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山梨の地域おこしから始まった前代未聞のチャレンジ!地元を愛するたくさんの人の想いが 、困難だった国産キヌアの有機栽培を可能に。

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山梨の地域おこしから始まった前代未聞のチャレンジ!地元を愛するたくさんの人の想いが 、困難だった国産キヌアの有機栽培を可能に。

NASAが認めたスーパーフードとして知られる、雑穀の一種であるキヌア。
低GI値で五大栄養素や必須アミノ酸、食物繊維をバランス良く含み、
美容や健康に役立つ食材として日本でも広く知られています。

流通しているキヌアの多くは南米産ですが、
実はここ日本でも、栽培されているのをご存知ですか?

今回は、そんな希少な国産キヌアを食べやすく加工した
「ポップキヌア」を販売している、出品者の佐藤さんに、
国産キヌア栽培を成功させるまでの紆余曲折についてお聞きしました。

山梨の街おこしとしてスタートした壮大なプロジェクト

山梨県上野原市棡原。
山梨県最東端に位置し人口は県内の市の中では最少という
この小さな街で、日本初のキヌア栽培がスタートしました。

「もともとは過疎化が進んだ街を盛り上げようと、国策から始まった事業なんです。
そこで山梨市が手を挙げて、耕作放棄地がたくさんある上野原市で、
キアヌ栽培を始めることになったんです。」

そう教えてくれた佐藤さん。
佐藤さんは生まれも育ちも上野原の出身。
喫茶店を営んでいるご自身は、栽培には関わってはいないものの
生まれ故郷を盛り上げていきたい、という一心で市役所や農業法人たちと協力し
山梨のキヌアを日本中に広める広報活動に携わっているのだそうです。


「キヌア栽培を始めて10年の間は、なかなかうまくいきませんでした。

キヌアが収穫できる年、できない年でかなりのムラがあって・・・・。
とてもじゃないけれど商品化は難しかったんです。」

「しかもキヌアを一回収穫すると、その土地の栄養が痩せちゃうんですよ。
だから同じところにキヌアはおろか植物が全然育たない。
キヌアというのは、生命力がここまですごのかと驚きましたね。」

国内で初のキヌア栽培とあって、日本中から注目が集まる中
なかなか大規模栽培を成功するまでに持っていけず、
プロジェクトは暗礁に乗り上げていました。

そんな時、転機が訪れます。

「今から4年前でしょうか、
厚生労働省が派遣する『地域おこし協力隊』が上野原に移住してきたんです。

その中に、前島という山梨県内でぶどう農家を営むものがいたのですが、
彼が路頭に迷ったキヌア栽培を成功に導いてくれたんです。」

前島さんは、まさにスーパー農家とも言うべき、カリスマ的な農業の才能を発揮し
独自の農業システムを構築していったのだとか。

「10年もの間、成功しなかったキヌア栽培が、毎年2回収穫できるようになって
供給量も安定したんですよ。

その秘密は土壌管理を徹底することにあるようですが、前島の企業秘密らしく
僕も教えてもらえません(笑)。」

そう言って笑う佐藤さん。

南米とは環境の違う日本で、ついに有機栽培が可能に

キヌア栽培で苦労したのが、完全無農薬で行う自然栽培。

キヌアの主な原産地・南米と上野原市は、日照時間が長く
雨も少ないなど似た気象条件を持っています。

ただ、標高2000メートル以上の高地で栽培される南米では
雑草や害虫が生息してません。
キヌアの種を撒いておくだけで育つような環境なのだとか。

日本で有機栽培をする際の大きなハードルはそこにありました。

試験栽培や小規模な量の栽培では成功しても、規模を大きくしようとすると
虫に食われたり、鹿(!!)に食べられてしまったりと想定外のことが頻発したのだそうです。

虫はキヌアが大好き。結実するまでの1〜2ヶ月は、雑草と虫を除去する作業に
追われるのだとか。
とはいえ雑草を全て抜いてしまうと、今度は害虫が全てキヌアを食べてしまうので、
どれくらい除草するのか、などは実践して調整していくしかありません。

こうしたいくつもの紆余曲折を経て、農家組合とキヌアの研究所が力を合わせながら、
ようやく完全無農薬・自然栽培での有機キヌアの栽培に成功しました。

今では1.5ヘクタールの畑を10人ほどのスタッフで管理しているそう。
キヌア栽培は地域おこしの意味もあるため、障害者の方の雇用も行なっているそうです。

全くアレルギーの心配がないキヌア専門の工場で製造

キヌアは環境によっては1〜2mほどまで生育します。
ちょっと意外かもしれませんが、キヌアの穂は鮮やかな赤紫色。
収穫の頃は、美しく彩られた畑の風景が広がるそうです。

収穫したキヌアは、お米のようにはざかけして、
1〜2週間天日乾燥をさせます。

その後、脱穀をし精白。
そのままキヌアをパッケージするかと思いきや・・・

「キヌアはそのままだと食べられないですし、
洗うときにザルの隙間に挟まって大変じゃないですか?(笑)

もっともっとキヌアを日本に身近に食べてもらうためには、
その不便さを何とかしないといけない。

そのままでも食べられるし、料理にも使いやすい。
そんな使い勝手の良さを目指して、
高圧の蒸気でキヌアを熱し、ポップキヌアというものを作りました。

しかもキヌアは加熱処理を行っても、栄養価の高さは変わらないんですよ。

今まで食べるまでが面倒だったキヌアの利便性がぐっと上がって
もっとご家庭で利用しやすくなったと思っています!」

機械での加熱加工からパッケージまでは、
国内で唯一の、キヌアの専門工場で行われています。
通常はアレルギー物質を扱う工場で加工されることが多いものの、
アレルギーが全くない、清潔に保たれた環境でポップキヌアは作られています。

こうした生産・製造への取り組みは高く評価され、食品安全、環境保全、労働安全が
持続可能と認められたGAP(農業生産工程管理)を取得しています。

また手作り感が心温まるパッケージも、山梨が地元のデザイナーさん作。
山梨といえば、戦国時代の武将・武田信玄。
パッケージには軍配をモチーフに、日本の国旗があしらわれた
ポップなデザインに仕上がっています。

有機キヌアの栽培を、山梨の一大事業に育てたい!

佐藤さんは、このポップキヌアを通して
地元・山梨の活性化を願い、PR活動に精を出しているそうです。

「今は道の駅で販売したりブライダルの引き出物用に発注されることが
多いのですが、今後は百貨店への出品も視野に入れていますよ。

またポップキヌアを使った他の商品づくりも進めているんです!」

佐藤さんの努力の甲斐あって、県のガイドブックに掲載されたり
市町村の特産品に選ばれたりと、少しずつ認知が広がっているのだとか。

「私はもともと上野原市で生まれ、育ってきましたから、どんどん街が
過疎化する過程を見てきました。

日本では地方活性化の動きがあるように見えて、
中途半端な取り組みで終わっている、というのが地元民の率直な意見です。

だから私は、山梨といえば【国産キヌア】というイメージがつくくらいまで
認知を広めたい。
このキヌアの有機栽培を、山梨を代表する事業にしたいと考えています。」

佐藤さんの熱い言葉の端々から、地域の過疎化が抱える現状や課題が
現実味を帯びて伝わってきます。

地元を愛するたくさんの人の想いが、前代未聞だと言われた
キヌアの有機栽培を可能に。

この奇跡の1粒1粒が、山梨を、ひいては日本の農業発展をリードする未来を、
思い浮かべずにはいられませんでした。

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