
「更年期=老化」ではないという意外な真実
更年期という言葉を聞くと、「自分はもうそんな歳か」などと、なんとなくネガティブな響きに感じる人が多いかもしれません。
でも言い換えれば、更年期は「体が次のステージへ移行するタイミング」。
更年期は老化だとネガティブに考える必要はなく、
あくまでも、ライフスタイルを見直す絶好のフェイズだと思えばいいのです。
産科婦人科学会によれば、日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳前後。
その前後10年間、つまり45歳から55歳頃までが「更年期」とされます。
けれど実際には、35歳ごろから卵巣機能の緩やかな低下が始まっていることも知られていて、
生活習慣などによっては、30代でもプレ更年期っぽい症状をうったえる方もいます。
統計的にみると、女性の約8割が更年期症状を経験していて、
そのうち約2割が生活に支障が出るほどの強い症状を感じているのだそう。
症状はホットフラッシュ、疲労感、不眠、イライラ、動悸、関節痛など人によってさまざま。
でも、こうした揺らぎは病気ではなくあくまで「自然な変化」です。
だからこそ、医療に目を向ける前にまずは、日常の食事やセルフケアがとても大切です。
事実、同じ年齢でも、パワーや若さが違うように、食生活や栄養の取り方によって、
更年期の症状は軽くも重くもなることが研究でわかっています。
食べ物で変わる更年期の過ごし方
「食事でホルモンまで変えることなんてできるの?」と思われるかもしれません。
確かに直接的にエストロゲンを補うことは難しいのですが、
体内代謝、神経の安定、骨や血管の健康は食べ物の影響を強く受けます。
複数の研究とメタアナリシスで、大豆イソフラボンの摂取によってホットフラッシュ(ほてり)の頻度や重症度が有意に改善されたというエビデンスがあります。
たとえば、ある系統的レビューでは、ソイイソフラボン群でホットフラッシュの頻度が最大で約25%減少(プラセボ調整後)したと報告されています。
さらに、別のメタアナリシスも、ソイイソフラボンが更年期症状を緩和する可能性に言及しています。
ミネラルの中で、マグネシウムは、300以上の酵素反応に関与しています。
筋肉・神経機能・血糖調整などに不可欠なミネラルで、臨床試験では、
更年期を問わずマグネシウム補給によって睡眠の質、昼間の活力、気分の改善などが示された例も報告されています。
Magnesium L-threonateによる客観的睡眠改善など
他にも更年期に摂取するといい食品・飲料がありますので、
そんな背景をふまえ、ここからはIN YOU MARKETが厳選した、オーガニック食品の中から、
更年期女性の心身やさしく支えるアイテムを紹介します。
飲むミネラル「細胞が燃える力を取り戻す」

「何をしても疲れが取れない」その原因のひとつが、
細胞内でエネルギーをつくるATPの生産が滞っていることにあります。
ATPの生成に欠かせないのがミネラル。
中でもマグネシウムや亜鉛が不足すると、いくら休んでも疲れが抜けにくいのです。
そこで誕生したのが、代表松浦自らがプロデュースした「飲むミネラル」です。
疲れ・火照り・だるさだけでなく、心の浮き沈みにもおすすめ。
無味無臭なので、毎日のミネラルウォーターに少し混ぜるだけ。
しかも、化学合成されたものではなく太古の土から自然な形で、採れたミネラルです。
体に必要な微量ミネラルをバランスよく補給できるよう設計されています。
プラスチックではなく強化ガラスを採用し、環境負荷を減らす取り組みも徹底。
体と地球、両方に配慮した唯一無二のアイテムです。
こんな人におすすめ:
休んでも疲れが取れない
仕事や家庭でストレスが多い
市販サプリの人工的な味や香りが苦手
毎日のルーティンに自然に溶け込み、細胞が「もう一度燃える力」を取り戻すサポートをしてくれます。
無農薬・在来種の味噌

更年期に差し掛かると、ただでさえ腸内環境が乱れやすく、便秘になったり、免疫低下、また気分が不安定になったりします。
だからこそ、毎日の食卓に欠かせないのが大豆由来の発酵食品。
中でも味噌は「本物」であることが大切。
IN YOU MARKETが扱う在来種・無農薬味噌は、
栃木県で30年以上農薬を使わずに守られてきた「加治屋在来」という大豆から作られています。
職人の手で大豆を潰し、麹箱で三日三晩寝かせ、蔵で十か月眠らせる。
機械に頼らず常在菌と対話しながら育まれた味噌は、まさに“生き物”そのもの。
研究でも、こうした伝統製法の味噌には旨味成分や発酵産物が豊富に含まれ、
腸内環境を整えるだけでなく病原菌の抑制効果すら報告されています。
つまり、これは市販の調味料とは違い、科学が追いつき始めた「発酵という知恵」の集大成ともいえます。
スーパーの棚で並ぶ大量生産品にはない奥行きのある甘さとコク。
食卓に置いた瞬間から、冷蔵庫の中で時間とともに変化し続ける“発酵の宇宙”。
更年期世代の女性にとって、この味噌は体と心をやさしく支える逸品です。
ローズヒップ入りブレンドハーブティー「夜の静けさを取り戻す一杯」

