天然クレイブレンド|カオリナイト・イライト・クロライト・スメクタイトの4種ブレンドで叶える老廃物全身ミネラルクレンズ&週1回自然療法習慣!クレイバス・フェイスパックとして
通常配送料に550円(税込)が加算されます。
内容量:30g
原材料:クレイミネラルズ(カオリン、イライト、クロライト、スメクタイト)
天然クレイブレンド|カオリナイト・イライト・クロライト・スメクタイトの4種ブレンドで叶える老廃物全身ミネラルクレンズ&週1回自然療法習慣!クレイバス・フェイスパックとして
乾く前に洗い流すだけで違いが出る。
週1回・10分、顔から始める全身ケアの入口としてのクレイという選択
「顔に塗っただけなのに、巡りがよくなった気がする」「ワントーン明るく、もっちり」。
そんな声が聞こえてきそうなのが今回ご紹介する商品です。
兵庫県の限られた山から採れるクレイと、フランス産のピンククレイを調合。
強さのある国産クレイの効かせどころは残しつつ、日常使いにも耐えるやさしさを目指した満月をイメージした調合の「クレイ(ピンク)」です。
ところで、クレイは古くから吸着に優れ、皮脂や汚れを抱え込む性質で知られています。
■ 祖母から受け継がれた生活の知恵
取材で印象的だったのは「昔から家庭の薬箱に泥を置いていた」という声でした。
たとえば、夏に子どもが虫に刺されて腫れたとき、庭で遊んで転んで膝に赤みが出たとき、祖母がそっと泥を練って貼ってくれた..
そんなエピソードを耳にすることがあります。
「痛みがやわらいで、次の日には赤みが引いていた」。
クレイの微細な粒子が熱や不要物を吸着する性質が、こうして生活の知恵を裏付けてきたのです。
化粧品としての利用が広まる前から、人々は自然の土を薬箱代わりにし、日々の小さなトラブルに寄り添わせてきました。
他にも
「肌に赤い吹き出物が出て痛い」
「腫れたニキビを何とかしたい」
そんな時にも使われてきたのがクレイ(粘土)です。
フランスや中東、アジアの一部地域では、家庭の薬箱代わりに泥を常備し、吹き出物や虫刺されに塗る、腫れた部分を冷やすように貼るといった使い方が家庭の知恵で行われてきました。
科学的にも、クレイの微細な粒子は余分な不純物を吸着する性質が報告されています。
頭痛と肩こりに悩んだ10年前、わたしを助けた「土のやさしさ」を、誰もが日常で使える配合に落とし込むまで
教室を始めて10年。
アロマもハーブも試したけれど、体質的に合わない日がある。
そんなとき、クレイだけは「ひどくなる前」に寄り添ってくれたんです。
有川さんはそう話します。
アロマもハーブも効かない日に、クレイだけが寄り添ってくれた体験談
作り手、有川さんがクレイに惹かれた理由は「自分自身の体験」にありました。
10年前、頭痛や肩こりに悩まされ、アロマやハーブも試したけれど、どうしても効かない日があったのだそう。
そんなとき、不思議と助けになったのがクレイでした。
「こめかみに少し塗ったり、肩に温めた泥を貼ると、重たさが和らいでいったんです。ひどくなる前に寄り添ってくれる、そんな安心感がありました」
クレイは“即効性のある薬”ではありません。
でも、「今日は無理かも」と感じる日に、自然の土がゆっくりと巡りを整えてくれる。
そんな体験が、後に「この良さをもっと日常的に使える形にしたい」という現在の商品づくりにつながっていきました。
ただ、クレイには強さもあります。
