ほっこり・ねっとり・しっとり。

粘土質の土が育んだ「自然栽培の里芋」で、冬の健康を育てる。

冬の寒さが本格的になると、体も心も、どこか縮こまってしまいがちです。

「温かいものが食べたい」
「最近、巡りが悪い気がする」
「体の重さが抜けない」

そんな季節にこそ、大地のエネルギーをたっぷり蓄えた“根菜の力”を、食卓から取り入れてみませんか。

今回ご紹介するのは、粘土質の土で育った、自然栽培の里芋。

山あいの静かな里山で、農薬も化学肥料も使わず、太陽と水と土の力だけで育てられた、冬のからだをやさしく支える一品です。

夏のエネルギーを、土の中に蓄える

里芋が育つのは、空気と水が澄んだ山あいの里山。

耳をすませば、鳥のさえずりや虫の音、草木を揺らす風の音が聞こえてくるような、人の手が入りすぎない、穏やかな場所です。

この畑では、農薬も、化学肥料も使いません。
頼るのは、太陽の光、そして毎朝葉や地面をに優しく落ちる「朝露」。

夏になると、里芋の葉は子どもの背丈を超えるほど大きく育ち、強い日差しを受け止めながら、地上のエネルギーを、ゆっくりと土の中へ送り込んでいきます。

「粘土質の土」が生む、三拍子そろった食感

この里芋の最大の特徴は、この土地特有の粘土質の土壌。

水分をしっかり抱え込み、急激な乾燥や水切れを防ぐ粘土質の土は、里芋にとって理想的な環境です。

その結果生まれるのが、「ほっこり・ねっとり・しっとり」三拍子そろった、なめらかな食感。

無理に太らせることなく、自然のリズムでゆっくり育った里芋は、繊維がきめ細かく、口に含むと、すっとほどけるようなやさしさがあります。

冬のインナービューティーを支える、里芋の栄養

里芋は、寒い季節の体にうれしい栄養素の宝庫。

• カリウム
  　余分な水分や塩分の排出を助け、むくみや巡りの滞りをやさしくサポート。

• 銅・モリブデンなどの微量ミネラル
  　コラーゲン生成や、女性のゆらぎやすい体調を底支え。

• ぬめり成分（マンナン）
  　腸内をゆっくり進み、消化吸収を助けながら、腸内環境を穏やかに整えてくれます。

しかも、里芋はいも類の中でも低カロリー・低糖質。

「お腹は満たしたいけれど、重たくなりたくない」
そんな冬の食卓に、ちょうどいい存在です。

「ひと手間」が、食事を“ごちそう時間”に変える

里芋は、少しだけ手がかかる食材。

皮をむき、ぬめりを感じ、鍋でことこと火を入れる。

そのひと手間は、忙しい日常の中で自分や家族の体と向き合う、静かな時間でもあります。

もし手がかゆくなるのが気になる場合は、塩や重曹を手につけてから扱うのがおすすめ。
昔ながらの知恵とともに自然の恵みと向き合ってみてください。

煮ても、焼いても。里芋の楽しみ方

・まずは蒸して、塩だけで
　皮ごと蒸して、塩をひとつまみ。
　土が育てた甘みと食感を、ダイレクトに。

・おでん・煮物に
　出汁をたっぷり吸い込み、噛むほどに旨みが広がります。

・里芋のから揚げ
　外はカリッと、中はねっとり。
　お子さまのおやつにも、お酒のお供にも。

・ポタージュやマッシュに
　豆乳や牛乳と合わせて、体の芯から温まる一皿に。

お届けする里芋は、あえて洗わず、土付きのまま。

箱を開けた瞬間に広がる、畑そのものの香りを感じていただきたいからです。

この土は、里芋を乾燥から守る「天然の保存袋」。

【保存のtip】
・冷蔵庫には入れず新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で

今日の食卓が、未来の健康をつくる

体をいたわるために、特別なことをする必要はありません。

今日の一皿を、少しだけ“体がよろこぶ選択”に変えてみる。

その積み重ねが、冬の寒さに負けない体と、数年後のあなたと家族の健康を育てていきます。

山あいの里山で、静かに、でも力強く育った里芋。

そのやさしい力を、ぜひ、あなたの食卓へ迎え入れてください。

【こんな方におすすめ】

・冬の冷えやむくみが気になる方
・便秘がちで、食事から整えたい方
・ダイエット中でも満足感のある食事を楽しみたい方
・農薬・化学肥料不使用の野菜を選びたい方
・「ほっこり・ねっとり」した里芋が好きな方
・家族の健康を考え、素材から料理したい方