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休むことに罪悪感を持つあなたへ。

2025/07/29

こんにちはorこんばんは。
松浦 愛です。

今日も一日、お疲れさまでした。

このコラムを、寝る前やリラックスタイムに読んでいる方も多いかもしれません。

実は、唐突ですが、こうした癒しや気づきをテーマとしたとりとめもないコラムを今後、不定期で更新していきたいと考えています。

寝る前のベッドサイドで、ソファで寝ながら..

またはリクライニングチェアなどでくつろぎながらのんびり読めて、じわじわと自分の心の栄養になるコラムにしていければと考えています。

この時間だけは何にも追われず、誰とも戦わず、誰とも比べず、とにかく自分と向き合うということを目的にしてください。

自分に余裕があれば最低週に1回は目指したいかな。

さて、今夜は、私がテーマにしてきた「自分の首をしめる生き方」について、じっくりお話ししたいと思います。

私のことを深くご存じない方は、ピンと来ないかもしれませんが、私は相当長い間、「ちゃんとしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と思い続けて生きてきました。

休むことや立ち止まることが怖くて、「一瞬でも気を抜いたら全部がダメになるんじゃないか」と、信じていたのですね。

最悪の事態を想定するクセも、染み付いていて、どんなに楽しいことが目の前にあっても、
あるいは、どんなに素敵な時間を過ごしていても、ふと頭の片隅では「これからやらなきゃいけないタスク」あるいは、
「次に来る危機」のことばかりを考えていました。

家族と過ごしていても、心のどこかが常に緊張していて、
「本当に楽しんでいいのかな?」「こんなことしていていいのかな」と罪悪感を感じたり、自分にブレーキをかけてしまうことが何度もありました。

完全なオフの時間がない日々の中で今思えば、私の毎日はほとんど「ON」のままでした。

誰かと話をしていても、仕事のことが気になる。
ご飯を食べていても、「この後にやること」をつい考えてしまう。

「できない自分」になりたくなくて、また「できない自分」になった時、
誰からも愛されないんじゃないかと思って、どんどん自分の首をしめていくようになりました。

当然ですが、そんな生き方をしていると心と体は、持ちません。

気がつくと、自己否定の言葉ばかりが頭を巡るようになり、「私ってダメだなー」「自分が嫌いだな」「他のあの人はできているのに…」と自分を責めていました。

ご飯も次第に美味しく感じなくなり、体は重く、ため息、悲観的な言葉、自分を貶める思考が染み付いていきました。

何よりも「私には休む価値がない」「立ち止まったら負け」という謎の思い込みにも、縛られていました。

「首をしめる生き方」に転機が訪れた日

そんな私にも、ある日、転機が訪れました。

プライベートでとある出来事があり、
「もうこれ以上、自分を後回しにはできない」と心の底から思うタイミングがあったのです。

詳しいことは長くなるので、また時が来たらお話ししますが、
いわゆる、自分自身の心や体の声に正面から向き合わざるを得ないタイミングが来て、
初めて「自分を大切にする」ことの意味を考え始めました。

「自分に向き合うしかなくなった」という表現の方が、正しいかもしれません。

人生とは、とても不思議なもので、
よく精神世界の界隈でも「自分を大切にすると他の人からも大切にされる」なんて言われていますが、
自分にフォーカスして、自分自身のケアを一番大事にし始めた途端、
それまであまり上手くいかなかった人間関係などもスッと楽になりました。

「頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と思い込んで、自分を追い込んでいた時は、
周りの人との間に壁ができたり、対立や摩擦が次から次へと自分の人生の試練と言わんばかりに立ちはだかっていたのです。

