煮魚、焼き魚など、魚料理の盛り付けに!
備前焼 長方皿|彩色・絵付けを行わない自然素材を活かした焼き物。独特の色味で、使うたびに風合いが変化!古より続く「備前焼窯元六姓」直系の窯元が、代々受け継がれてきた陶技を活かして作り上げた力作!煮魚、焼き魚など、魚料理の盛り付けに!
通常配送料に550円(税込)が加算されます。
サイズ:縦 125mm 横 250mm 高さ 15mm
重 量:450g
仕 様:紙箱、しおり
焼 色:胡麻(ごま)、牡丹餅(ぼたもち)
※一点一点手作りで制作しているため、サイズや重量が多少異なる場合がございます。
※備前焼は一つとして同じものがない焼き物です。焼色は見本と全く同じものとならないことを予めご了承ください。
ヒヨセ粘土(岡山県備前市伊部産)
オーガニックに興味がある方ならきっと好きになる!「備前焼」
「オーガニック」や「循環」などに興味がある方に、ぜひおすすめしたいのが「備前焼」。
「えっなんで工芸品を!?」と思われるかもしれませんね。
工芸品といえば、彩色や絵付けを施すイメージがあるでしょう。
一方、備前焼は彩色や絵付けは一切施しません。
陶磁器は、表面に釉薬という薬品を塗るのが一般的ですが、備前焼の場合はそれさえも行わないのです。
まさに、“素材そのものの味わいを引き立たせる、究極にシンプルな焼き物“!
どこかオーガニックの素材に共通しているような気がしませんか?
素晴らしい魅力がたっぷりなので、きっとあなたもその魅力にハマってしまうはず!
詳しくご説明させていただきますね。
日本発祥!古の時代から何世紀もの時を経て、人々に愛されてきた備前焼
多くの焼き物が朝鮮半島が発祥となっている中、備前焼は、日本発祥の貴重な焼き物でもあります。
ルーツは、なんと古墳時代まで遡り、それから何世紀もの間、多くの人々に愛され続けてきました。
1982年には、国の伝統的工芸品に。
2017年4月には、「きっと恋する六古窯 一日本生まれ日本育ちのやきもの産地ー」として、日本遺産に登録されています。
まさにこれからも残していきたい、日本の重要な文化財だと言えるのです。
現在では、伝統の炎を絶やさぬよう、岡山県備前市の伊部地区を中心とした地域で制作が行われています。
備前焼がどのように作られているのかというと・・・
1、粘土づくり
備前焼の原料となるのは、「ひよせ」と呼ばれる貴重な土。
粘土の成分が山から平地へ流れていくなかで、自然と精製され、地下に良質な粘土層が堆積されます。
ひよせはどこでもとれるというわけではなく、限られた地域で、時間をかけて大地が生み出したものでもあるのです。
ひよせをすぐに使うことはしません。まずは、2〜3年間、外で風雨にさらし、状態を安定させます。
その後、粉々に砕いて、ふるいにかけ、石や木の根などの不純物をしっかり取り除いていきます。
鉄粉も磁石などを使って取り除くというこだわりぶり。
純粋な土のみから作られているということが分かります。
2、形作り
出来上がった粘土を、ろくろなどを使って、形作っていきます。
こちらにも、代々受け継がれてきた陶技が活かされています。
形が完成したら、自然乾燥させて水分をしっかり抜いていきます。
3、窯焚き
備前焼は、登り窯などの薪窯を使用し、主に赤松の薪を使って焼き上げます。
薪を使用した焼成は、化石燃料に頼るガス窯や電気窯と異なり、燃焼により生じた二酸化炭素を、森の木々が吸収するといった循環型のサイクルが確立されるため、地球に優しい方法と言えます。
また、一つ一つの模様の変化は、焼き方を工夫しているから。
作品に藁を巻いたり、転がして焼いたり、重ねて焼いたり・・・
土の性質や、窯への詰め方、焼成時の灰や炭の状態によっても、仕上がりが大きく変わります。
焼き上げる期間は、約1週間から10日ほど。
休む間もなく、約1200度の高温で焼き続けられます。
その間、職人が三交代で窯の番を行うことになります。
4、冷却 & 仕上げ
焼き上げた期間と同じだけ、窯の中で冷ました後、作品を窯から取り出します。
作品は表面をヤスリで磨き、水漏れや割れていないかの検品作業を行なってから、水で洗い上げます。
多くの焼き物産地は、数社が分業制で一つのものを作り上げる中、備前焼は粘土作りから仕上げまで、すべてを自分自身で行うことがほとんど。
粘土作りから数えると、完成までかかる期間は、なんと半年以上にも及ぶのです。
また、陶磁器の場合、表面に釉薬という薬品を塗るのが一般的ですが、備前焼では施しません。
昔は、釉薬がかった華やかな陶器が人気となった時代もあり、釉薬を塗らない備前焼は、流行に取り残されたこともありました。
しかし、今となっては備前焼ならでは魅力となっているのです。
一つとして同じ色や模様になることはありません。
常に、世界でオンリーワンの作品が生まれていると言えるでしょう。
実は、備前焼は誰でも作れるわけじゃなかった!?19代目の出品者の方が生み出す、究極の備前焼とは!?