作用が強い種類を顔に使うと、人によっては赤みや痒みが出ることも。
だからこそ、兵庫県産のクレイ(希少)とフランス産ピンククレイをブレンド。満月のイメージに合わせて「巡り」を意識し、肌負担を抑える設計にしました。
初心者には“浴用から”がお勧め。
肌に触れる量を少なくし、週数回・小さじ1杯を湯に溶かす。
慣れてきたら顔パックを週1〜2回、乾燥し切る前に洗い流す、この順番を推奨しています。
4種のクレイが織りなすブレンドの意味。
今回のクレイは、実はひとつの種類だけではありません。
兵庫県産のクレイに加え、フランス産のピンククレイの成分を組み合わせ、4種類のクレイがバランスよくブレンドされています。
カオリン、イライト、クロライト、スメクタイト。
◆ カオリン(Kaolin)
特徴:粒子が非常に細かく、吸着力はやや穏やか。ホワイトクレイとしても知られる。
一般的な効果効能:皮膚の汚れや余分な皮脂をやさしく吸着。肌を柔らかくし、くすみケアに使われる。
向いている人・用途:敏感肌・乾燥肌の人向け。初めてクレイを使う人や日常使いに。フェイスパックに最適。
◆ イライト(Illite)
特徴:赤・緑・黄などのカラークレイの原料になることが多く、ミネラル豊富。
一般的な効果効能:めぐりをサポートする働きがあるとされ、肌を引き締める。
向いている人・用途:冷え性・むくみやすい人、疲れた肌のリフレッシュに。ボディパックや入浴に向いている。
◆ クロライト(Chlorite)
特徴:グリーンクレイとして知られ、吸着力・洗浄力が強め。
一般的な効果効能:皮脂や毛穴汚れをしっかり吸着。炎症やニキビケアにも使われることがある。
向いている人・用途:オイリー肌・ニキビ肌・毛穴詰まりが気になる人向け。フェイスパックや部分パックにおすすめ。
◆ スメクタイト(Smectite)
特徴:モンモリロナイトを含むグループ。高い吸着力と膨潤性(水を含むと膨らむ性質)が特徴。
一般的な効果効能:毒素・不純物・重金属を吸着する働きがあるとされる。肌のリセットやデトックス用途で使われる。
向いている人・用途:毛穴の黒ずみや疲労肌、全身デトックスを目的としたバスソーク(入浴)に適している。
それぞれが異なる性質を持ち、役割を分担しながら、肌に負担をかけすぎない調和をつくりだしているのです。カオリンはとても粒子が細かく、やさしく汚れを取り除くので、敏感肌の方でも安心して日常使いできる存在。
一方イライトは、豊富なミネラルを含み、めぐりをサポートする性質があるため、疲れた肌を引き締めたい時に活躍します。
さらにクロライトは洗浄力が高く、毛穴汚れや余分な皮脂にしっかりとアプローチできるため、ニキビやベタつきが気になる方に心強い味方となります。そしてスメクタイトは、不要なものを吸着してデトックスを助ける働きがあるとされ、全身のケアや入浴時に使うことで、すっきりとした爽快感を与えてくれるのです。
それぞれの個性が重なり合うことで、日常に取り入れやすく、それでいて確かな実感につながるクレイが完成しました。
毎週続けられる習慣として根づくようにデザインされている理由は、この絶妙なブレンドの力にあるのです。
満月をデザインに込めた理由。巡りと月のリズムを結びつけて
今回の「クレイ(ピンク)」には、“満月”をイメージしたデザインコンセプトが込められています。
なぜ満月なのか?