けれど、今では、ほとんどそういったことがなくなったように思います。

自分を大切にしはじめてからは、明らかに合わない人は自然に離れていき、
大切な人たちとはより温かい関係が築けるようになりました。

「今ここ」にある幸せは、すごく小さなところにある

私はある時から、(おそらく事業を始めて以来)
「成果を出すこと」「生産性の高いこと」「スピード感を持って取り組むこと」にしか価値を感じられませんでした。

でも、ある時ふと、
「本当に幸せな生き方ができている人はいったい、何をしているんだろう」と考えるようになりました。

色々調べた結果、結論から言うと、
幸せは「ものすごくありふれた場所」に隠れていました。

たとえば、
私の事例で言うと、週末の昼下がり。

お気に入りのクッションに頭を乗せて、特に後の予定について考えず、昼寝をしようと思う時。

そのときだけは何も考えず、「今ふわふわのこのクッションの上に頭を乗せて寝ている私…本当に豊かで、幸せで、最高だなあ」と思えるのです。

世の中から見たら、「昼寝」なんて何の役にも立たないし、
むしろダメ人間のようにダラダラしている人に、見えるかもしれません。

でも、私にとっては「自分に幸せになっていい」というOKを出してあげられた、些細だけれど立派な証拠になります。

つまり、私にとっては、そんな昼寝の時間こそが、人生のQOLを著しく上げてくれる「宝物」なのです。

豊かさの定義とは

豊かさの定義は「お金がある」「家を持っている」「このような職業についている」「このような暮らしである」「これくらいの財産がある」などなど、

人それぞれ違うと思うのですが、

私がこの歳になって心底思うのは、

「昼寝を思う存分しても、焦ることなく、余裕を持って幸せに生きている人」は、紛れもなく、豊かだと感じます。

反対に、いくら手元に使えるお金を持っていても寝る暇もないほどセカセカしていたり、昼寝さえする時間も自分に与えられず、週末も走り回って、何かに追われている人生は私は豊かではない、と感じます。

少し奇妙に聞こえるかもしれないのですが、つまり私にとっては昼寝は、豊かさの象徴なのです。

まあ、客観的に見れば、「ただ寝ているだけの人」に過ぎないかもしれません。

けれど、不思議なことに自分が気が済むまでしっかり昼寝をした後は、とても心地が良くなります。

人生が完全に満たされているような感覚がふわっと湧いてきて「物事はきっとうまくいく」と自然に思えるのです。

そういう時は、小さな自信も湧いてきますし、多少頭の片隅にほかのことで不安が押し寄せてきても「まあ、なんとかなる」と思えている自分がいます。

さらに面白いことに、昼寝の直後は頭も心もリフレッシュされているからか、作業がものすごく捗ることも珍しくありません。

例えば、疲れている時に、2時間かかっていたタスクが、昼寝後には30分で終わった…なんてこともあります。

つまり、私にとって休みの日の昼寝は「甘え」ではなく、
「自分に優しくすることで、結果的に自分の人生がもっとラクに、もっと前向きに動き出すきっかけ」になっているのだと思います。

もし昼寝じゃなくとも、XXが好きだけど、自分にYESを出せていなかった人がいたら、ぜひやってみてください。

例えば散歩から帰ってきた、休日のある日に予定を立てずそのまま2時間くらい、気の済むまでやってみる。

目的は決めなくて大丈夫です。

この後の作業が捗るから..とか
勉強をしないといけないから..
とかそういったゴールは決めずにとにかく、やってみる。

他にも、朝起きて、お気に入りのフルーツを丁寧に食べること。
夜、仕事が終わったあとにちょっと本を読むこと。
メールチェックをしながらではなくあえて何もせずにコーヒーを「ああーおいしい!」と言いながら、飲むこと。

どれもすごく地味で、世の中のためにならなそうで、どうでもいいことかもしれない。
「自分しか得しない」「誰の役にも立たない」時間かもしれない。

でも、そうやって「小さな幸せを味わう」習慣ができてから、
不思議と「よし、頑張ろう」と自然に思えるようになるはずです。

“論理”と“直感”の話

私はMBTIで言うと、INTJだと出てくるのですが、その通りで、
もともと仕事などでは、理詰めで物事を考えるタイプです。

「論理的に分析して、正しい選択をすること」が好きでした。

でも、いつしかその「論理」が、自分を苦しめる理由にもなっていました。

「こんなペースじゃ間に合わない」
「ちゃんと計画を立てて動かないと失敗する」
「他人より成果を出さないと認めてもらえない」

自分を追い込むロジックばかり強化して、直感や自分のフィーリングは後回し。

でも、ある日ふと
「論理と直感、どちらも大事なのかもしれない」と思うようになりました。

たとえば、
今日はどうしてもコンディションが良くない、
気分が落ち込んでいる、
疲れている
やる気が出ない

そんな日は、あえて無理に何も決断せず、
自分がその気になって、自分が元気になるまで保留にしてしまうのです。

そうやって、自分のフィーリングも尊重してあげると、なぜか少しずつ大きな失敗をすることが減りました。

過去に、スピード第一で焦って決めていた時の方が、
結局あとから「やらなきゃよかった」「こんなこと、決断しなければ」と後悔することが多かったのです。

焦りや不安はどこから来るのか

焦りや不安、不快な自己否定感―
これらは、どこから湧いてくるのでしょうか?