更年期になると、多くの女性が「眠りの質の低下」に悩みます。
夜中に何度も目が覚めてしまう…心配ごとが頭をめぐって眠れない。
そんな夜に寄り添ってくれるのが、このローズヒップ入りブレンドハーブティーです。
ローズヒップは“ビタミンCの爆弾”と呼ばれるほど豊富な栄養を含み、鉄分吸収を助けて疲労や冷えを和らげます。
さらにハイビスカスの酸味がめぐりを促し、ラズベリーリーフが女性特有のホルモン変化をサポート。
そこにカレンデュラのやさしい花の力が加わり、心を静かに落ち着かせます。
IN YOU MARKETのブレンドは、飲みやすさと美しさの両方にこだわっています。
カップにお湯を注ぐと、まるでルビーのように鮮やかな赤が広がり、視覚からもリラックスできる。
しかもこちらのお茶は飲むだけでなく、ローションにしたりバスに入れたりと、ライフスタイル全体に取り入れられるのも魅力。
モリンガ黒ごま塩:生命の木と伝統の知恵が合わさった“奇跡のふりかけ”

更年期に入ると、疲れやすさや冷え、不眠に加え、骨や関節の不調も表れやすくなります。
圧倒的に不足しているのが、ミネラルや抗酸化成分。
IN YOU MARKET限定のモリンガ黒ごま塩は、そんな更年期女性に寄り添う“魔法のふりかけ”です。
ベースは、国産有機ごまと世界中から集められた13種類の選りすぐりの美味しい天然塩。
これに「生命の木」と呼ばれるモリンガを加えることで、90種類以上の栄養素と強力な抗酸化力を一度に届けます。
黒ごまは東洋医学で“腎=生命力の源”を養う食材とされ、若返りの妙薬としても知られています。
また、厳選されたブレンド天然塩の陽の力が体を芯から温め、巡りを整える。
ここに、モリンガのデトックス作用が加わり、心身のバランスを底上げしてくれるのです。
作り手の女性自身が、53歳から重度のアトピーに悩み、このふりかけの発想に辿り着いたという背景も印象的です。
彼女が実感した「食べ物の力」を、今度は更年期を迎えるあなたの食卓へ。ご飯や野菜、麺類にふりかけるだけ。
難しい知識も手間も要らず、毎日の一匙が未来の体を育てるオーガニック薬膳です。

松浦 愛
今回ご紹介したアイテムは、栄養や機能性だけでなく、日常に取り入れやすく、そして“選ぶこと自体が心地よい”と感じられるものばかりです。
そして、食と同じくらい大切なのが生活のリズムです。
例えば毎朝できるだけ太陽の光を浴びるようにしてください。本当は早朝がベスト。
これだけで体内時計が整い、夜の眠りがぐっと深くなる。
それから、仕事の合間に軽く体を動かしたり、深呼吸や、瞑想をすることもおすすめ。
更年期世代にとって、食と生活習慣の両方を整えることが、心身をしなやかに保つ秘訣だと思っています。
自分を甘やかしてもいい。
そしてこの世で一番大切な人と同じように、誇らしく扱うことも大事。
自分の存在を後回しにせず、食品、飲料のひとつひとつも、自分を労る視点で、選んでみてください。
更年期は、誰にでも訪れる自然なライフステージ。
だから落ち込まなくていい。
けれど、「日々どんなものを選び、どう自分を扱うか」で体調やメンタルも、大きく変わります。
疲れや不安を感じたとき、「仕方がない」「気のせいだから」とやり過ごすのは簡単。
でも、今回紹介したようなアイテムに頼りながら、食事やお茶の時間くらいはきちんと、確保し、自分の時間を大事にしてください。
栄養の問題だけではなく、「私は自分を大切にしている」という自分へのメッセージでもあります。
RECOMMEND ITEMおすすめのアイテム

¥17,501
商品の詳細はこちらIN YOU MARKETが届けるオーガニック食品は、未来の自分を育てるためのパートナー的存在。
これからも厳しい目で選び抜いたアイテムを通じて、皆様の日常に安心を届けていきます。
今日の自分への態度が、明日のあなたを軽やかにしなやかにしてくれるはずです。
この記事も見てみてください。
何をしても疲れが取れない40代女性必見。だるさ・眠気・体力低下を放置すると危険。改善するための自然なオーガニック習慣
マルチタスクをやめて一つずつしかやらない方が、なぜか全部うまくいく理由
参考文献
NIH: Soy Isoflavones and Menopausal Symptoms (PubMed)
Mayo Clinic: Menopause — Symptoms and Causes