それは、月のリズムと人の体の「巡り」は切り離せないと考えられているからです。潮の満ち引きが月の引力で左右されるように、人の体内の水分やホルモンのバランスも月のリズムに少なからず影響を受けています。
「強さのある兵庫県産のクレイで“効かせる力”を持たせつつ、フランス産のピンククレイで“やさしく包み込む”。この二つを調和させて、ちょうど満月のように『整った状態』を表現したかったんです」と有川さんは話します。
表面的なデザイン的なモチーフではなく、「強すぎず、弱すぎず、続けられる巡りケア」を象徴するもの。
毎週10分の習慣を続けたときに感じられる“体内の巡りのリズム”を、満月の静かな光に重ね合わせたのです。
「泥」はなぜ美容と健康に使われ続けるのか。クレイの吸着性と温浴・パックの基礎知識を正しく理解する
クレイ(粘土鉱物)は、微細な粒子表面に極性分子を吸着しやすい性質を持ち、皮脂や汚れを取り込むのが得意。
医療・衛生分野でも、その吸着性や一部の抗菌特性が注目されてきました。「皮脂・汚れを負担なく落とす」という基本に、クレイの合理性はあります。
また、泥パックや温泥療法(ペロセラピー)は、筋骨格の痛み・こわばりに対する補助療法として臨床試験が蓄積されてきました。
たとえば変形性関節症で泥パックが機能を改善した無作為化試験、温泉・泥療法のレビューでも疼痛や炎症マーカー改善の報告があります。
美容目的とは用途が異なるものの、「温める・ミネラル・圧の軽減」という組み合わせが「巡り」の体感に寄与しうることは、関連領域のエビデンスからも推測できます。
週1回10分で続く、小さな整い。乾く前にオフ、これだけ守れば日常に根づくクレイ習慣のコツ
最初の一歩はお風呂から。
小さじ1杯を湯に溶かし、1日おき程度で。
次に顔パックへ。
週1〜2回、乾く前(表面が8割乾き)でぬるま湯でオフ。
擦らず、タオルオフはそっと。
乾ききる前に流す理由は、乾燥しすぎによる皮脂の取りすぎ・バリア乱れを避けるため。
クレイの良さは「吸いつく強さ」ではなく、「必要十分の吸着でリセットできること」。
— 入浴:小さじ1杯からスタート。追い焚きの金属部品に不安がある場合は、頻度を週2〜3回に。
— 顔パック:週1〜2回。敏感な日は額・頬の“Tゾーン・Uゾーン”だけの“部分パック”でもOK。
— 仕上げ:化粧水→乳液/クリームで保湿。こすらない。
満月は「巡り」の合図。
だからといって満月しか使えないわけではなく、日常のリズムに寄り添う一本に仕上がっています。
強すぎると続かない、弱すぎると物足りない。
教室で100名超のモニターを重ねた実感から、毎週続けられるちょうどよさを探ってこの配合になったわけです。
クレイは美容品にとどまらない。家庭の薬箱としてのもう一つの顔
筆者自身、過去に少し大きめの出来物が体にできたことがあり、市販薬に頼らず自然療法を試してみようと思い、その時に使ったのがクレイでした。
方法はとてもシンプルで、オーガニックの植物オイルとクレイを練り合わせてペースト状にし、湿布のように患部に塗るというもの。
すると、外側をケアするだけでなく、熱や腫れが落ち着いていくような感覚を覚え、不要な老廃物が出ていって、数日でなおったという体験談があります。
もちろん、これはあくまで私個人の経験であるのと、家庭の知恵としての使い方。
感染症が疑われる場合や、体質的に肌が弱い方には危険も伴います。
ですが、こうした個人的な体験を通じて「クレイは単なる美容品ではなく、古くから“家庭の薬箱”としても役立てられてきたのだ」と実感しました。
もちろん重要なのは、クレイだけに頼るのではなく、食生活や日々の習慣を見直すこと。
現代人は余分なものを食べすぎ、体に熱や炎症をためやすい傾向があるといわれています。