私が思うに、そのほとんどは自分の中というよりは「過去に言われこと」「植え付けられた固定観念」「世間体」「SNS」「ニュース」「他人の目」といった、
「自分の外側」にある情報からやってきます。

たとえば、
SNSで他人の活躍を見て、「あの人はすごいな」「自分は全然ダメだ」と感じたり。

世間の「こうあるべき」に無意識で縛られて「自己投資をしていない時間は全て損」と思い込んだり。

でも実際、
他人の言葉や価値観は、あなたの人生を最後まで責任取ってくれるわけじゃありません。

「自分が自分の味方になれるかどうか」が、
幸せの本当のベースになるのだと私は思います。

小さな「自分へのOK」を積み重ねること

じゃあ、どうすれば自分の首を絞めない生き方ができるのでしょうか。

私が意識しているのは、
「自分へのOKを1日に1回だけでもいいから、ちゃんと出してあげる」ことです。

そして徐々に、その回数を増やしてみる。

「増やしても大丈夫じゃん。今日もちゃんと、無事に生きているじゃん。」

そんな感覚を覚えていってください。

実験的な感覚でOKです。

たとえば、

・今日はどうしても疲れたから、夕食は簡単なものでいいや、と決める
・夕飯を作らないといけないと思ったけれど、あまりに疲れている日は、一旦1時間寝ようと決める
・15分だけ好きな音楽を聴く
・自分のための時間を週末に作る
・SNSを見て落ち込みそうになったら、思い切ってスマホを閉じて気分の良いことをする

などなど。

もしお子さんやご家族がいて「今休めば、誰かに負担をかけるかもしれない」と思ったとしても、
自分があまりに限界を迎えている時は、まずは助けを呼びかけてみる。

「無理」と思っていたことは思い込みの可能性もあります。

どれも小さな「自分にやさしい選択」です。

これを習慣にしていくと、
「幸せになるために必要なのは、努力じゃなくて、今この瞬間どんな気持ちになるかの選択の繰り返しなんだ」と気付ける瞬間がきっと増えていきます。

「宇宙への信頼と安心」という感覚を持つ

ちょっと精神世界的な話になりますが、「宇宙への信頼」という言葉があります。

宇宙というと何か神秘的すぎていかにも大げさで胡散臭く聞こえるかもしれませんが、
下手な話、宇宙じゃなくてもなんでもいいんです。

たとえば「人生の流れ(The Flow)」に身を任せる感覚でもいいですし、
「大いなる何か」と感じる人もいるでしょう。

ご縁とタイミングを信じて動いてみる、
「心の声」を静かに聴くこと、
「自然のリズム」に身を委ねるという例え方でもいいかもしれません。

とにかく「全部自分が背負わなきゃ」
「すべてをコントロールしなきゃ」と思い込んで苦しくなった時こそ、

ちょっと世間や現実から離れて、「世界も宇宙も、たまには味方してくれるかもしれない」
そんな風に力を抜いてみてください。

それで目の前の問題がゼロになることはないと思いますが、
力を抜くと、物事が思いの外うまく解決することを何度か、体験することでしょう。

そして、1日を生き抜いた自分に「今日も大丈夫だったね。」と声をかけてあげる。

それだけで、明日の自分はきっと自信を持てたり、優しくなれるはずです。

今日のあなたへの問いかけ

今日のあなたは、どんな「自分へのOK」を出してあげましたか?

「この時間だけは、誰のためでもなく、自分のために使っていい」

そんな些細な選択が、人生をとても豊かにしてくれると私は思います。

今夜、もし心や体が少しでも疲れていたら、
ぜひこのコラムのことを思い出してみてください。

自分で自分の首をしめる生き方は、
もうやめてもいいのかもしれません。

あるいは、自分の首をしめている犯人が、「他人」や「目に見えないもの」だと思い込んできたのなら、
もしかすると自分がしめていただけかもしれない、と気づくだけでも何か変わると思います。

もちろん、「今ここ」にある、小さな幸せを味わう練習は、
決して一日や二日で身につくものではありません。

長く生きていれば生きている人ほど、今までの「思考の癖」が邪魔する可能性はあるでしょう。

例えば、今これをしたいと思ったとしても「思考の癖」が邪魔をして「いやいやそんなこと無駄でしょ」と呟いてみたり。
そうして自分の直感を邪魔する声がしばらく止まないこともあります。

時には焦ったり、昔のクセで自分を責めそうになる日もあるけれど、
少しずつ「ほんのささいな嬉しさ」「自分のためにできたこと」に目を向けていく。

それを毎日ほんの少しでも積み重ねていくことで、
気づけば、心の中に穏やかな余裕や安心感が増えていく。

そんなふうに、思うのです。

自分のペースで続けていけば、
きっとあなたも、豊かさや幸せを味わえるようになっていきます。

おやすみなさい。
では、またお会いしましょう。

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