昔、備前焼は限られた家柄の方しか作れないものでした。
出品者の方は、その御子息の方。
備前焼のふるさとである備前市伊部を拠点とし、古くから続く「備前焼窯元六姓」直系の窯元の方です。
現在、窯元で使用されている扇形の陶印は、最古のもので、室町時代末期の大甕に印されていることが分かっています。
そんな出品者の方が、代々受け継がれてきた陶技を活かして作られたのがこちらの作品。
普段よく使う食器を通じて、備前焼の魅力を知ってほしいという想いが込められています。
こちらは、シンプルな長方形のお皿。
縁を軽く曲げているため、汁気のあるものでも盛り付けることができます。
また、備前焼は他の食器と比べて水分の蒸発力が弱く、料理の乾燥を防ぐ効果もあり、新鮮さを保ってくれます。
表面には目には見えない小さな凹凸があるため、食べ物が皿肌に密着せず、取りやすくなりますよ。
片面には松割木の灰がかかっており、丸い抜け模様(牡丹餅)がアクセントとなっています。
この模様は、作品の上に丸い土や小さい作品を置くことで作り上げられます。
まるでぼた餅を並べたような模様に焼き上がることから、牡丹餅と名付けられました。
また、胡麻のような粒がついているのも備前焼ならではの手法!
焼成中に燃え舞う灰が作品に付着し、それが高温でガラス化することで、このような焼き色が生まれます。
備前焼ならでの風情のある佇まいによって、食べ物をより魅力的に演出してくれること間違いないでしょう。
備前焼は「育てるうつわ」とも言われており、使うごとに風合いが変化し、手に馴染んでいきます。
神秘的かつ、ぬくもりのある素朴な美しさは、備前焼ならではの魅力だと言えるでしょう。
使い続けることで、どんどん愛着が沸いていくはず!
ご自身へのご褒美に、大切な方への贈り物にいかがでしょうか?
日本が誇る文化の一つである、備前焼ですが、年々、備前焼の職人は減ってきています。
粘土作りから窯焚き、完成まで、一連の作業を職人が行ない、窯焚きは10日間ほどを約1200度で焚き続ける必要があるなど、非常に手間暇がかかる仕事でもあるからです。
そんな中、出品者の方は、備前焼の魅力を多くの方々に知ってもらおうとさまざまな活動を行われています。
それは、「備前焼窯元六姓」直系の窯元に生まれた自分だからこそ、より多くの方々に備前焼の歴史、魅力を伝えることが大切だと感じたから。
現在は、さまざまな分野とのコラボレーションをしたり、ワークショップを開催したりされており、なんと仮想空間であるメタバースとのコラボも考えられていらっしゃいます。
IN YOU MARKETへのご出品を決めてくださったのもその一つ。
今まで、備前焼にご興味のある方に向けてのアプローチが多かった中、オーガニックにご関心のある方に向けて販売するのは初めての試みなのだそうです。
彩色や絵付け、薬品を塗ると言ったことはせず、自然素材を活かして作られていること。
薪が燃えて排出される二酸化炭素を、森の木々が吸収するという循環型のサイクルが確立されており、地球にとって優しい方法で焼き上げられていること。
職人さんが、粘土作りから完成まで時間をかけて丁寧に行なっている点については、オーガニックの商品に共通する部分でもあります。
今まで、工芸品に興味がなかったという方も、きっと備前焼の魅力にハマってしまうことでしょう。
最初のレビューを書いてみませんか?