だからこそ、クレイを美と健康の両方でサポートする常備品として取り入れることは、理にかなった選択だと思うのです。
迷ったら減らす勇気を。落としすぎず、足しすぎない。クレイはそのバランスを取り戻す道具
クレイは「劇的に何かを変える魔法のような存在」ではないかもしれませんが、日々の中で静かに寄り添ってくれる存在です。
祖母の知恵として受け継がれた民間の使い方もあれば、肩こりや頭痛に悩んだ有川さんを支えた実体験もある。満月を思わせる巡りのコンセプトは、強さとやさしさのちょうどよいバランスを象徴しています。
私たちの体は、日々ストレスや環境の影響を受けながら揺れ動いています。そのなかで、落としすぎず足しすぎないケアを続けることこそが、本当の整いにつながるのではないでしょうか。
週に一度の小さな習慣が、あなたの暮らしに「安心できるリズム」をもたらしてくれるはずです。
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内容量:30g
原材料:クレイミネラルズ(カオリン、イライト、クロライト、スメクタイト)

天然クレイブレンド|カオリナイト・イライト・クロライト・スメクタイトの4種ブレンドで叶える老廃物全身ミネラルクレンズ&週1回自然療法習慣!クレイバス・フェイスパックとして
乾く前に洗い流すだけで違いが出る。
週1回・10分、顔から始める全身ケアの入口としてのクレイという選択
「顔に塗っただけなのに、巡りがよくなった気がする」「ワントーン明るく、もっちり」。
そんな声が聞こえてきそうなのが今回ご紹介する商品です。
兵庫県の限られた山から採れるクレイと、フランス産のピンククレイを調合。
強さのある国産クレイの効かせどころは残しつつ、日常使いにも耐えるやさしさを目指した満月をイメージした調合の「クレイ(ピンク)」です。
ところで、クレイは古くから吸着に優れ、皮脂や汚れを抱え込む性質で知られています。
■ 祖母から受け継がれた生活の知恵
取材で印象的だったのは「昔から家庭の薬箱に泥を置いていた」という声でした。
たとえば、夏に子どもが虫に刺されて腫れたとき、庭で遊んで転んで膝に赤みが出たとき、祖母がそっと泥を練って貼ってくれた..
そんなエピソードを耳にすることがあります。
「痛みがやわらいで、次の日には赤みが引いていた」。
クレイの微細な粒子が熱や不要物を吸着する性質が、こうして生活の知恵を裏付けてきたのです。
化粧品としての利用が広まる前から、人々は自然の土を薬箱代わりにし、日々の小さなトラブルに寄り添わせてきました。
他にも
「肌に赤い吹き出物が出て痛い」
「腫れたニキビを何とかしたい」
そんな時にも使われてきたのがクレイ(粘土)です。
フランスや中東、アジアの一部地域では、家庭の薬箱代わりに泥を常備し、吹き出物や虫刺されに塗る、腫れた部分を冷やすように貼るといった使い方が家庭の知恵で行われてきました。
科学的にも、クレイの微細な粒子は余分な不純物を吸着する性質が報告されています。
頭痛と肩こりに悩んだ10年前、わたしを助けた「土のやさしさ」を、誰もが日常で使える配合に落とし込むまで
教室を始めて10年。
アロマもハーブも試したけれど、体質的に合わない日がある。
そんなとき、クレイだけは「ひどくなる前」に寄り添ってくれたんです。
有川さんはそう話します。
アロマもハーブも効かない日に、クレイだけが寄り添ってくれた体験談
作り手、有川さんがクレイに惹かれた理由は「自分自身の体験」にありました。
10年前、頭痛や肩こりに悩まされ、アロマやハーブも試したけれど、どうしても効かない日があったのだそう。
そんなとき、不思議と助けになったのがクレイでした。
