世界が注目する自然派農園のハイビスカス＆シナモン

スリランカの森で育まれたクエン酸・リンゴ酸とマグネシウムが奏でる驚くべきシナジーとは？

「ハイビスカス」と聞いて、南国リゾートを連想する方は多いかもしれません。

一方で、「シナモン」というスパイスは身体を温めるイメージや、焼き菓子やチャイなどで馴染みがあると思います。

そんな二つの素材をシンプルに組み合わせたハーブティーが、スリランカの有機栽培農園から届きました。

農薬や化学肥料を使わない栽培地で丹念に育てられたハイビスカスとシナモンだけをブレンドしています。

美しく透き通る赤い水色は目にも鮮やかで、ひと口飲めば、ハイビスカスのほどよい酸味と、後からじんわり来るシナモンの甘やかな香り... どこかホッとする温かみと、同時にクエン酸やリンゴ酸によるリフレッシュ感を同時に味わえます。

新陳代謝をサポートするミネラルも豊富で、疲れを感じたときや気分転換にもぴったり。

そんな魅力にあふれた「ハイビスカス＆シナモン」のハーブティー、その秘密を紐解いてみましょう。

スリランカの自然林さながらの有機農園

ハイビスカスとシナモンの「絶妙な共生」

このハーブティーは、スリランカの有機栽培紅茶や香辛料の生産者が大切に守り育てる“自然林のような”混栽地で生まれています。

森の多層構造を模倣し、複数の植物を一緒に育てることで、生態系バランスを崩さずに作物の成長を促すのが特徴です。

化学肥料を使わず、バイオダイナミック農法的アプローチで農園を保護する農家たちは、紅茶やコショウだけでなく、ハイビスカスやシナモンといったハーブにも同じ姿勢を貫いています。

ハイビスカスは、その花びら部分（萼〈がく〉や苞〈ほう〉）にクエン酸やリンゴ酸などの酸味成分を多く含んでいて、シナモンは身体を内側から温め、血流をサポートするスパイスです。

真逆の個性を持つ二つの素材が混栽されることで、互いが害虫の侵入を抑止したり、土壌の栄養バランスを高め合ったりしているわけです。

まるで自然の森の中にある小さな生態系が、ハイビスカスとシナモンをのびのびと育て、それぞれの持ち味を最大限に引き出していると言えるでしょう。

クエン酸・リンゴ酸で新陳代謝を促進... 疲労回復と抗酸化に効く“赤い力”とは？

ハイビスカス特有の酸味は、「クエン酸」「リンゴ酸」といった有機酸に由来します。

一般的にクエン酸は、新陳代謝を活発にし、疲労回復をサポートする成分として広く知られています。

リンゴ酸も同様にエネルギー産生を助けると言われており、これらが一緒に身体に働きかけることで、運動後のリカバリーや日常的な疲労感の軽減に寄与すると考えられます。

また、ハイビスカスにはカルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラル類がバランス良く含まれ、血流改善や抗酸化作用が期待できるのです。

たとえば、マグネシウムは筋肉や神経の働きをサポートし、カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する手助けをしてくれます。

こうしたミネラルを手軽に摂取しながら、爽やかな酸味を味わえるのは、まさにハイビスカスならでは。

近年の研究では、ハイビスカスのポリフェノール成分に強い抗酸化作用があるという報告もあり、美容やエイジングケアを意識される方にも人気が高まっています。

加えて、シナモン特有の血流サポート効果や冷え対策との組み合わせは、体温を低下させやすい現代女性のライフスタイルにはぴったりと言えるでしょう。

シナモンで体をじんわり温め、安らぎの香りをプラス─ 「酸っぱいだけじゃない」新しいハーブティーの愉しみ方

ハイビスカスティーと聞くと、「酸っぱくて飲みにくいかも」「酸味のあるものは苦手」と敬遠してしまう方もいるかもしれません。

そこをうまくカバーしてくれるのがシナモンの存在です。

シナモンは甘く芳醇な香りが特徴で、身体を芯から温め、まるでスイーツを楽しむような豊かな気分にしてくれます。

スリランカで育てられた有機シナモンは、一般的なカシア種と比べて辛味が穏やかで、繊細な香気をまとっています。

ハイビスカスの酸味と絶妙に調和し、ただの酸っぱいお茶では終わらない深い味わいを楽しめるのです。

実際に淹れる際は、ティースプーン山盛り一杯（1.5g程度）を250ccのお湯に入れ、5〜7分ほどじっくり蒸らすだけ！

湯気とともに立ち上るシナモンの香りがリラックス効果を高め、透き通った深い赤色が目にも鮮やかなコントラストを演出してくれます。

少し甘みが欲しい場合は、オーガニックのハチミツやココナッツシュガーなどを少量加えるのもおすすめ。

酸味と甘み、そしてスパイシーな香りが融合し、贅沢で満足感の高い一杯になります。

加工と品質管理へのこだわり農薬

ゼロ・合成化合物フリーでストレス軽減製法

このハイビスカス＆シナモンのハーブティーを生産する農園では、元来の森を模した環境下でハーブを栽培した後、収穫した素材を余計なストレスがかからないように加工する点にも徹底的にこだわっています。

植物本来の細胞を壊し過ぎないよう低圧で粉砕し、自然乾燥の後に最適な温度管理下で保管。

人間や環境にダメージを与える化学薬品は一切使わないため、病害虫対策や品質保持も工夫が必要です。

こうしてこだわり抜かれた原料を国内でパッキングし、添加物はもちろん、あらゆる異物の混入を厳しくチェック。

厳格なプロセスのおかげで、消費者の手元に届くときまでフレッシュさを保ち、かつ安全性の高いハーブティーとして仕上がるのです。

大地と身体をつなぐ一杯で、健やかなリズムを取り戻す

ハイビスカス＆シナモンのハーブティーには、地球環境と人間の身体、そして伝統的な農法を担う小規模農家の生活がぎゅっと詰まっています。

クエン酸・リンゴ酸による疲労回復や抗酸化作用、シナモンの温め効果やリラックス効果、そしてミネラルによる血流サポート...飲んでおいしいだけでなく、一杯の裏側には“自然と人の健やかな循環”があります。

目が覚めるような赤い色彩は、まるで私たちの中に眠る活力を呼び覚ましてくれるかのよう。

コーヒーでも紅茶でもない少し新鮮なハーブティーの時間を取り入れることで、日々の生活リズムを調整し、疲れた心と身体を優しくほどいてあげませんか。

スリランカの有機栽培農園から、森のような畑で育てられたハイビスカスとシナモン。

美しく透明感のある赤い一杯から立ち上る香りと酸味とポカポカ広がる温もりを、ぜひご自身の体で感じてみてくださいね。

おいしい淹れ方の目安：

1.5g（ティースプーン約１杯）のハーブティーにカップ1杯（約250cc）のお湯を入れ、5−7分蒸らし、お湯が赤くなりましたらお飲みください。お好みに合わせ、量・蒸らし時間をご調整ください。