驚くべきことに、
茶葉は家族総出で手摘みしているという。
これは私がまさに求めていた、
正真正銘のオーガニックな、「本物の日本茶」だったんです。
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[title_box]「本物の日本茶」を届ける、私の使命。[/title_box]
私が出来ること、それは、
日本と海外のコネクションを生かし、
世界中にオーガニックの日本茶農家さんたちが作るものを届けることだと。
オーガニックであることを広く知ってもらうために欠かせない、JAS有機認証とアメリカのUSDA有機認証も取得
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[title_box]オーガニック茶の存在は、日本茶に新たな命と可能性を吹き込んだ。[/title_box]
良い基準はその人にしか決められない。
だからこそ大事なことは、
自分が何を選ぶかを、考える力を付けることなのだろうと。
本来、お茶の飲み方はもっと多様で良いはずなのです。
このお茶が、そのことを考えるきっかけになれば嬉しく思います。
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