「こめかみに少し塗ったり、肩に温めた泥を貼ると、重たさが和らいでいったんです。ひどくなる前に寄り添ってくれる、そんな安心感がありました」
クレイは“即効性のある薬”ではありません。
でも、「今日は無理かも」と感じる日に、自然の土がゆっくりと巡りを整えてくれる。
そんな体験が、後に「この良さをもっと日常的に使える形にしたい」という現在の商品づくりにつながっていきました。
ただ、クレイには強さもあります。
作用が強い種類を顔に使うと、人によっては赤みや痒みが出ることも。
だからこそ、兵庫県産のクレイ(希少)とフランス産ピンククレイをブレンド。満月のイメージに合わせて「巡り」を意識し、肌負担を抑える設計にしました。
初心者には“浴用から”がお勧め。
肌に触れる量を少なくし、週数回・小さじ1杯を湯に溶かす。
慣れてきたら顔パックを週1〜2回、乾燥し切る前に洗い流す、この順番を推奨しています。
4種のクレイが織りなすブレンドの意味。
今回のクレイは、実はひとつの種類だけではありません。
兵庫県産のクレイに加え、フランス産のピンククレイの成分を組み合わせ、4種類のクレイがバランスよくブレンドされています。
カオリン、イライト、クロライト、スメクタイト。
◆ カオリン(Kaolin)
特徴:粒子が非常に細かく、吸着力はやや穏やか。ホワイトクレイとしても知られる。
一般的な効果効能:皮膚の汚れや余分な皮脂をやさしく吸着。肌を柔らかくし、くすみケアに使われる。
向いている人・用途:敏感肌・乾燥肌の人向け。初めてクレイを使う人や日常使いに。フェイスパックに最適。
◆ イライト(Illite)
特徴:赤・緑・黄などのカラークレイの原料になることが多く、ミネラル豊富。
一般的な効果効能:めぐりをサポートする働きがあるとされ、肌を引き締める。
向いている人・用途:冷え性・むくみやすい人、疲れた肌のリフレッシュに。ボディパックや入浴に向いている。
◆ クロライト(Chlorite)
特徴:グリーンクレイとして知られ、吸着力・洗浄力が強め。
一般的な効果効能:皮脂や毛穴汚れをしっかり吸着。炎症やニキビケアにも使われることがある。
向いている人・用途:オイリー肌・ニキビ肌・毛穴詰まりが気になる人向け。フェイスパックや部分パックにおすすめ。
◆ スメクタイト(Smectite)
特徴:モンモリロナイトを含むグループ。高い吸着力と膨潤性(水を含むと膨らむ性質)が特徴。
一般的な効果効能:毒素・不純物・重金属を吸着する働きがあるとされる。肌のリセットやデトックス用途で使われる。
向いている人・用途:毛穴の黒ずみや疲労肌、全身デトックスを目的としたバスソーク(入浴)に適している。
それぞれが異なる性質を持ち、役割を分担しながら、肌に負担をかけすぎない調和をつくりだしているのです。カオリンはとても粒子が細かく、やさしく汚れを取り除くので、敏感肌の方でも安心して日常使いできる存在。
一方イライトは、豊富なミネラルを含み、めぐりをサポートする性質があるため、疲れた肌を引き締めたい時に活躍します。
さらにクロライトは洗浄力が高く、毛穴汚れや余分な皮脂にしっかりとアプローチできるため、ニキビやベタつきが気になる方に心強い味方となります。そしてスメクタイトは、不要なものを吸着してデトックスを助ける働きがあるとされ、全身のケアや入浴時に使うことで、すっきりとした爽快感を与えてくれるのです。
それぞれの個性が重なり合うことで、日常に取り入れやすく、それでいて確かな実感につながるクレイが完成しました。
毎週続けられる習慣として根づくようにデザインされている理由は、この絶妙なブレンドの力にあるのです。
満月をデザインに込めた理由。巡りと月のリズムを結びつけて
今回の「クレイ(ピンク)」には、“満月”をイメージしたデザインコンセプトが込められています。
なぜ満月なのか?
