手回し焙煎でじっくり丁寧に焙煎された、優しい味わいの珈琲

楽しいとき、苦しいとき、悲しいとき、嬉しいとき。

そんなときにそっと寄り添えるような、かけがえのない珈琲をお届けしたい。

そんな想いで作られた、優しい味わいのコーヒーがあります。

こちらは、手回し焙煎機を使って、豆の状態をよくよく観察しながら、じっくりじっくり丁寧に焙煎されたもの。

コーヒー好きな方なら、一度は手回し焙煎機に興味をもった方もいらっしゃるかもしれません。

すでにお持ちの方も、手間と時間がかかるためか、そのうち使わなくなったという方も多いのです。

そんな方のためにも、“代わりに焙煎することで、そっとそばに寄り添えるようなコーヒーをお届けしたい”そう思い、出来上がったのがこちらのコーヒーです。

豆は、東ティモール産のオーガニック豆を使用。

農薬や化学肥料を使わずに育てており、日本のJAS有機認証も取得しています。

東ティモールのマイナロ県マウベシ郡は標高が高く、朝晩の冷え込みが激しい地域となっています。

年間降雨量も比較的多いため、おいしいコーヒーが育つ条件に恵まれているのです。

コーヒーの木は、実はとてもデリケート。

木の根本に日光が当たらないよう、シェードツリー（日陰樹）と一緒に植えられています。

多様な樹々が生い茂り、木々の落ち葉が肥料となっていくことで、豊かな自然環境の中で栽培することができるのです。

収穫には機械を使わず、赤く完熟したコーヒーの実だけを一つ一つ丁寧に手で摘み取っていきます。

山水を使ったフルウォッシュド精製が行われているのもポイントです。

朝摘んだコーヒー豆をその日のうちに果肉除去し、24時間じっくり熟成させます。

その後、山から引いた新鮮な水を使ってしっかりとヌメリを取り、果肉をきれいに取り除くのです。

さらに、除去した果肉は再び畑に堆肥として還すなど、自然に優しい豆作りが行われています。

熟成された豆は、約2週間天日干し。

太陽の光をふんだんに浴び、自然の力を最大限に活かして作られた豆なのです。

届けられた豆の状態を、出品者の方はその都度よく観察するとおっしゃいます。

少しでも痛んだ豆は取り除くなど、最高の味を生み出すための小さな気配りも欠かせません。

豆によって個性は違うため、豆の個性を引き出す焙煎を心がけているのです。

こちらの豆は、深入りにしすぎてしまうと苦味や酸味が主張されてしまいます。

オレンジのような柑橘系の風味を最大限に活かすためにも、深煎りでも中煎りででもない、その中間の、“中深煎り”が行われているのです。

使う豆も、焙煎もとことんこだわって作られた、美味しいコーヒーの味を、ぜひ一度味わってみてくださいね。

※ドリップパックタイプも新発売しました！

５袋セット、１０袋セットをご用意しておりますので、この機会にぜひお試しくださいね。

出品者の方に、なぜオーガニックの豆にこだわって焙煎されているのかをお聞きしました。

きっかけは、奥様のお父様がご病気になられたこと。

食べるものや飲む水、住む環境に気をつけることが大切だと実感し、さまざまな本を読んで勉強にするようになったのだそう。

その中で、農薬や添加物を取り入れない生活を心がけるようになったのです。

もともとはご夫婦でカフェを経営する夢があったのですが、コロナの影響もあって一度考え直すことになりました。

長年、手回し焙煎機でコーヒーを焙煎しており、ご友人に配るなどを続けていたのですが、あまりに好評だったため、コーヒーだけでも販売してみようかということになったのです。

豆はフェアトレードで輸入したもの。

こちらの豆を購入することは、現地の方々の生活を支えることにもつながります。

出品者の方の優しい想いがたっぷり詰まったコーヒーとなっているため、ぜひ一度味わってみてくださいね。