こちらのみかんジュースを出品者して下さっている堀内さんにお話を伺いました。
音楽を通じて、農薬の有害性を目の当たりにした
親の世代から農業一家でした。
でも、昔は、農薬不使用の栽培ではなく慣行栽培だったんです。
20代の時は、別の仕事をしながら、農業をしていました。
バイトしたり本当に色々な仕事をしていましたね。
そして、空いてる時間に農業をしていた感じです。
オーガニックとかが気になりだしたのは、実は音楽をやってたからなんです。
実は、僕、ラテンとかラテンロックのDJをやってたんですよ。
県外でもあちこち飛び回って、全国まわっていました。
知り合った人たちは皆、エスニックな自然派な感じの人が多くて、オーガニック、エシカルとか、環境に興味がある人が非常に多かったんですよね。
レゲエとか好きな方は特にそういう傾向にあった気がします。
僕自身も、正直今までだったら、「無農薬とかそんなん無理や」って、思ってたんですけど、
そういう人たちと語る場が増えるごとに、オーガニックが気になり始めてきました。
ちょうどその当時、そういう彼らに刺激を受けて除草剤とか発がん性の話をいろいろな手段で調べるうちに、
その実情を目の当たりにして…。
「あ、これ、使ったらあかんもんや・・」と直感的に思いました。
そして、「自分はこれまでそういうものをやってきたんや」と思って愕然としましたね。
地元にはTシャツ1枚で農薬を散布したりしている方もいました。周りには目が真っ赤になっている人も多かったですね。
家にいると「農薬を撒いてください」という放送が流れてくる
家にいると、地域の電話から流れる放送で、「定期的にこの時期は農薬を撒いてください」みたいな連絡が来るんですよ。
そして、そういう連絡を受けたら「うちもそろそろ農薬まかなあかん。」って何も考えずになってしまう農家が多くいます。
閉鎖されたコミュニティの中で生きていると、決まり切ったルールに疑問を持たなくなるのです。
でも除草剤を散布する際に、気分が悪くなったりすることは日常茶飯事でした。
不調が改善せず、長年飲んでいた薬を、断とうと決めた
実はちょっと前まで僕は、自律神経失調症を患ってまして、一時期は調子が悪い時は家に出られないくらい悪化していました。
かれこれ十数年ほど、支給された薬をその害を知らずに飲んでいたのですが、長期にわたる投薬による副作用のせいもあったかもしれません。
外食に行くとフラフラして気持ち悪くて食べられなくなるんですよ。
視界が狭くなったりもして、生活に支障が出ていました。
ここだけの話、断言はできないんですが「農薬でもそういう症状が出る」というデータを見て、
僕ももしかしたら若い頃に農薬を使っていたので、そういう原因があったんかなと、不安になりました。
農薬って種類によっては神経に害を与えるものもあるんですよね…。
僕の場合は、その後、オーガニックをメインで食べ、
音楽を聴いて、ストレスを無くしたりしたところ、運よく今は全て改善し、なんともなくなりました。
一番効果があったことは、もしかしたら断薬かもしれません。
ネオニコチノイドも、薬も、種類は違えど結果的には同じ化学的なものに違いありません。
もちろん、個人差はありますので、あくまで僕の場合…、ですけど、
不自然なものは、人間の体と健康を狂わせるんだなということを僕自身の経験から、痛感しました。
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無農薬のみかんは、見栄えは悪くても自然のパワーを感じられる。
慣行栽培だと収穫ギリギリに薬をかけて発色がよくなったりさせることがよくあるんですね。
三日後くらいに綺麗な色がついたりとか。
でも収穫直前に農薬をかけるのは非常にリスクが高いです。
慣行栽培と比べると無農薬のものって、見栄えは悪いけれど、食べてもらったり飲んでもらったりすると、いろいろな人から「自然のパワーを感じる」と言われることが多いですね。
肥料には化学的なものは使わずに、海のもの、海藻の粉末エキスだったりとか、自然のミネラルを意識した肥料づくりを行なっています。
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あと、剪定方法にもこだわりがあります。
慣行栽培ですと結構バッサリ切っちゃうのですが、オーガニックでやっている人たちの話を聞くと、「みかんの木の枝を見る時は木を逆さまにしてひっくり返して根っこを想像するといい。」というのがあるんです。
上に伸びているものは根っこでいうと下に伸びているので、その枝は残したほうがいいという考えで、逆に下に垂れてきているものは、切ってもいいということになり、そういう細かいところにも気をつけています。
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ぜひ、こだわりの無農薬みかんジュースを多くの方の楽しんでいただきたいと願っております!
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