サイズ:縦 125mm 横 250mm 高さ 15mm
重 量:450g
仕 様:紙箱、しおり
焼 色:胡麻(ごま)、牡丹餅(ぼたもち)
※一点一点手作りで制作しているため、サイズや重量が多少異なる場合がございます。
※備前焼は一つとして同じものがない焼き物です。焼色は見本と全く同じものとならないことを予めご了承ください。
ヒヨセ粘土(岡山県備前市伊部産)
オーガニックに興味がある方ならきっと好きになる!「備前焼」
「オーガニック」や「循環」などに興味がある方に、ぜひおすすめしたいのが「備前焼」。
「えっなんで工芸品を!?」と思われるかもしれませんね。
工芸品といえば、彩色や絵付けを施すイメージがあるでしょう。
一方、備前焼は彩色や絵付けは一切施しません。
陶磁器は、表面に釉薬という薬品を塗るのが一般的ですが、備前焼の場合はそれさえも行わないのです。
まさに、“素材そのものの味わいを引き立たせる、究極にシンプルな焼き物“!
どこかオーガニックの素材に共通しているような気がしませんか?
素晴らしい魅力がたっぷりなので、きっとあなたもその魅力にハマってしまうはず!
詳しくご説明させていただきますね。
日本発祥!古の時代から何世紀もの時を経て、人々に愛されてきた備前焼
多くの焼き物が朝鮮半島が発祥となっている中、備前焼は、日本発祥の貴重な焼き物でもあります。
ルーツは、なんと古墳時代まで遡り、それから何世紀もの間、多くの人々に愛され続けてきました。
1982年には、国の伝統的工芸品に。
2017年4月には、「きっと恋する六古窯 一日本生まれ日本育ちのやきもの産地ー」として、日本遺産に登録されています。
まさにこれからも残していきたい、日本の重要な文化財だと言えるのです。
現在では、伝統の炎を絶やさぬよう、岡山県備前市の伊部地区を中心とした地域で制作が行われています。
備前焼がどのように作られているのかというと・・・
1、粘土づくり
備前焼の原料となるのは、「ひよせ」と呼ばれる貴重な土。
粘土の成分が山から平地へ流れていくなかで、自然と精製され、地下に良質な粘土層が堆積されます。
ひよせはどこでもとれるというわけではなく、限られた地域で、時間をかけて大地が生み出したものでもあるのです。
ひよせをすぐに使うことはしません。まずは、2〜3年間、外で風雨にさらし、状態を安定させます。
その後、粉々に砕いて、ふるいにかけ、石や木の根などの不純物をしっかり取り除いていきます。
鉄粉も磁石などを使って取り除くというこだわりぶり。
純粋な土のみから作られているということが分かります。
2、形作り
出来上がった粘土を、ろくろなどを使って、形作っていきます。
こちらにも、代々受け継がれてきた陶技が活かされています。
形が完成したら、自然乾燥させて水分をしっかり抜いていきます。
3、窯焚き
備前焼は、登り窯などの薪窯を使用し、主に赤松の薪を使って焼き上げます。
薪を使用した焼成は、化石燃料に頼るガス窯や電気窯と異なり、燃焼により生じた二酸化炭素を、森の木々が吸収するといった循環型のサイクルが確立されるため、地球に優しい方法と言えます。
また、一つ一つの模様の変化は、焼き方を工夫しているから。
作品に藁を巻いたり、転がして焼いたり、重ねて焼いたり・・・
土の性質や、窯への詰め方、焼成時の灰や炭の状態によっても、仕上がりが大きく変わります。
焼き上げる期間は、約1週間から10日ほど。
休む間もなく、約1200度の高温で焼き続けられます。
その間、職人が三交代で窯の番を行うことになります。
4、冷却 & 仕上げ
焼き上げた期間と同じだけ、窯の中で冷ました後、作品を窯から取り出します。
作品は表面をヤスリで磨き、水漏れや割れていないかの検品作業を行なってから、水で洗い上げます。
多くの焼き物産地は、数社が分業制で一つのものを作り上げる中、備前焼は粘土作りから仕上げまで、すべてを自分自身で行うことがほとんど。
粘土作りから数えると、完成までかかる期間は、なんと半年以上にも及ぶのです。
また、陶磁器の場合、表面に釉薬という薬品を塗るのが一般的ですが、備前焼では施しません。
昔は、釉薬がかった華やかな陶器が人気となった時代もあり、釉薬を塗らない備前焼は、流行に取り残されたこともありました。
しかし、今となっては備前焼ならでは魅力となっているのです。
一つとして同じ色や模様になることはありません。
常に、世界でオンリーワンの作品が生まれていると言えるでしょう。
実は、備前焼は誰でも作れるわけじゃなかった!?19代目の出品者の方が生み出す、究極の備前焼とは!?