それは、月のリズムと人の体の「巡り」は切り離せないと考えられているからです。潮の満ち引きが月の引力で左右されるように、人の体内の水分やホルモンのバランスも月のリズムに少なからず影響を受けています。
「強さのある兵庫県産のクレイで“効かせる力”を持たせつつ、フランス産のピンククレイで“やさしく包み込む”。この二つを調和させて、ちょうど満月のように『整った状態』を表現したかったんです」と有川さんは話します。
表面的なデザイン的なモチーフではなく、「強すぎず、弱すぎず、続けられる巡りケア」を象徴するもの。
毎週10分の習慣を続けたときに感じられる“体内の巡りのリズム”を、満月の静かな光に重ね合わせたのです。
「泥」はなぜ美容と健康に使われ続けるのか。クレイの吸着性と温浴・パックの基礎知識を正しく理解する
クレイ(粘土鉱物)は、微細な粒子表面に極性分子を吸着しやすい性質を持ち、皮脂や汚れを取り込むのが得意。
医療・衛生分野でも、その吸着性や一部の抗菌特性が注目されてきました。「皮脂・汚れを負担なく落とす」という基本に、クレイの合理性はあります。
また、泥パックや温泥療法(ペロセラピー)は、筋骨格の痛み・こわばりに対する補助療法として臨床試験が蓄積されてきました。
たとえば変形性関節症で泥パックが機能を改善した無作為化試験、温泉・泥療法のレビューでも疼痛や炎症マーカー改善の報告があります。
美容目的とは用途が異なるものの、「温める・ミネラル・圧の軽減」という組み合わせが「巡り」の体感に寄与しうることは、関連領域のエビデンスからも推測できます。
週1回10分で続く、小さな整い。乾く前にオフ、これだけ守れば日常に根づくクレイ習慣のコツ
最初の一歩はお風呂から。
小さじ1杯を湯に溶かし、1日おき程度で。
次に顔パックへ。
週1〜2回、乾く前(表面が8割乾き)でぬるま湯でオフ。
擦らず、タオルオフはそっと。
乾ききる前に流す理由は、乾燥しすぎによる皮脂の取りすぎ・バリア乱れを避けるため。
クレイの良さは「吸いつく強さ」ではなく、「必要十分の吸着でリセットできること」。
— 入浴:小さじ1杯からスタート。追い焚きの金属部品に不安がある場合は、頻度を週2〜3回に。
— 顔パック:週1〜2回。敏感な日は額・頬の“Tゾーン・Uゾーン”だけの“部分パック”でもOK。
— 仕上げ:化粧水→乳液/クリームで保湿。こすらない。
満月は「巡り」の合図。
だからといって満月しか使えないわけではなく、日常のリズムに寄り添う一本に仕上がっています。
強すぎると続かない、弱すぎると物足りない。
教室で100名超のモニターを重ねた実感から、毎週続けられるちょうどよさを探ってこの配合になったわけです。
クレイは美容品にとどまらない。家庭の薬箱としてのもう一つの顔
筆者自身、過去に少し大きめの出来物が体にできたことがあり、市販薬に頼らず自然療法を試してみようと思い、その時に使ったのがクレイでした。
方法はとてもシンプルで、オーガニックの植物オイルとクレイを練り合わせてペースト状にし、湿布のように患部に塗るというもの。
すると、外側をケアするだけでなく、熱や腫れが落ち着いていくような感覚を覚え、不要な老廃物が出ていって、数日でなおったという体験談があります。
もちろん、これはあくまで私個人の経験であるのと、家庭の知恵としての使い方。
感染症が疑われる場合や、体質的に肌が弱い方には危険も伴います。
ですが、こうした個人的な体験を通じて「クレイは単なる美容品ではなく、古くから“家庭の薬箱”としても役立てられてきたのだ」と実感しました。
もちろん重要なのは、クレイだけに頼るのではなく、食生活や日々の習慣を見直すこと。
現代人は余分なものを食べすぎ、体に熱や炎症をためやすい傾向があるといわれています。
だからこそ、クレイを美と健康の両方でサポートする常備品として取り入れることは、理にかなった選択だと思うのです。
迷ったら減らす勇気を。落としすぎず、足しすぎない。クレイはそのバランスを取り戻す道具
クレイは「劇的に何かを変える魔法のような存在」ではないかもしれませんが、日々の中で静かに寄り添ってくれる存在です。
祖母の知恵として受け継がれた民間の使い方もあれば、肩こりや頭痛に悩んだ有川さんを支えた実体験もある。満月を思わせる巡りのコンセプトは、強さとやさしさのちょうどよいバランスを象徴しています。
私たちの体は、日々ストレスや環境の影響を受けながら揺れ動いています。そのなかで、落としすぎず足しすぎないケアを続けることこそが、本当の整いにつながるのではないでしょうか。
週に一度の小さな習慣が、あなたの暮らしに「安心できるリズム」をもたらしてくれるはずです。

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