昔、備前焼は限られた家柄の方しか作れないものでした。
出品者の方は、その御子息の方。
備前焼のふるさとである備前市伊部を拠点とし、古くから続く「備前焼窯元六姓」直系の窯元の方です。
現在、窯元で使用されている扇形の陶印は、最古のもので、室町時代末期の大甕に印されていることが分かっています。
そんな出品者の方が、代々受け継がれてきた陶技を活かして作られたのがこちらの作品。
普段よく使う食器を通じて、備前焼の魅力を知ってほしいという想いが込められています。
こちらは、シンプルな長方形のお皿。
縁を軽く曲げているため、汁気のあるものでも盛り付けることができます。
また、備前焼は他の食器と比べて水分の蒸発力が弱く、料理の乾燥を防ぐ効果もあり、新鮮さを保ってくれます。
表面には目には見えない小さな凹凸があるため、食べ物が皿肌に密着せず、取りやすくなりますよ。
片面には松割木の灰がかかっており、丸い抜け模様(牡丹餅)がアクセントとなっています。
この模様は、作品の上に丸い土や小さい作品を置くことで作り上げられます。
まるでぼた餅を並べたような模様に焼き上がることから、牡丹餅と名付けられました。
また、胡麻のような粒がついているのも備前焼ならではの手法!
焼成中に燃え舞う灰が作品に付着し、それが高温でガラス化することで、このような焼き色が生まれます。
備前焼ならでの風情のある佇まいによって、食べ物をより魅力的に演出してくれること間違いないでしょう。
備前焼は「育てるうつわ」とも言われており、使うごとに風合いが変化し、手に馴染んでいきます。
神秘的かつ、ぬくもりのある素朴な美しさは、備前焼ならではの魅力だと言えるでしょう。
使い続けることで、どんどん愛着が沸いていくはず!
ご自身へのご褒美に、大切な方への贈り物にいかがでしょうか?
日本が誇る文化の一つである、備前焼ですが、年々、備前焼の職人は減ってきています。
粘土作りから窯焚き、完成まで、一連の作業を職人が行ない、窯焚きは10日間ほどを約1200度で焚き続ける必要があるなど、非常に手間暇がかかる仕事でもあるからです。
そんな中、出品者の方は、備前焼の魅力を多くの方々に知ってもらおうとさまざまな活動を行われています。
それは、「備前焼窯元六姓」直系の窯元に生まれた自分だからこそ、より多くの方々に備前焼の歴史、魅力を伝えることが大切だと感じたから。
現在は、さまざまな分野とのコラボレーションをしたり、ワークショップを開催したりされており、なんと仮想空間であるメタバースとのコラボも考えられていらっしゃいます。
IN YOU MARKETへのご出品を決めてくださったのもその一つ。
今まで、備前焼にご興味のある方に向けてのアプローチが多かった中、オーガニックにご関心のある方に向けて販売するのは初めての試みなのだそうです。
彩色や絵付け、薬品を塗ると言ったことはせず、自然素材を活かして作られていること。
薪が燃えて排出される二酸化炭素を、森の木々が吸収するという循環型のサイクルが確立されており、地球にとって優しい方法で焼き上げられていること。
職人さんが、粘土作りから完成まで時間をかけて丁寧に行なっている点については、オーガニックの商品に共通する部分でもあります。
今まで、工芸品に興味がなかったという方も、きっと備前焼の魅力にハマってしまうことでしょう。
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